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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
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日本登山大系

日本登山大系
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以前・・・と言っても数年前にこの本の存在を知り、青春を思い起こし老後(今です)の楽しみにヤフオクで買いました。
復刻版だけど全10巻で45,000円を送料込みで20,000円でした。

中身は40年代初めのいわゆるバリエーションルートの記録&ガイドです。

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[ 2016/11/12 11:13 ] | TB(0) | CM(0)

山は真剣勝負(本の感想)

友人から「山田哲哉さんの”山は真剣勝負”を読んだことある?」と聞かれ「読んでない」と答えたがそのとき聞いた本の題名がとても気にかかった。さらに「そこに書いてあることをuconさんは全部できますか?」と追い討ちをかけられ答えに窮したので早速読んでみました。
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著者  :山田哲哉
初版  :2006年1月27日
価格  :1400円(税抜き)

山田哲哉さんは幾多の冒険的登山をこなし、また困難を切り抜けてこられ、現在は山岳ガイド”風の谷”を主催しています。
ガイドと言ってもお客さんを山に案内するだけにとどまらず、お客さんを自立した山屋に育てようとしている一風変わったガイドさんです。
だってガイドにとってお客さんは何も知らないでリピーターになってくれるのが一番よいはずですよね。それが自立して巣立ってしまったらリピーターどころか商売敵にもなりかねないのだから。その辺りから山田哲哉さんが山が好きで好きでたまらないという人柄が伝わってきます。
この本はいわゆる登山技術書ではありません。山に向う姿勢、心構えを説いておられ素晴らしいと思いました。
本の題名の”山は真剣勝負”という言葉が全てを物語っていると思います。
この本を読んでいて知識や技術だけでは山には登れない。その土台として姿勢、心構えが必要だと説いておられます。
この感動を私のブログの読者のみなさんに伝えたくて紹介させていただきました。
どうかじっくりと読み、味わっていただきたいと思います。
多分同じ山登りをしてもこの姿勢と心構えが身に付くと10倍、いや100倍山が楽しくなると思います。

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[ 2013/08/28 10:56 ] | TB(0) | CM(2)

沢登り技術&ガイドブック

今日(6/19)は沢登りに行く予定だったが天気が悪くて中止し、最近買い求めた沢登りの技術書を読んだ。
この本は親しい友人が「uconさんの言っていることによく似ているよ」と教えてくれたのです。
まだ気になるところから順に拾い読みしている程度ですがとても良い本だとの結論に至ったのです。なにが良いかと言うと私の考えに合っているのです。(私は自己中心なのです)
普段友達や初心者に言っていることがそのまま書いてあって自分が認められたような、援護射撃をしてもらったような・・・とても嬉しくなりました。
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 初版発行  2013年4月20日
 著者    手嶋亨氏と同人トマの風
 発行所   (株)山と渓谷社
 価格    1980円
内容は前半に沢登りの心構えや技術、道具の説明で後半に著者お薦めの沢が全国をいくつかのエリアに分けて記載されています。
後半のルート案内はさておき、前半は少ない紙面にキチント整理され、分かりやすく沢登りに必要な技術・知識の基本が網羅されています。
おこがましいですが私の独断と偏見で「沢登りの骨格本」と呼ばせていただきます。
是非この骨格の上に経験や思考を重ねて肉付けをしてより充実した沢を楽しんで欲しいと思います。
これから沢登りをしたいな~と思っている人、既に始めている初心者にはある意味バイブル的に、そしてベテランは自分の姿勢や技術・知識の点検に役立つと思います。
是非1冊入手して雨で沢に行けないときはパラパラとめくって頭の中で沢に思いをはせてください。

ただ一箇所ウッ!と思うところがありました。
それは懸垂のロープの下を結ぶということ、私は結ばないようにしていることが多いです。
結ぶとコブが岩の突起や隙間、ブッシュなどに挟まったり絡まったりしたときニッチもさっちも行かなくなる可能性が大きいのでです。障害物があってもスルッとロープが通過することを優先するからです。(本人もスルッと抜けてしまうことがありますから注意)
しかしやはり基本は結んで慣れてきたら(懸垂の危険性がよく分かるようになったら)その場の状況にあわせて応用するものだと解釈しました。こういうことが前記した肉付けの例だろと思います。
蛇足だとは思いますが山での行動は意識的に行うとことが安全と楽しさに繋がると思います。
つまり、本に書いてあったからとかベテランが言ったからとかでなく、自分のこととして技術や道具はメリット・デメリットがあることを理解しその場の状況に応じて判断し行動することです。じつはこれが一番大変ですけどね。

なお、私は著者や発行所と何のかかわりもありません。ただ自分が大好きな素晴らしい沢登りをより多くの人に安全に楽しんで欲しいという思いからお節介ですが感想を紹介させていただきました。

また著者や発行所の方、以上の内容に不都合がありましたら恐れ入りますがご指摘いただきたくお願いします。

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[ 2013/06/19 17:09 ] | TB(0) | CM(7)

”極北に駆ける”を読む

植村直己さんの第2弾”極北に駆ける”を読みました。
極北に駆ける
南極大陸単独犬そり横断を夢見てその練習のため、グリーンランドでエスキモーと一緒に暮らし、単独で3000kmの犬橇旅行をしたときの記録です。
構成は第1弾の”青春を山に賭けて”は沢山の経験を駆け足で大雑把にまとめたな!との感じだったけど、”極北に駆ける”はじっくりと書いてあると思いました。ワクワク、ドキドキ、ハラハラそして時々微笑んだりニンマリしながら植村世界に引き込まれました。
エスキモーは日本人にとても近い人種だけど、世界中で一番かけ離れた環境と文化で生活している民族だと言っていますが読み進むうちにそれがよく分かります。
年中氷雪の中で生肉を食べ、犬はペットではなく道具(エンジン)であり、食料だし、フリーセックスだし、白熊もアザラシもカモメも人間以外の動物は衣食なのです。
考えてみると植物の育てない氷雪の世界でビタミンを摂るには生肉しかないのでしょう。寒いから腐らないし、日本のユッケ好きにとっては夢のような世界なのです。それを食べないと生きて行けないので植村さんは吐き気を催しながら生食に立ち向かい克服しました。
そしてスノーモビルはないし、植物もないので馬やトナカイに橇を引かせることも出来ません。あるのは海から得られる生肉だけだから家畜は犬だけなのです。その犬を扱えないと移動できません。そしてエンジンに感情は必要ないし、食肉に感情を入れたら生きて行けません。でも植村さんも流石にこれは克服出来なかったようです。犬を叩くまでは出来ても殺したり、食べたり出来ないのです。
フリーセックス、これも食料が少なく人口が希薄な世界では種の保存のためにはどうしても必要な知恵なのでしょう。孤立した100人くらいの集団では近親婚になり劣勢遺伝で厳しい環境への適応力がなくなり絶滅してしまいます。だからそのためとエスキモーたちが考えたのではなく、種族が生き残りるため自然に備わった法則なのでしょう。植村さんも最初は意地を張っていたけど最後はチャッカリとこの文化も受け入れて、エスキモーの民族繁栄に貢献しているようです。(成果は不明ですが・・・多分)

植村さんは登山家と言われますがどうやら登山家の枠からははみ出してしまう人ではないかと思います。
あえて言えば”冒険家"なのですね。
過酷な環境に常に身を置くことが好きなのでしょう。その中で生き抜くことが正に生きていることを実感できたのでしょう。そこが山でもジャングル(アマゾン)でも南極でもグリーンランドでもどこでもいいのです。(砂漠と海はなかったな~)大自然の中にひっそりと入り込んで潜み溶け込んで自然の一部になりたかったのだと思います。
だからパートナーは邪魔だったのだと思います。だって植村さんのように自然の一部になれる人(パートナー)はまずいないですから。

この本を読んで実は私も本当は植村さんのように自然の一部になるのが好きなのではないかと思いました。
山が好きだと思っていたのは錯覚で本当は自然(宇宙)の一部になりたかったのだと気付きました。
自分の全身全霊を使って生き抜く・・・これから残された短い(多分)時間をそんな風にすごそうかな?・・・ヒッソリと自然に帰りたい。

手始めに以前使っていたカヤックを引っ張りだして点検してみよう。
そしてそれで植村さんの向こうを張って極北の大河”ユーコン”を下ろう。
まずは金目川を自宅前から海まで下ることから始めよう。
(実はこれは20年前にやっています。土手を歩く小学生に「おじさ~ん、どこまで行くの~」と冷やかされながら。でもおそらくこの川をカヤックで下ったのは私が世界で初めてだと思います)
[ 2012/04/04 08:48 ] | TB(0) | CM(0)

”青春を山に賭けて”

植村直己

植村直己さんの”青春を山に賭けて”を読んだ。
私は自慢ではないが(本当に自慢ではないです)今まで山の技術関係やガイドブック、雑誌は読んだことはあるが紀行文や小説、エッセイなどを読んだことが無かった。それが急に植村直己さんの本が読みたくなったのだ。
今まで植村さんはいろいろな登山家の中でなんとなく親しみを覚えてきた。なぜかというと植村さんは登山家とは言いながらも筏での川下りや犬橇での雪原横断など山とは言えないことにも情熱を燃やす人だからかも知れない。
実は私ごとで恐縮だが私も40代のころカヌーでの川下りに嵌ったことがある。茨城県の那珂川、静岡の大井川、山形の最上川、岩手の北上川、北海道の手塩川、釧路川などを源流から河口(海)まで一人で下った。
そして犬橇は無理だが鉄馬(バイク)に跨って一人で九州から北海道まで走り回った。
恐れ多いことだが何だか似ていると感じていたのかも知れない。
そして人柄だ。今回、表題の本やサイトで見た限りかなり劣等感を持っていて控えめな人だったようだ。実は私も劣等感の塊で口下手で人前が嫌いだ。(これは自己評価であって、知人たちは認めてくれていないが)
とても親しい知人が植村さんの講演を聞いたことがあり、それを自慢にしていた。「楽屋で二人だけで30分話した」というのだ。その人は植村さんと同い年だがたまたま「名前(直己)の由来は?」と聞いたところ、「巳年生まれだから」との答えだったそうである。
その話を聞いたときから植村さんが好きになり、一度講演を聴きたいと思っていたがマッキンリーの冬季単独登頂後消息を絶ってしまった。とても残念です。
植村さんは私より4歳年上のお兄さんである。いま健在なら71歳だ。会って見たいな、植村さんに。

ところで初めて読んだ表題の本の内容は明大山岳部、カリフォルニアの農場での資金稼ぎ、モンブラン、キリマンジャロ、アコンカグア、アマゾン川、エベレスト、マッキンリー、ジョラスまでのぎりぎりの体験を駆け足で書いてある。ご自分で言われるように「自信あるのは体力だけ」がボクトツとした表現で滲み出た構成だ。その一つ一つが十分一冊になるほどの内容とボリュウムなのに・・勿体無い!是非一つ一つをもっと詳しく聞きたいと思った。
意外で面白かったのがキリマンジャロの麓の村でキクユ族の娘さんと一夜をともにし、初めて大人になり、朝「一緒に住んで欲しい」とせがむ娘さんを振り切ってキリマンジャロ行きのバスに乗ったことや、アンデスの山越えのバスでアマゾンの任地に向かう若い修道女さんに恋して思いを打ち明けたら「私は修道女だから全ての人を平等に愛します」とやんわりと振られ、アマゾン下りの筏にその人の名前を付けたり、厳しい氷雪の壁でその人に「助けて!」と頼んだりということまで書いているのです。
あんな偉大な人の中にヤッパリ普通の人の面(人間味)もあるのだと更に親しみがわきました。
マッキンリーからひょっこり帰ってきて、いろいろな話を聞かせてもらいたいな~ トツトツと。

今回、急に本を読むようになった切っ掛けは電子ブックを手に入れたからだ。
ここ10年近く本を読むのが億劫になっていた。それは老眼で文字が判読できなくなったから。特に朝夕や室内では単行本などの文字は見えない。ところが電子ブックなるものが出て、文字の大きさを変えられるのを知った。大きな文字なら読めるぞ!と早速ソニーのリーダーという商品を買い、本をダウンロードして読み始めたのだがとても具合よい。いつも手元に置いてほんの少しの時間でも読んでいる。待ち合わせなどでは約束時間よりも早めに行って読む。ちょうど佳境に入ったときに相手が来ると「もう来ちゃったのかよ!多少遅刻してもいいのに!」と思うようになった。電池は1万頁読む分持つとカタログに書いてあるし(使った感じはその半分ぐらいか)これはお勧めの優れものです。(老眼鏡を100円ショップで買った方がよいかも知れないけど)

という訳で今は植村さんの2冊目”極北に駆ける”を読み始めました。

山好き、アドベンチャー好き、大自然好き、犬好き、風が好き・・・の方、植村さんの本を読んでみてください。
たちまち植村さんのファンになりますよ。(まだ1冊読んだだけのくせに!)

[ 2012/03/17 19:45 ] | TB(0) | CM(2)
プロフィール

ucon

Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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