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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 2012年10月

白石沢(丹沢)

日程  :2012年10月29日
メンバー:ikukoさん、みかんさん、私
天気  :晴れ
装備  :8mm30ロープ×2、アクアステルス、チェーンアイゼン、ハーケン
ルート&タイム 
用木沢出合6:30→7:30ザレ沢出合(入渓)→7:40F→11:40白石沢大滝→12:30登山道→(登山道下山)→13:50用木沢出合
白石沢

記録
以前から白石峠から下る途中に立派な滝が見えるのでいつかはと思ってが、みかんさんとikukoさんから声がかかったので二つ返事で計画した。
滝場は短く、入り口と出口は登山道に直結しているのでノンビリ楽しむことにした。
結果はどの滝も難しく結局巻きの練習になってしまった。

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白石沢本流とザレ沢の合流点。左が本流。
ここまで用木沢から登山道を1時間。
地形図の登山道は白石沢本流に沿っているが実際は少し右のザレ沢に入って斜面をジグザグに登っている。

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本流に入ると直ぐに堰堤が3つ現れる。どれもハシゴが設置されているので簡単に超える。

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F1、15m
直登は無理そうなので出来るだけ小さく巻こうと左岸をアチコチと試すが登れそうで登れない。理由は勇気が無いのと岩がボロボロとはげるから。結局50mくらい戻って左岸の木の生えた急斜面から取り付き、落ち口まで4Pトラバースした。

F1前で

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イワシャジンが咲き残っていた。この花は「花の命は長いので・・・」かも知れない。(意味不明・・恥しい・・)

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F1の落ち口でロープを片付けるみかんさん。

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F1の上には滝が続いている。

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F3.左のノッペリした岩を乗り越えればあとは簡単そうだがこの岩が濡れていて滑りそうで怖い。何とかハーケンをとリス(岩の割れ目)を探したが見当たらず諦めて左岸を巻いた。

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巻き上がって落ち口でロープを整理するみかんさんとikukoさん。私は次のルートファインディングで忙しい?のです(言い訳です)

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滑床が続く・・と言っても見えるだけです。

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滝が続く・・と言っても見えるだけです。

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白石の滝。  ないやら人影が・・と思いながら近づくとお揃いのオレンジ色のコスチュームの若者の一団が懸垂で降りてくる。聞くと警察と消防で行方不明者を捜索しているとのこと。
この滝は2段で下段はシャワーを覚悟すれば直登可能だが上段は無理。
結局下段は私とみかんさんが左壁のバンドから越え、ikukoさんは上から確保してシャワーを浴びながら直登した。

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ビッショリになっているのになぜか嬉しそうに登ってくるikukoさん。

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上段は無理!(私には)。テラスから右のザレを登れば50mで登山道だが、ここはあえて左から巻く。

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巻きの途中から見上げた白石の滝の上段上部。

白石の滝の上で滝場は終わり登山道が沢を横切っているのでそれを使った下山した。

行方不明の人が無事で助け出されることを祈ります。

同行者のブログ
 みかんさんのブログはここをクリック 
 ikukoさんのブログはこちらをクリック
END
[ 2012/10/30 07:48 ] 沢登り | TB(0) | CM(2)

栗駒山

日程  :2012年10月22日
メンバー:SAKOさん、ゆりさん、Yamaya
天気  :晴れ
コース&タイム
須川温泉5:50→6:30名残ヶ原→7:15昭和湖→8:30稜線→8:50栗駒山頂9:30→10:10産沼10:30→11:00三途の川→11:30名残ケ原→12:00須川温泉
栗駒山

記録:
 21日は焼石の予定だったが雨と休養のため中止して栗駒に移動しました。
昼頃に到着して須川湖キャンプ場で車中泊。ゆっくりと紅葉真っ盛りの須側湖畔を散策したり、温泉に入って身体を休めました。
このキャンプ場は一人400円で栗駒山荘の入浴券200円分が付きます。ちなみに入浴料は600円なので計算がよく判らないけどSさんが一人800円だと言っていました。

須川湖の周りを散策しました。
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ここから4枚は須側湖近くの小仁郷沢を橋の上から見た紅葉です。
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22日
キャンプ場から温泉の駐車場に移動して登山開始。

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須川温泉登山口です。早朝で気温が低いのか流れる温泉からもうもうと湯気が出ていました。

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黒いバイプは旅館に温泉を引くものでしょう。その右側は温泉の小川が流れていて、昼間は足湯になります。

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温泉街?の直ぐ上に聳える高さ15m位の岩山です。下の道路からはマッターホルンのようだったので栗駒のマッターホルンと勝手に名づけたけど、少し登ったここから見るとピラミッドのようなので栗駒ピラミッドとまたまた勝手に改名しました。

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登山道(遊歩道)のまわりの木々は程よく色づいていました。

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名残ヶ原に着きました。草モミジの向こうに見えるなだらかな山が栗駒山頂です。

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ピッタ沢の源頭です。緩やかな気持ちの良い道です。

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沢の中にハートの模様の岩がありました。

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朝日に紅葉が輝いています。

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昭和湖です。昭和に出来た湖(池)らしいです。(誰でもわかるので無駄な説明をするな!!←外野)

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昭和湖畔のトイレです。この景色の中で・・・気持ちいいだろうな~

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稜線の鞍部(天狗平)に出ました。

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反対側の南斜面です。

山頂で記念写真を撮り忘れました。

しばらく休んで自然観察路を下ります。

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産沼です。

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三途の川の紅葉です。

最後まで紅葉、モミジの登山でした。

下山後天気情報をみると明日23日は日本中強風と雨だとのことで予定していた鳥海山を中止して帰途についた。途中の国見SAで車内泊して23日昼過ぎに無事に帰宅しました。

end
[ 2012/10/24 06:01 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

森吉山

日程  :2012年10月20日
メンバー:SAKOさん、ゆりさん、Yamaya
天気  :晴れ
コース&タオム:
登山口6:05→8:15黒石川登山道分岐→8:55山人平→9:30森吉山頂10:00→10:30山人平→11:05黒石川登山道分岐→13:05登山口

森良山

記録:
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奥森吉青少年野外活動基地のキャンプ場から10分で森吉山ヒバクラ登山口駐車場に着きました。20台くらいは駐車できる広さがあります。
この写真は駐車場からの登山道の入り口です。綺麗に刈り払いが出来ています。
ただ立派な割りに標識が見当たらずちょっと不安です。

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登山道に少し入ったらシッカリと標識がありました。一安心です。

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しばらく登るとブナ?が真っ赤に色づいていました。

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紅葉の樹林帯を登りきると広い尾根に出ます。今日もご機嫌の同行者です。

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西ノ又登山道との分岐です。

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更に進むと山人平という草原に出ます。ゆったりとした山容の森良山が見えます。
この辺りは雪解けの6月頃に来ると花々が咲き誇っているだろう・・などと想像します。

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緑のクマザサと草モミジのコントラストが見事です。

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振り返ると遠くに八幡平が広がっています。

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更に進んでまた振り返ります(前方の森吉山頂方面の景色は変わらないから)ユッタリとしたヒバクラ岳が見えます。近いと思ったけどヒバクラ岳からここまでかなりの距離があるのに驚きました。

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森吉山山頂部の斜面。

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同行の二人。青い人の姿勢が・・・ちょっと気になりますが・・・女性なので問題ありません。

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山頂に着きました。後ろの下の方にロープウェーの山頂駅が見えるのですが・・・。

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下山中の同行者

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下山時の景色。登るときに気がつかなかった美しい発見です。

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何とか花を入れたいと思ったのですがこの時期は全く花がありません。その代わりです。

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駐車場に戻ってきたら車が増えていました。

この後、焼石岳に移動しました。

end
[ 2012/10/24 05:59 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

桃洞沢

日程  :2012年10月19日
メンバー:SAKOさん、ゆりさん、Yamaya
天気  :曇り時々小雨
装備  :7.5mm35m、8mm30mロープ

ルート&タイム
森吉山野生鳥獣センター6:15→7:00上谷地→8:00桃洞の滝→8:30右俣出合→10:40林道→11:00登山道との交差点→(登山道下山)→13:00森吉山野生鳥獣センター

桃洞沢
当初は地形図に引いた緑のルート(桃洞沢を遡行して赤水沢を下降)であったが小雨が降ってきたので予め想定しておいたエスケープルートを使って林道に出て下山した。

記録
 今回は”東北の山旅”と称して桃洞沢、森吉山、焼石、栗駒、鳥海を登る予定で出掛けてきた。
 桃洞沢はその第一弾です。
 東北道をひた走り、鹿角で食料を買い込んで奥森吉青少年野外活動基地に日が暮れて到着。
 真っ暗で何も分からぬままオートキャンプ場で車中泊した。
 翌19日の朝キャンプ場から森吉山野生鳥獣センターに車で移動した。

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オートキャンプ場の炊事場&トイレ。5区画に1つづつこれがあり、このセットが広いブナの林の中に点在している。

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目の前には燃えるようなモミジ。

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我々のベースキャンプ。今回はSさんが車(スバルサンバー)を提供してくれた。
車内泊初心者のSさんもYさんも「快適快適」とご満悦であった。

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鳥獣センターの駐車場に車を止めて舗装された道を5分下ると右側に大きな看板とトイレがありました。
桃洞の滝までは観光地なのでかなり整備されています。

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トイレの脇を入ると直ぐにブナの林になります。

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赤水沢への分岐。「帰りはここに出てくるのだな」

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桃洞沢の川岸に出ました。水量は少ないようです。それにしても綺麗です。

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遊歩道が対岸に渡る飛び石が見えてきました。

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同行の二人もご機嫌です。

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川に段差が出始めました。

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桃洞ノ滝です。右側のバンドを登ります。バンドには足が乗る程度のステップが刻んであるので安心です。
この後、殆どの滝は左右をよく見ると岩を削ったステップがありました。

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桃洞の滝の落ち口から見た下流方面の紅葉です。
ここでメンバーの一人から「ヘルメットを忘れた!」との発言。「エッ!!」と驚いて見ると頭に載っているのはただの帽子。「どこへ忘れたの?」、「分からない」、また「エッ!」・・・
3人でここまでの行動の検証を始める。先ず歩いているときに落とすことは無いから、止まって荷物を下ろしたときと判断。荷物を下ろしたのは4回。
1回目はキャンプ場出発時:ここではザックに入れたのを覚えていた。
2回目は鳥獣センターで車を降りて靴などを履いたとき:本人は覚えていない・・同行者は意識していなかった。
3回目はyamayaがよんどころない用事をしたとき本人がザックを開けてあるものを取り出してくれたとき:この ときは用事が済んで歩き出すとき本人が一番後ろだったので確認不能。
4回目は桃洞の滝の下でハーネスを着用したとき:落ち口からそこは見えるので確認したら無い。
以上から可能性は2回目、3回目だ。
で、どうする?両方ともかなり遠いので探しに行くと時間的に無理。そして桃洞の滝を下りるのはちょっと危険と判断して、林道に出る最短のエスケープルートと使って沢から脱出し、予定したルートは諦めることにした。
・・・幸い?雨も降ってきたし・・・

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平らな川床を歩きます。水面の下にはポットホール(川床の窪みに入った石が水の流れで回転して岩を削って出来る竪穴。甌穴やカメ穴とも言われる)が至るところに潜んでいて、気を抜くと落ち込むので慎重に。背が立たない深いものもあります。(逆に浅いと怪我をするかも)

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ご機嫌の私。「小雨が降っていなければもっと気分がいいのに!」、でも雨に煙る紅葉もまた風情があります。

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逆さ紅葉    撮影はゆりさん。
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この滝はちょっと手強かった。左側にお助けがあったのでそれに縋ってブッシュまで登り、木を手繰りながら越えました。

コピー ~ P1120957
相変わらずご機嫌です。

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源流です。このあとヤブコギも無く直ぐに林道に出ました。

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林道を20分ほど歩いて森良山への登山口に入って鳥獣センターに戻りました。登山道は地形図と違って尾根通しだったので林道をそのまま行った方が良かったかもしれません。登山道は刈り払いもよくしてあり気持ちが良かった。
で、問題のヘルメットは?・・・・ありました。車の中にキチンと保管してありました。本人は「ラッキー!」と喜んでいました???

end
[ 2012/10/24 05:57 ] 沢登り | TB(0) | CM(1)

湯船山&三国山

日程  :2012年10月9日
場所  :湯船山(西丹沢)、三国山(山中湖)
天気  :曇り後晴れ
コース&タイム:
明神峠→(1時間)→湯船山→(30分)→明神峠。三国峠~三国山 登り30分、下り20分三国軌跡
①明神峠から湯船山往復と②三国峠から三国山往復の二つに分けてのハイキング。

記録
地域の秋祭りでご馳走を食べすぎ、お腹はボテボテ、気持ちはダラダラになってしまったのでハイキングがてら秋の花を撮ろうと出掛けました。
でもあった花はトリカブト、ノギクだけでブログに書くことも出来なくなってしまいました。・・が、暇だからこれを何とか読者を引き付け感動してもらえるブログにしてみようと頑張ってみましたが・・・・はたして?
ヤッパリダメでした。絶対ツマラナイと思うので飛ばしてください。ごめんなさい。

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明神峠~湯船山の途中の北側斜面のモミの林。人工林のようにも見えるが並んでいないし、太さもマチマチなので自然林のようだ。

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三国山から駕篭坂峠方面への道をみたところ。ISO400で撮影してみたら、まだ緑濃い木々が秋の風情になった。

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同じ場所をISOをオートに戻して撮影。実際より少し青み掛かって見えます。がISOが分かりません。これではISOを変えて撮った意味ないな~

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トリカブト この辺りの森の下草は鹿が全部食べてしまったけど、流石に鹿もトリカブトは食べません。

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ノギクが一群咲いていました。これも鹿は食べないのかな?
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ヤッパリ トリはこの写真を出さないとブログが締まらない。
                                
 
[ 2012/10/11 07:58 ] ハイキング | TB(0) | CM(1)

霞沢岳 八右衛門沢

日程  :2012年10月4日
場所  :八右衛門沢から霞沢岳に登る
メンバー:単独
天気  :晴れ後ガス
装備  :ロープ 7mm20m1本 巻いた後、沢に戻るのに5mの懸垂。空身で滝を登ってザ           ックを引き上げに使った。
     シュリンゲ・カラビナセット×2 使用しなかった。
     カム 2個  使用しなかった。
     ハーネス 沢用の軽い物を着けた。
     靴   キャラバンのGK67 トレッキング用だがフリクションが効いて問題なかった。
     チェーンアイゼン  滝の巻きと詰めのザレで使用し効果的だった。
     ヘルメット 着用
コース&タイム:小梨平6:45→7:10八右衛門沢出合林道入り口→7:30林道終点→13:30K213;45→17:00徳本峠→18:25梓川→18:30明神館→19:15小梨平
霞沢軌跡

記録 朝3:30に起きてお湯を沸かし夕べ作っておいたアルファ米にかけて湯漬けを食べているとなにやらパラパラと音がして、それが次第に大きくなる。雨だ! 高度計を見ると気圧も下がっている。雨では仕方ない。「停滞だ」と決め、再びシュラフにもぐりこむ。
隣のテントのガサゴソする音に目が覚め、覗いてみると正に隣の住人が撤収して出掛けるところ。「雨なのに行くのですか?」と声を掛けると「とっくに止んでいますよ。東の空には晴れ間も見えます」との声。時計を見ると6:30、まだ間に合いそうだ、八右衛門沢に出掛けることにする。
4:30には出掛ける積りだったので2時間以上のロスだが何とかなるだろう。徳本峠小屋に泊まってもいいし、ビバークしてもいいし。
河童橋、バスターミナル、帝国ホテルを越えて八右衛門沢出合に向かった。

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これが八右衛門沢に架かるバス道路の橋。

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橋から上流を見たところ。堰堤工事をやっているようだ。

橋の左岸に広い林道(正確には工事用道路か?)があり入って行く。入り口の看板に「不審者を見たら通報のこと」と書いてあった。ヤバイ!通報されるかも? でもまだ8時前なので工事関係者が誰もいなくて助かった。

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川原に鉄の杭が沢山あった。多分これも土砂止めの堰堤なのだろう。

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その上流で新しい堰堤工事をしていた。

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なにやら石に2本の線が張ってある? 新式の鹿柵か?熊柵か?

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端に電線が付いている。おそらくこれは土石流センサー・・かも。

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また堰堤が出てきた。これは左側から越える。ここにも土石流センサーがあった。

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すぐ上に石積堰堤。これは真ん中を越えてセンサーを潜った。が、センサーに触れてしまった! もしかしたら土石流発生と間違われるかも。

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振り返ると帝国ホテルの赤い屋根が小さく見えた。

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谷は荒々しい様相になってきた。この谷は出合から水はないので「沢だから水は現地調達しよう」などと思ってはいけない。私はこんなこともあろうかと1Lを担いでいる。エライ!!

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大石が詰まったような3mくらいの涸れ滝。V字状のところが越えられそうだが「万一失敗して脚でも挫いたら?」とおびえて踏ん切りが付かない。さんざんトライしてみるも結局左岸の草付きを巻いた。20分くらい時間をロスしてしまった。

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これも3mくらいだが左岸を巻く。ひと目見て素直に巻いた。なにせ時間が貴重なのだ。

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これも即、左岸を巻きました。

その後は特に大きな滝もなく、ガラガラの川原状を浮石を気をつけながら歩く。景色もただのガレ沢なので写真を撮る気も起こらなかった。

2200m付近で二俣になりルートは右俣なのに川原は左俣だけしかなく二俣に見えない。ドンドンと左俣に引き込まれそうになってGPSを確認すると「右に行け!」と言っている。地形図を良く見ると右俣の出合は沢状になっていず、斜面状になっている。実際草と灌木が混じる斜面であった。
このまま左俣を詰めようかと思ったが、殆どの記録が右となっている。左に行って万一越えられない滝に出会うと時間をロスするので右俣にトラバースした。
右俣は広く急な灌木交じりの草地でそこをズンズン(とは行かず休み休み)登って行く。時々細い川原状も出てくるのでそこを選ぶが直ぐに消えてしまう。右端に沢状があるのかと思ってトラバースしたが無駄だった。
2400m付近でハッキリした川原状に出るが少し登ると左にカーブしていてどうやら中間尾根に突き上げてしまいそうなので右の草と灌木の急な斜面をヒタスラ登る。
本当は写真を撮ればいいのだかどうにも絵にならないのでとに角ただただ登った。

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やっと尾根にでたらハイ松の中の小さな空き地にシラタマノキとゴゼンタチバナの実がビッシリとなっていた。

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見えた!K2だ。ハイ松の中に薄っすらと踏み跡があった。

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K2山頂には特に撮影意欲を掻き立てるものが無かったので自分撮りした。

最初は霞沢岳にゆくつもりだったが時間が押しているので諦める。・・疲れているし・・・

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梓川側はガスだが島々谷側は晴れて紅葉が綺麗だった。奥の大きなピークはジャンクションピーク、徳本峠はあの向こうにある。

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島々谷側の斜面

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尾根上のモミジは真っ盛り

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樹林の中の道。

徳本峠で日が暮れてしまった。よほど泊まろうかと思ったが8000円が勿体無い。ヘッデンを点けて小梨平まで帰ることにした。
暗い夜道をトボトボと歩く。今日は帝国ホテルの前のバス停でバス待ちの人と「おはようございます」と言葉を交わしてから誰にも会っていない。人恋しい!! 梓河畔の道に出れば夜とは言え人通りは多いだろうと思ったが真っ暗闇だった。
明神館の前のベンチで休んだが窓は明るくなっているが人は見かけなかった。それから小梨平までも長かった。
19:15に右手にやっとチラチラと灯かりを見つけたとき「脚よ、アレが小梨の灯だ」と話しかけていた。

[ 2012/10/07 07:47 ] 岩登り | TB(0) | CM(2)

奥穂南稜

日程  :2012年10月3日
場所  :奥穂高 南稜
メンバー:単独
天気  :晴れ時々ガス
装備  :ロープ 7mm20m1本 スラブを登るとき転落防止に使ったが結果は不要だった。
     シュリンゲ・カラビナセット×2 上記の転落防止時にフレンチに使用した
     カム 2個  使用しなかった。
     ハーネス 沢用の軽い物を着けた。
     靴   キャラバンのGK67 トレッキング用だがフリクションが効いて問題なかった。
     ピッケル 前日の偵察時に雪渓から岩に下りる時のステップカットに使用した。
          当日はテントに置いていった。
     アイゼン チェーンアイゼンを持参。長さ300mの雪渓では有効であった。
     ヘルメット 着用
ルート&タイム 岳沢テン場5:10→10:20南稜の頭10:45→12:00紀美子平→13:30テン場

奥穂南稜軌跡
 赤い線はGPSの軌跡で薄いピンクはGPSが不調で軌跡が取れなかったのでハンドで書き加えた。

記録 今回はウェストンさんの足跡を辿ろうと計画した。南稜はウェストンさんが奥穂に初登頂したときのルートで上高地から1日で往復したそうだ。今回登った感じからはとても1日でここを往復するのは無理!。上高地から岳沢までの道も無くそして装備が粗末?な時代でのことだから凄いことだと感じた。やはりウェストンさんは凄い登山家だったのだ。
今回私はバテバテで吊り尾根に出るのがやっとで奥穂まで行ってなくウェストンさんの足跡を辿ったことにはなっていないのです。

前日(2日)に現地入りし、先ずは取り付きの偵察。
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岳沢まで登っている途中で撮った写真です。 天気は上々で稜線にも雪はなく最高のコンディション。
右の沢奥の雪渓がある下の方に紅葉がある尾根が南稜で右が滝沢、左が扇沢、紅葉の間に食い込んでいるルンゼが南稜のルート。上部のギザギザがトリコニーだけど・・・小さくて見難いので写真をクリックしてください。

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岳沢のテン場に着く。買って初めて使うテント。西穂の稜線に良く映える。
張り手間は吊り下げ式に比べるとチョッと面倒かな?そして風があると難しいかも知れないがそれは承知で選んだから欠点ではない。というよりもうそういうところには行かないのだ。
もう一つ、天井が低い。165cmの私が胡坐をかくと頭が支える。35mmの暑さのエアーマットに座るといつも「こんにちは!」状態。まっ良いか!寝てれば良いんだから! よいところは今回岳沢に1泊、小梨平に2泊し、そのうち1回は雨が降ったが本体内側に結露は無かった。勿論フライの内側はビッショリでした。
何よりも軽いのが最大の利点です。

P1120764.jpg
テントを設営したら早速取り付きの様子を見に行く。雪渓にシェルンドはないか?渡れるところがあるか?
正面の紅葉の中に割り込んでいるのが今回のルートで右が滝沢(大滝)だ。扇沢は少し手前から分かれている。
上に見えるのはトリコニー。右からⅠ、Ⅱ、Ⅲ。ルンゼを真っ直ぐ登ってⅠとⅡを越えて行くのだ。

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雪渓の先端から仰ぎ見る。凄いな~

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右側にある滝沢大滝。柱状節理の岩がカラカラに乾いていた。登ってみたいけど。。。ルートはあるのだろうか?

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さて、偵察偵察。雪渓から岩に渡れるところを探さねば! 先端部分はこんな状態でとっても無理!!

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振り返ると「お!あそこなら簡単に渡れそうだ」

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近くへ行ってみるとこんな感じ。楽勝楽勝! とりあえず明日はピッケルを持たなくて良いように雪面にシッカリと足場を刻んで偵察&ルート工作?完了。

偵察を終え安心してテントに戻ったのがまだ11時。暇だ~
午後、隣にテントを張った人と山談義(おしゃべり)したり、昼寝をしたり・・・

3日朝4時に起きて5時に出発する。
ルートは昨日の偵察通りに前穂への道を少し登って、道が右に曲がるところを直進する。ブッシュの中に踏み跡がある。
直ぐに雪渓に出て、アイゼンをつけて登り昨日刻んだステップから岸に渡る。すこしグズグズのザレ場を横切ってルンゼに入る。
ルンゼに入れば岩は硬くフリクションで登って行く。ただ時々浮いている大きな石もあるのでこれに乗ったり、掴まったりすると下のシェルンドまで転がり込む可能性もあるのでとにかく慎重に。

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後ろを見ると「お~ 真っ白な怪物が真っ黒な口を開けて待ち構えている」万一滑って転がったらあの口の中に吸い込まれるのか!お~ 怖!!」

ルンゼの中には3つの数メートルの滝がある。どれも4級程度であり、低いのでワンアクションで越えられる。
草付きに巻いたような跡も見られるが巻く方がよっぽど怖い。

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ルンゼは源頭の様相を呈してくる。苔の上に乗らないように。

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振り返ると「白い怪物の口が見えなくなった。よかった良かった??これで安心??」

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これはルンゼの中にある踏み跡?です。

ルンゼの最後はスラブ状の壁になっていて、中央が登れそうだけど・・怖いので右から取り付きました。

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スラブを越えるとハイ松の中に入ります。でもハイ松の中にもシッカリとトレースは付いていました。

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右側を見ると明神の稜線

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後ろを見ると上高地を囲むように霞沢岳、乗鞍岳、焼岳が広がっています。

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左を見ると西穂の稜線と大パノラマを独り占めです。

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最後に下を見ると・・アレ!また白い頭の灰色の大蛇が山裾に噛み付いています。

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真っ赤なナナカマドがありました。オイラの顔も心なしか紅葉しています?

この間Ⅰ、Ⅱ峰の岩稜を必死に登り写真を撮る余裕がありませんでした。

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やっと緩やかな斜面になって振り返るとⅠ、Ⅱ峰を越えていました。ホッ!

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左側にⅢ峰がありました。これはルートから外れているので関係ありません。

このあたりの標高は2700m、南稜の頭は確か??3140mくらいなのでまだ400m以上あります。
精神力、体力とも使い果たしてしまったのにー~です。10歩歩いて休みの繰り返しで上を目指します。

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「かなり来たな~」と思って後ろを見るとⅡ、Ⅲ峰が直ぐそこにありました。ガックシ!

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草付きの中に岩稜があるのでそこを辿るとこのような上に出てしまいます。

ヨロヨロとやっと南稜の頭について登山道にでて倒れ込むように休みました。
ここでりんごを1個丸かじり。などしていたら写真を撮るのを忘れてしまいました。

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紀美子平を越えて真黄色のダケカンバに出会ってやっと写真を撮る余裕が出てきました。

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岳沢小屋(元岳沢ヒュッテ)の屋根とマイテントが見えてきました。

テン場に付いたら隣のテントの人が心配して待っていてくれました。
今日はテング沢からコル、ジャン、奥穂、重太郎を回ってきた人で私が一人で南稜に行くと言ったので心配して見守っていてくださったのです。感謝感謝です。

その後、テントを撤収して今日の泊地の小梨平に下りました。

明日は霞沢岳沢八右衛門沢に行きます。

[ 2012/10/06 07:16 ] 岩登り | TB(0) | CM(3)
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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