FC2ブログ

”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 2013年01月

登山と一酸化炭素中毒

はじめに
 駐車場の車の中で暖をとるために登山用バーナーを使ったことで一酸化炭素中毒にかかって
 しまいました。幸い気が付くのが早かったので重大トラブルは避けられましたが一酸化炭素
 中毒は車に限らずテントの中での調理などでも可能性は高いので反省も含めて調べたことを
 まとめてみました。

一酸化炭素とは
 炭や灯油、ガス(プロパンやブタン)などの燃料を燃やすと炭素一つと酸素二つが反応して
 二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。このとき酸素が充分供給されていればいいのですが
 密閉されたテントや車内だと酸素が足りなくなり、炭素に酸素が一つだけしか反応出来なく
 なり一酸化炭素が出来てしまいます。
 また、ニ酸化炭素(炭酸ガス)が高温の金属に触れた場合も一酸化炭素が発生します。

一酸化炭素中毒とは
 人間は空気(酸素)を吸うと肺で血液中のヘモグロビン(赤血球)が酸素と結びついて体の
 隅々に送り届けます。ところが空気中に一酸化炭素があるとヘモグロビンは優先的に一
 酸化炭素と結びついてそれが血液に乗って体内を回るので体内に酸素が供給されなくなって
 しまいます。(酸欠状態になる)
 一酸化炭素は酸素の300倍もヘモグロビンと結びつき易いので空気中に0.07%の一酸化炭
 素があるとヘモグロビンの半分が一酸化炭素と結びつき、体内への酸素供給量は半減し、特
 に脳の細胞が破壊されてしまいます。
 ちなみに2011年には事故で焼く1000人、自殺で約1000人の人が一酸化炭素中毒で亡くなって
 います。
  症状
 一酸化炭素と結びついたヘモグロビンの量(これをFCOHbと言う)が10%になると症状が出始
 めます。
 はじめは頭痛、めまい、どうき、息切れ、吐き気などで顔は赤く火照ったようになります。更
 に進むと意識が朦朧として痙攣が始まり、昏睡状態になって死に至ります。
 診断
 前記の症状や異変に気付いたときの状況(環境)、そして動脈採血をしてFCOHbを測定しま
 す。通常は1%以下。但し初期症状は風邪などに似ているので状況説明をシッカリ行わなう
 ことが大事です。「一晩様子をみよう・・」などと判断すると治療が遅れる分ダメージは大き
 くなります。
 治療
 応急手当は新鮮な空気のところに移動して沢山の空気を吸います。
 そして出来るだけ早く100%の酸素を高圧室などで体内に送り込んで一酸化炭素を体から排
 出します。高圧室が無い場合は酸素マスクで出来るだけ多くの酸素をFCOHbが平常に戻るま
 で供給し続けます。脳細胞の壊死は酸欠状態の時間によって決まります。
 後遺症
 治療により一旦は症状が回復しても脳細胞の壊死は時間がたってから始まるので数日から数
 週間後に意識障害、頭痛、記憶力低下、視野狭窄、失語症などの後遺症がでる場合がある。
 前で書きましたが後遺症は酸欠の度合いと時間で決まるので一刻も早く酸素を吸引すること
 が大事です。

そして今回の経験
 雪のため西吾妻を断念して25日の12時ごろ那須マウントジーンズスキー場の駐車場に到着す
 る。そのときは晴れていたので14時頃まで車内で読書などして過ごす。
・14時頃から雪が降り出し冷えてきたので車内でバーナーをチョロチョロと炊く。このとき
 焼き網を熱した方が効率的かと思いストーブの上に乗せて読書を続ける。
 この焼き網が炎で高温になり、炭酸ガスが接触分解して一酸化炭素になった可能性もある。
・15時頃に読書に飽きて、ストーブの上の焼き網を取り除いたら炎が赤かったので直ぐに消し、
 後部ドアを全開にしてしばらく(15分くらいか?)新鮮な外気を吸う。
・そろそろ良かろうとトイレに行くと体がフラツキ、少しめまいを感じた。またトイレの鏡に
 映った顔は火照ったように赤くなっていた。
・むかし経験した酸欠とは様子が違うので一酸化炭素中毒だろうと思った。
・15:30ころ、駐車場は標高1000mなので麓の道の駅まで下りることにして車で出発する。
・運転しているうちに眠くなったので窓を開けて冷気をいれ頭を冷やしながら走る。寒かった!
・道の駅に着いても眠いので「ここで一人で眠るとそのまま・・・」と不安を感じて、病院へ
 行くことにする。時間は16時頃だが一人で病院を探すのは難しいと思い消防署に駆け込むこ
 とにして一番近い消防署に向け出発する。
・16:30頃黒磯消防署に到着し、事情を話して相談に乗ってもらう。とりあえず救急車に乗せ
 ていただいて身体の状況を確認しながら病院を探すことになった。このときの心拍数は80
 (私の平時は50前後なのでかなり高い)、血圧は190(平時は130以下なのでこれも高い)
 体温は36.3で少しだけ高い。酸欠の脳や体が心臓に「酸素を送れ!」と要求し、心臓が頑
 張っているのだと感じた。
・いくつもの病院で断られたが救急隊員が一所懸命探してくれた結果那須赤十字病院で「満床
 なので入院は出来ないが見るだけなら」とOKをもらう。
 受け入れ病院がない時は消防署に泊めてもらおうと思ったりもした。
・17:30頃那須赤十字病院に到着し、状況は事前に連絡してあったので直ぐに動脈採血を行っ
 てFCOHbを測定する。結果が出るまでの間にMRIで脳を撮影する。
 この時の幸運は救急担当医が呼吸器内科の先生で一酸化炭素中毒をよく知っていられたこと。
 動脈採血の結果、FCOHbは24.8%であり即入院と決まり直ぐにマスクで100%酸素の吸引を
 開始する。入院期間は1週間から2週間と言うことだった。
・酸素吸引開始から2時間半後に2回目の採血 結果は8.3%と減少していてひとまずホッと
 した。
・5時間半後に3回目の採血 結果は2.7% 酸素量を半分にする。
・13時間後に4回目の採血 結果は1.0% 通常に戻った。脳内に溜まっている一酸化炭素を
 追い出すため酸素量を1/5にして吸引を続ける。
・2日後に酸素吸引を停止した。
・2日半後に5回目の採血 結果は1.0%で安定していることを確認。
・4日後に再度MRIを撮影して異常は見られなかった。
・1ヶ月後に地元の病院でMRIを撮り、診断を受けること。また後遺症の症状を感じたら直
 ちに病院で診察を受けることの指示と紹介状をもらって1月29日に退院し帰宅した。
・1月31日現在、まだ異変は感じないが後遺症が出ないことを祈っている。

対策
 一酸化炭素の発生はテントや車内に限ったことではありません。ものを燃やせばいつでも
 どこでも危険は付いて回ります。 ”一にもニにも換気”です。
 登山に関係するのはテントと車内泊なのでそれについて思いつく注意点をあげてみます。
 テント
 テント内のストーブ使用はガスカセットメーカーもストーブのメーカーも禁止しています。
 しかし、実際問題雨の日や強風、吹雪では外での調理など無理です。テント内でやるしか
 ありませんが、ベンチレーターの他に入り口の下部も少し開けて外気を導入するように心が
 ければ危険は小さくなると考えます。特に降雪の中では積もった雪が通気口を塞いでしまう
 ことも考えられるので充分注意してください。
 車内泊
 窓ガラスを少し下げてベンチレーターとし、反対側のドアを少しだけ開けて外気を取り入れ
 るのが良いと思います。
 赤い炎は危険
 ガスの場合、換気がうまく出来ていれば炎は青白いです。これが赤っぽくなったら酸欠で一
 酸化炭素が発生しているサインなので直ちに火を消してドアや出入り口を出来るだけ大きく
 開けて外気と入れ替える。また吸ってしまったら出来るだけ新鮮な外気を深呼吸する。

 最後に何よりも大事なことは一酸化炭素中毒の知識を持つことだと思います。
 この記事を読んでいただいた方はテントや車内で火を使う際に是非お仲間と一酸化
 炭素中毒を話題にして私の経験を”他山の石”としていただきたくお願いいたします。

省みて
 密閉した部屋でものを燃やせば酸欠になり、一酸化炭素が発生し、中毒になることは充分承
 知しており、今までもテント内や車内でガスなどを使うときは換気に気を配っていました。
 当初はテントならベンチレーターを開け、入り口も小さく開けて新鮮な空気を入り口から取
 り入れ、ベンチレ ーターから排出。車もドアを数センチ開けておくように心がけてきまし
 た。ところが最近、テントではベンチレーターは開けるが入り口を閉めることがあったり、
 車もドアや窓を開けなくても問題が起きないようになり、何故かな?と疑問を持っていた。
 理由として、テントはゴアなど通気性のある素材が使われ、車もエアコンを外気導入にして
 おけば外部との換気が確保されているのか?と勝手に都合よく解釈して、次第に気遣いを怠
 るようになって来ていました。ここに油断がありました。
 今回もその延長で車内でコンロで暖房をとってしまったことが大間違いでした。
 ただ一つだけ気持ちが楽だったのは今回(最近はいつもだが?)単独だったことである。
 もしパーティーで今回のようなミスをして仲間を傷つけたらと考えると背筋が凍る思いです。

P1140522.jpg
病室から見た山々 左から 男体山(2484m)、女峰山(2483m)、高原山(釈迦ヶ岳1794m)

P1140524.jpg
左から 大佐飛山(1806m)、雲が懸かる那須連峰(茶臼岳1915m)


end
[ 2013/01/30 16:28 ] その他 | TB(0) | CM(10)

蔵王熊野岳

今回は”東北の雪山の旅”と題して蔵王熊野岳、安達太良山、西吾妻山、那須三本槍を登る予定で出掛けた・・と言っても全部ロープウェーがある山ですが・・が2山登ったあと自分のミスで健康障害を起こして現地の病院に入院する羽目になってしまった。
計画と結果
 1/21 出発
  /22 蔵王熊野岳 → 降雪のため停滞
  /23 移動日    → 蔵王熊野岳登頂
  /24 安達太良山 → 安達太良山
  /25 西吾妻山  → 降雪のため断念して那須に移動。
               移動後登山口の駐車場で車内でストーブを炊いて暖をとったため一酸化炭素中毒
               にかかり那須の病院に入院。
  /26 那須三本槍&帰宅 → 入院治療し29日に退院して帰宅

ということで2つの山と一酸化炭素中毒についてそれぞれ記載することにします。

蔵王熊野岳
日程  :2013年1月23日
メンバー:単独
天気  :晴れ
装備  :雪山ハイキング装備(スノーシュー、ストック)
コース&タイム
    山頂駅8:55→9:10地蔵岳→10:00熊野岳10:25→11:00地蔵岳→11:10山頂駅
蔵王
2本のロープウェーを乗り継いで熊野岳往復

記録 
P1140481.jpg
ゴンドラから山頂駅方面を見る。流石は蔵王!!

P1140478.jpg
下を見る。

P1140446.jpg
山頂駅を一歩でると素晴らしい雪景色が広がっていた。右が地蔵岳、熊野岳に続く尾根。

P1140444.jpg
地蔵岳北西斜面のモンスター達。皆左に向かって行進しているようです。

P1140451.jpg

P1140452.jpg

P1140473.jpg
地蔵岳

P1140454.jpg
地蔵岳からの眺め。直ぐ下にロープウェーの山頂駅があります。右の遥か彼方に霞んで見えるのが鳥海山。左の雪山が月山です。

P1140455.jpg
左に目を転じると朝日連峰が長々と横たわっています。真ん中よりやや左の高いところが大朝日岳、少し右の高いところが以東岳でしょうか。

P1140457.jpg
更に左を見ると飯豊の山々が見えます。

P1140461.jpg
熊野岳が雪をまとって氷河のように見えました。

P1140464.jpg
熊野岳山頂

P1140465.jpg
山頂の隣にあるモンスター。芯になっているのは熊野神社の祠です。

P1140466.jpg
フト、南を見るとやや!ここよりも高い山が?・・でもあれは刈田岳(1758m)でここよりも約80m低いのです。

P1140470.jpg
今回は刈田岳方面から来た人に撮っていただきました。

P1140472.jpg
さて、帰りましょうか。左の高い丘が地蔵岳でその向こう側に山頂駅があります。

P1140476.jpg
ロープウェーに戻るとたくさんの観光客は雪遊びに興じていた。

熊野岳であと10分足を伸ばしてお釜を見るべきだった。残念!

end
[ 2013/01/30 14:16 ] 積雪期 | TB(0) | CM(1)

チェストハーネス

チェストハーネス兼ギアラック
最近お腹が出てきて樽型ボディーになってしまった。
ダイエットすれば一気に解決するが「言うは易し行なうは難し」実際問題無理。
樽型ボディーは健康面以外で何が困るかというとクライミングだ。
シットハーネスを着けギアをぶら下げると下にずり下がってしまうし、逆さになればスッポ抜けてしまう。
そこでチェストハーネスの導入を検討した。
現在市場にある既製品はブラックダイアモンドのバリオチェスト、ペツルのボルテージC60、フリーダムスピリットのマウンテンdaxの3品が見つかった。
ギアラックがついているのはマウンテンdaxで具合が良さそう。これに決めイザ購入しようとすると品切ればかりで見つからず、ならば作ってしまおうと考えました。

出来上がったのがこれです。
P1140439b.jpg
①基本になっているには120cmのテープスリングです。それを8の字に捻って交わっているところを針金で固定しました。
②両端にカラビナは通るワッカを作るためこれも針金でとめてワッカを作りました。
これで基本は終わりですが、
③ギアラックとして使いやすいように脇の下の部分にビニールテープを巻いてカラビナなどを架けやすい様に丸くしました。

これを二十女沢で使ったところギアの脱着はかなり快適でした。
P1140438.jpg
ところが装着した環付カラビナが両方に引っ張られて横になってしまいます。万一力がかかった場合ゲートが壊れるのではとの心配が出てきました。

そこで左右をバックルで止めて離れないようにしました。
P1140439.jpg
これなら大丈夫です。

以下は装着したところです。(表情やピースは別の事情なので無視してください)
P1140435.jpg
メインロープはシットハーネスにつけます。そのロープをチェストハーネスのカラビナに通します。これでぶら下っても逆さになることはありません(ないハズです)
チェスとネスの脇の下はギアラックとして使います。ザックを背負った場合シットハーネスのギアラックではギアの脱着がやりにくかったけどかなり改善されます。

背中側です。
P1140436.jpg

さあ、これでギアの脱着は楽だし、逆さにならずに済みます。
重さは本体が100g、カラビナが60gでした。

墜落を免れても逆さにぶら下ってしまったら、ザックを背負っていることもあり空中で正立することは不可能に近く、斜面でもかなりの力が必要です。
墜落が停止したとき体が成立しているかどうかはとても重要で”生と死の分岐点”と言っても過言ではありません。特に単独の場合は。

ただ以下の2点が気になります。
・首に巻きつく恐れはないか?
・落下距離が60cmくらい多くなる。

end
[ 2013/01/19 12:48 ] 道具 | TB(0) | CM(2)

小富士

日程  :2013年1月16日
メンバー:みかんさん、Sさん、私
コース&タオム:
篭坂峠8:15→9:15P1194m→10:40P1260m→12:20P1282m12:40→13:20P1260m→14:15P1194m→14:40篭坂峠
小富士軌跡

記録
1月14日に猛烈な低気圧が関東南岸を通って、関東南部に大雪を降らせた。早速以前からあたためていた富士山の側火山、小富士にSさんとみかんさんを誘って出掛ける。
篭坂峠付近は約50cmの積雪で今シーズン初めてのスノーシューを履いて出発する。まだ新雪なのでスノーシューを履いても膝近くまで沈んでオマケに湿雪で重い。もちろんトレースは無いので3人で交代しながらラッセルするが遅々として進まない。
結局距離で全工程の1/3、高さで1/5の地点で時間&体力が尽きて引き返す結果となってしまいました。
P1140427.jpg
篭坂峠のすぐ上にある加古坂神社。

P1140429.jpg
ラッセルするS氏とみかんさん。

P1140430.jpg
予報に反してどんよりと垂れ込む空から時々チラチラを雪が舞う。茫漠たる雪原。

P1140431.jpg

IMGP5171.jpg

IMGP5178.jpg
予定の1/3で引き返すことを決めて安堵。

「帰りは楽々・・」と軽く思っていたが「さにあらず」、もちろんラッセルはないが体力を使い果たしているのでヨロヨロヘロヘロになってしまった。やっと篭坂峠の車にたどり着いてスノーシューを脱ごうとしたが・・「ヤヤ!脱げない」自作した締め具の紐に融けた雪が滲み込んでそれが凍ってしまったのだ。手袋を外して素手であたためて融かしてやっと脱ぐことが出来た。自作した締め具はここをクリック 
今回は6箇所のうちの1箇所だったからよかったがこれが6箇所全部が凍って、しかも八ヶ岳のように寒かったら手が凍傷になってしまう。
改良したときは部屋の中で試しているのでスムーズに動いていたが・・考えが甘かった!反省。
さて、更に改良だ。
同行者のブログ

end
[ 2013/01/15 19:40 ] 積雪期 | TB(0) | CM(1)

花嫁街道(房総)

日程  :2013年1月9日
メンバー:単独
天気  :晴れ 暖かい
コース&タイム:
登山口11:30→(花嫁街道)→12:55烏場山→(花婿コース)→14:10黒滝→(黒滝コース)→15:20登山口
130109 花嫁街道

記録 
午前中に登った富山が10時に終わってしまい、取り合えず和田浦の道の駅に移動した。さらに取り合えず花嫁街道の登山口を偵察に行ったら11:30.天気も良いしこのまま4時間くらいで歩けば暖かいうちに回れると仕度をして早速出掛けました。
P1140418.jpg
登山口。右の茶色の道が花嫁街道の始まりです。5,6台駐車できます。トイレもありました。

P1140343.jpg
マテシバの林の中を通ります。

P1140344.jpg
どうして経文石なのか謂れが書いてないので不明です。

P1140347.jpg
漢字ではどのように書くのでしょうか?もしかしたら「自害?」 ゾク!

P1140349.jpg
こんな低い山なのに馬返し? でも分かるような気がします。つまり花嫁街道は海辺の集落と内陸の集落が交易をしていた街道で、だから馬が通れる位の勾配と広さになっています。時々双方の集落間での婚姻もあったのでしょう。そして交易物資を馬に積んでここで両方が出会って、荷物を交換して自分の集落に戻る・・だから馬返し?・・こんな推理はいかがでしょうか?

P1140351.jpg

P1140357.jpg
烏場山山頂にある花嫁の小さな石像とお約束のツーショット。今回はこのために三脚を持参しました。

P1140352.jpg
烏場山から見た内陸の集落。細長くうねうねと山里の原風景です。

P1140359.jpg
烏場山から先は花婿コースと名前が変わります。長者川の右岸が花嫁街道、左岸が花婿コースで一周することになります。

P1140360.jpg
マテバシイの大木です。マテバシイは常緑樹なのにブナ科なのです。看板にそのように書いてありました。

P1140363.jpg

P1140364.jpg
馬蹄形尾根の末端でここから下ります。

P1140372.jpg
この階段を下って長者川です。

P1140373.jpg
長者川に懸かる滝で黒いから黒滝です。水は何となく濁っていてお世辞にも清流とは言えません。

P1140378.jpg

P1140380.jpg
冬枯れの低山に彩を添える青木の実です。たしか?漢方薬に使われるとか?

P1140382.jpg
花の広場です。沢山の山茶花が真っ盛りでした。

P1140389.jpg

P1140391.jpg
前回はここから登山口に戻りました(約5分)が今回は更に黒滝コースを回ってみることにしました。・・がこちらはあまり使われていないようで荒れています。

P1140393.jpg

P1140394.jpg
何となく侘しい道です。

P1140401.jpg
海辺の集落が見えます。ビニールハウスとホテルがあり、内陸に比べると明るい感じがします。内陸集落の人、ごめんなさい。

P1140406.jpg
山茶花の花びらの絨毯です。

P1140408.jpg
ソテツ林(畑?)の中を海に向かって下ります。

P1140411.jpg
アロエです。
※アロエってワシントン条約で指定された植物で輸出入禁止なのですよ。

このあと登山口まで戻りました。



end
[ 2013/01/13 20:54 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

富山(房総)

日程  :2013年1月9日
メンバー:単独
天気  :晴れ 暖かい
コース&タイム:駐車場7:00→7:15仁王門→8:10南峰8:15→8:20鞍部→8:25北峰8:40→8:45鞍部→9:05林道→9:15伏姫の籠窟9:40→9:55駐車場
130109 富山

記録
夜明けとともに駐車場を出発する。

P1140336.jpg
無料の広い駐車場。仮説トイレもある。

P1140265.jpg
駐車場から登山口に向かう道路脇は水仙の花で一杯だった。

P1140269.jpg
これは何の実でしょうか?

P1140272.jpg
菜の花も咲き始めている。

P1140274.jpg
たわわに実った夏みかん。流石は南房総の山里。

P1140276.jpg
この花は?

P1140280.jpg
県道から左に曲がります。

P1140281.jpg
正面にお寺の山門があります。富山へは山門の手前を右に登って行きます。

P1140286.jpg
山門の仁王像「阿」

P1140285.jpg
「吽」

P1140287.jpg
綺麗な熊笹がありました。

P1140292.jpg
しばらく登ると1合目の石柱がありました。でもこの後の合目は見当たらなかった。

P1140296.jpg
山頂。この上に観音堂がある。

P1140298.jpg
観音堂。祠はかなり痛んでいるが回りは綺麗に掃き清まられていた。

P1140299.jpg

P1140305.jpg
双耳峰の鞍部

P1140309.jpg
北峰山頂は広場になっていて一角に立派な展望台があった。

P1140310.jpg
2年前に皇太子ご一家がお見えになった。

P1140319.jpg
富山の民話

P1140321.jpg
東の方に昨日登った伊予ヶ岳が見える。

P1140322.jpg
鞍部に戻って西側に下る。鞍部には里見八犬士の終焉の地と書いてあった。

P1140332.jpg
鞍部から西に山道を下って、林道を少し歩くと右側に立派な門があった。ここから伏姫の籠窟に行く。

P1140335.jpg
伏姫の籠窟。南房総を治めた里見氏の姫が家出して八房という犬と一緒にこの洞窟で暮らし、探しに来た里見家の家来に誤射され、八房と伏姫が死ぬとき八つの玉が飛び出て、8人の男の子となって里見家の危急を救ったという滝沢馬琴の里見八犬伝の舞台。

end
[ 2013/01/13 13:57 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

伊予ヶ岳(房総)

日程  :2013年1月8日
メンバー:単独
天気  :晴れ 暖かい
コース&タイム:登山口駐車場(天神様)7:00→7:40尾根状7:50→8:00南峰→8:10北峰→(往路を戻る)→8:45登山口の神社(駐車場)
130108 伊予ヶ岳

記録房総の山旅二日目、今日は伊予ヶ岳です。ガイドブックによると房総で”岳”が付くのはここだけで”房総の妙義”と呼ばれているそうです。しかし行程は短く登りが1時間10分、下りが35分でした。
下山して明日登る予定の富山の登山口を偵察しに行きます。ここにも立派な駐車場(無料)がありました。
9:30に着くと富山に登る人が次々と来て出掛けて行きました。
私は予定通り今日もまったりです。本を読んだり、昼寝をしたり、お茶したり・・・・昨日、今日を二日連続のまったりで少々疲れてきました。憧れていたまったりも”過ぎたるは及ばざるがごとし”なのか?はたまた私が貧乏性なのか?

P1140218.jpg
登山口の天神様

P1140220.jpg
神社の左の道にこの看板がありました。そっちを見ると・・

P1140219.jpg
神社の右に広い登山者用駐車場(無料)がありました。

P1140221.jpg
神社の左の道を指導標に沿って進みます。ちなみに道を挟んで神社の反対側(左)は学校(小学校?中学校?または両方?)です。

P1140222.jpg
車道はすぐ終わって梅林に突き当たり、ここから山道になります。あと1ヶ月もすれば梅が咲いて綺麗になるでしょう。

P1140225.jpg
道はシッカリ整備されています。要所に道標もあるので間違うことはありません。

P1140232.jpg
ジグザグに登ります。

P1140234.jpg
尾根状のところに出ました。「ハイキング道はここまでです。ここから伊予ヶ岳への道は危険なので注意してください」と看板がありました。

P1140243.jpg
伊予ヶ岳山頂までは短いですがこんな感じの岩の急斜面です。でも鎖やロープがシッカリ設置されています。

P1140244.jpg
山頂が見えました。

P1140246.jpg
山頂は50mくらいの崖に突き出ています。この鎖から外は危険です。

P1140250.jpg
北を見るとなだらかな北峰があります。ここ(南峰)より10m高いです。

P1140255.jpg
一度鞍部に下りますが直ぐに北峰の山頂です。

P1140256.jpg
西方向を見ると綺麗な双耳峰の山があります。明日登る富山です。

P1140256.jpg
南峰です。右側は崖です。

この後往路を下山しました。



end
[ 2013/01/13 10:38 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

鋸山(房総)

日程  :2013年1月7日
メンバー:単独
天気  :晴れ(寒い)
コース&タオム:道の駅きょなん7:05→7:35保田駅前→7:50日本寺入り口→8:15日本寺8:20→8:50展望台8:55→9:35観月台→9:45登山口→10:00金谷駅
130107 鋸山

記録
雪山に行きたかったけど今頃の雪はフワフワで一人ではラッセルがきついし、寒いので暖かい房総の山旅をしました。
P1140124.jpg
道の駅きょなん付近から見た鋸山へ続く尾根と三浦半島の久里浜辺り

P1140125.jpg
南側から見た鋸山

P1140126.jpg
国道から鋸山中腹の日本寺への入り口

P1140129.jpg
内房線のガードを潜ると左側に石切り場?の跡がある。

P1140131.jpg
日本寺への車道と参道の分かれ道。鋸山は日本寺の境内を通って行きます。

P1140132.jpg
電柱この場所の標高を示す看板があった。多分津波から逃げる目安にするためだろう。・・・標高25.2mと書いてあるけどそんなに登ったかな??

P1140133.jpg
しばらく坂道を登るとまた電柱に標高を示す看板。6.2m。エッ!さっきより登ったのに低くなってしまった??   多分さっきの看板と付け間違えたのだろう・・けど・・これでは津波に飲み込まれてしまうかも知れないぞ! 鋸南町役場の人、付け替えた方がいいですよ。

P1140134.jpg
日本寺への参道。

P1140135.jpg
綺麗でこじんまりしていて何となく隙がない山門

P1140137.jpg
ここも綺麗に整備された観音堂

P1140141.jpg
参道脇にあったおそらく毘沙門天の石像。お腹に親しみを感じて思わずパチリ。

P1140143.jpg
急斜面の中に小さな池を配した庭があった。

P1140146.jpg
本堂建立予定地。看板に①明治になって登山者の火の不始末で消失したこと②日華事変以後この辺りは要塞になった・・とお寺の苦難の歴史が書いてありました。
背後に鋸山らしい山容が見えました。

P1140151.jpg
沢山の石仏がある崖下の道。

P1140152.jpg
不動滝

P1140154.jpg
ここは鋸山の稜線にあたります。左に行くと金谷駅方面に下ります。右の石段を登ると山頂の展望台に出ます。

P1140158.jpg
山頂の地獄覗き。

P1140160.jpg
山頂から見た金谷の町並み。遠景は三浦半島の久里浜。タンカーも見えます。

P1140161.jpg
館山へ続く高速道路。

P1140163.jpg

P1140170.jpg
少し戻って金谷方面に下る道に入ります。

P1140172.jpg
百尺観音。100尺=0.3m×100=30m 確かにそのくらいはある!

P1140174.jpg
この小屋(門)を通ります。

P1140176.jpg

P1140179.jpg

P1140182.jpg

P1140183.jpg
金谷側から見た鋸山の岩壁

P1140188.jpg

P1140192.jpg
また標高を示す看板があった。150mか。流石にここまで来る津波は滅多に無いだろう。待てよ! この辺りの標高表示はあてにならないぞ!

P1140190.jpg
GPSで確認しよう。オッ 79m? GPSの誤差は10mくらいだから高くても90mだ。またしても・・・

P1140199.jpg
観月台というピークからの鋸山。確かにノコギリだ。

P1140202.jpg
金谷側からの登山口

P1140203.jpg
内房線のガードを潜って

P1140206.jpg
金谷駅に着きました。駅前には1日1000円の駐車場があります。

P1140212.jpg
これに乗って山の向こう側の保田駅に戻ります。180円です。ちなみに金谷駅も保田駅も昼間だけ有人駅です。

P1140213.jpg
鋸山のトンネルを潜ると保田駅です。

P1140215.jpg
南房総は水仙で一杯でした。


end
[ 2013/01/12 17:04 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

二十女沢

日程  :2013年1月4日
メンバー:単独
天気  :晴れ(寒い)
装備  :<登攀>8mm30ロープ、シュリンゲ+カラビナ4セット、チェーンアイゼン、他
コース&タイム:林道7:50→8:00入渓→8:50オオユナラ沢出合→12:50稜線→13:00鍋嵐山
二十女軌跡

記録
正月、おせちばかり食べ過ぎてブヨブヨになったお腹を凹ますため二十女沢に出掛けました。
P1140080.jpg
入渓場所はいろいろ考えられるが私は一番緩やかそうな斜面から降りることにしました。
この赤土の左側に薄い踏み跡があります。

P1140082.jpg
二十女沢です。もっと水が少ないかと思っていたが意外とありました。こりゃ・・冷たいぞ!

P1140085.jpg
さっき上から見た小滑と淵です。夏ならこの辺でヒルが一斉に鎌首を揺らして待っているのだろうな。

P1140087.jpg
濡れてテラテラ光っているのは氷です。足を置けるのは流れる水の中か、乾いた岩の上でかなりのハンディーです。

P1140090.jpg
右から入る枝沢の奥に20m以上はあろうかと思われる直瀑が見えました。

P1140091.jpg
本流はミニゴルジェでどうしても水の中を歩くことになります。下手に頑張ると返って危険なので足首くらいまで入りました。
私は出来るだけ小さい沢シューズを履くためネオプレーンソックスは履かず、スニーカー用の普通のソックスですが、このときも水が入ってきたときは冷たかったけど、その水が体温で温まってしまうと、もう冷たい水は入ってこないので意外と平気です。

P1140093.jpg
ツララがぶら下っています。寒そう~

P1140094.jpg
ミニゴルジェは続きます。

P1140097.jpg
左からオオユナラ沢が入ってきました。

P1140099.jpg
直ぐに2段チョックストーンのある滝です。チョックストーンの右を登れるらしいが今日は単独なので止めます。
下段を登って近くまで行って偵察も考えたけど戻れなくなると困るのでサッサと巻きます。
巻きは右の涸れ沢に入って適当なところから中間尾根に登って本流に下りました。
中間尾根からの下りは急な泥斜面なので懸垂しました。30mロープで15mづつ丁度2回で沢床に降り立ちました。

P1140101.jpg
滑滝が続きますが何れも流れる水の中を歩けば問題ありません。

P1140104.jpg
ここも右の泥のバンドを伝って巻きました。チェーンアイゼンが有効でした。そして念のため立ち木を使ってグランドフォールしないように自己確保しました。

P1140105.jpg
おにぎりにふりかけをまぶしたようなまん丸の岩

P1140107.jpg
快適な滑滝が続きます。水に入っても冷たくありません。(痩せ我慢ではありません!)

P1140108.jpg

P1140109.jpg
沢床の奥に滝が見えます。

P1140109a.jpg
近づくとやはり登れそうもありません。ここは左の泥斜面を木の根を頼りに巻きました。

P1140111.jpg
トイ状の滝。落ちてもポチャン!だから真ん中をフリクションで登りました。

P1140113.jpg
沢の真ん中に5,6mのピナクルが現れました。左右どちらでも行けそうだったけど水がない右から上がりました。チョット見は脆そうですが凍っているので岩が剥がれず快適です。

P1140114.jpg
もうすぐ稜線ですが急な露岩のルンゼ状になりました。落ち葉を掻き分けながらフリクションで上ります。50mくらい続いていました。
その上は急なガレなので右の小尾根に逃げましたが・・・ちょっと辛かったです。ガレをそのまま行った方が良かったかも。手頃な木の根に掴まろうとすると裏側の泥が凍っていて指が入りません。結局つまむようにして掴まりましたが・・足が滑ったら・・でも足にはチェーンアイゼンがあり、凍った泥に食い込んで大丈夫。沢バイルがあればもっと安心安全に登れたけど・・無いものは仕方ありません。

P1140119.jpg
やっとナベワラシに到着して、ハイ!お約束の?左手パチリです。


end
[ 2013/01/04 18:48 ] 沢登り | TB(0) | CM(0)
プロフィール

ucon

Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
PCアドレス
ucon3@mg.scn-net.ne.jp
携帯アドレス
ucon-no-higuma@ezweb.ne.jp

ようこそ”霧(kiri)”へ
ご訪問いただいた回数
また来てください。