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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 2014年04月

マスキ嵐沢

日程  :2014年4月27日
場所  :酒匂川 河内川 中川川 大滝沢 マスキ嵐沢
メンバー:ヤビツさん、ucon
天気  ;晴れ
コース&タイム
登山道入り口7:37→8:00マスキ嵐入渓→13:08稜線→13:23権現山13:39→(フジ嵐沢左岸尾根下降)→14:45林道→14:50車
マスキ嵐
沢の途中で軌跡がダンゴになっているところは滝で、ルーファイや確保の練習をしたところ。

記録
今年初めての沢シューズを履いての沢登り。天気も皐月晴れで新緑がまぶしく、その中に艶やかに咲く赤紫のトウゴクミツバツツジの花を見ながらノンビリと沢登りを楽しんだ。
今回はヤビツさんが滝の登坂&確保も尾根の下りもリードすると言ってくれ、らくちん山行になりました。
ただ沢はいたるところで左右の斜面が崩壊し、そこから落ちた樹木が沢を埋めていてかっての綺麗なマスキ嵐沢とは思えない変わりように驚いた。
今回は下山にフジ嵐沢の左岸尾根を地図読みを兼ねて下山ルートした。途中かなり急な斜面もあったがミスもなく1時間強で車に戻れた。

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ここからマスキ嵐沢に入渓します。

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マスキ嵐と言えば「手頃で綺麗な沢」ですが、去年?の集中豪雨で斜面のいたるところが崩落し、沢には流木が一杯でした。またこれを越えるのも一苦労です。前の綺麗な沢を知っているので残念な気持ちです。

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リードするヤビツさん。

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落ちてもドボンだから怖くない・・・といいながらトラバース。

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大滝?が見えてきました。

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さて!何処を登ろうか?

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やっと綺麗な沢床になってきました。

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トウゴクミツバツツジ。確かに葉っぱは3枚のようです。

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目の前をお尻を振りながら逃げて行くタヌキくらいの動物に遭遇した。明るい栗色の毛並みなのでタヌキとは違うな!と思っていたらフッと消えてしまった。消えた辺りをみたら石の下に穴がある。

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覗いたら目があってしまった。浅い穴らしくこれ以上奥はないらしい。やっぱりタヌキではない。(タヌキはこっちかも?)アナグマだ。帰って調べたらニホンアナグマと言うらしい。

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小さな雪渓が残っていた。マスキは南向きなのでまさかと思っていたがここから上にはかなりあった。

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最後の涸滝を登るヤビツさん。この滝は岩も硬く、ホールド・スタンスも適度にあり、また途中に3箇所ランニングビレーが取れるのでちょっとしたホンチャンの気分を味わえる。落ち口にはペツルのボルトも有るので安心です。

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権現山山頂。丹沢湖が見えます。

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フジ嵐沢左岸尾根。いつもは右岸尾根を下るのだが今回は地図読みも兼ねて下ってみた。

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この時期はいたるところにトウゴクミツバツツジが咲いていて写真を撮りきれない。

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ちょっと痩せている場所もある。ザラザラの砂斜面なのでチェーンアイゼンを履いていないとちょっと怖い。

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痩せ尾根を越えると緩やかな傾斜になりツバキの林となった。林道はすぐ下だった。


end
[ 2014/04/28 08:37 ] 沢登り | TB(0) | CM(3)

富士山

日程  :2014年4月25日
メンバー:単独
天気  :濃霧と雪 (平地は晴れだったようですが)
ルート&タイム
五合目P12:03→14:026合5勺小屋14:14→15:24五合目P
富士山

記録
NETで富士スカイラインの開通情報を探したら4月25日11時と成っていた。
今までは「4月末の週末」でいつなのかハッキリしていなかったし、ちょっと雪が多かったり、土砂が道路にあると開通未定などがよくあった。それが今回はばかに几帳面だなと思いつつ現地に着くと20台位の車がゲート前に並んでいる。
私も20代目あたりに並んだ。
11時に車列が動き出してフト見ると綺麗なお姉さんが車に何か配っている。私ももらえるのかと思って窓を開けてお姉さんの前で停まったが何もくれない。そしてイキナリ「おめでとうございます~」と言われた。
何がお目出度いのかと思いつつ後ろから押されるように走り初めて・・・あっ!と気付いた。そうか富士山は世界文化遺産に登録されているのだ。だから今シーズンの始まりを賑々しく祝っているのだ!でもお目出度いのかな??

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ゲートの前に並んだ車

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夜間は通行止めとのことです。多分昼間融けた雪が凍るからでしょう。

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ゲートには大勢の人が。

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五合目の駐車場。左側(山側)には停めない方がいいですよ。雪が崩れて押しつぶされる可能性もある。

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完全な雪山です。

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新六合目の茶店です。

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霧が出てきてホワイトアウトになってしまいました。
シオテやヒョウや雪が降り始めました。

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六号五勺の小屋がボンヤリ見えます。
ここで引き返しました。

スノーシューのヒールアップは
そうなのです。今回は改造したスノーシューの試し履きで来たのです。
結論はダメ!
ヒールアップの針金が左右とも2,3歩あるくと後ろにパタン!と倒れてしまうのです。
全く役に立ちませんでした。トホホ・・・・

ホワイトアウトの中をペッタンスノーシューで歩きながら一所懸命対策を考えました。
①案 針金の幅を広げてシューの切れ込みにキチンと嵌るようにする。 ではどうやって広げるか???
②案 フックを付けたゴム紐をヒールアップの針金に引っ掛けて倒れないように引っ張る。

「取りあえず①、②案とも試すことにしよう」と決心しながら雪の斜面を下りました。


end
[ 2014/04/25 18:30 ] 積雪期 | TB(0) | CM(0)

スノーシュー改良

小型スノーシューの改良
以前から残雪期の山で朝は凍っているのでアイゼンで歩けるが日が昇って暖かくなると雪が腐ってアイゼンではズボズボと踏み抜いてしまい労多くして益少なしという状況を何とかすれば1歩先の雪山を楽しめると思っていた。
ワカンでも良いがやはり踏み抜きが多かったり斜面のトラバースなどはやり難い。そこでスノーシューで軽いのがあればワカンの代わりに使えるではと思っていたが、たまたまMSRに子供用のシフトというモデルがあったので購入して何回か使った。
残雪期の山はアプローチは雪も消えているのでスノーシューはザックに括りつけて歩き、雪が出てきたら履き替えるという使い方なので小さくても軽い方がよい。浮力は腐っていてもそこは残雪、締まっているので本格的なスノーシューほどの大きさは必要ないのだ。
シフトを去年と今年数回使った結果、緩やかな雪面ではとても具合がいいのだかヒールアップがないため登坂力が劣る。
そこで何とか自作をと夜も寝ないで考えて、手造りでやっと完成したので報告(自慢ですけど)します。

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いま持っている雪上歩行道具。
右は十数年前に買ったMSRのデナリ。バインディングが壊れたので自作してある。830g/片足
左はデナリが古いので代替として買った女性用のライトニングアッセント。830g/片足
中が今回改造したMSRのシフトという子供用スノーシュー 550g/片足

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労足で1.1kgの重さになるが腐った雪をズボズボ歩くよりはマシ。というか天と地の違いがある。

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ヒールアップはありません。

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裏側はこんな感じです。形はデナリと殆どおなじだが全体的に2周りくらい小さく出来ている。

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この両サイド2枚の鉄のクランポン(爪)と爪先のクランポンがガッチリと雪を摑むので緩やかな雪面(手を突かないで歩ける程度)ならアイゼンよりも歩き易い。
またサイドクランポンの御あつらえ向きの位置に穴が開いているのでこれを利用することにした。

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板にヒールアップ金具が収まる溝(穴)をあけた。
これは裏から見たところ。(すでにヒールアップの太い針金をセットした後です)

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これは出来上がったところです。
針金は100円ショップで売っているビニール袋を架けてゴミ入れにする金具を使いました。
加工し易さといい、レールの穴との相性といいピッタシの材料でした。
高さはレールの穴から6cmとしました(デナリと同じにした)

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靴を付けてみました。ヒールアップは下げてあります。

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ヒールアップを上げました。
シューの前が持ち上がっているのはヒールを上げたため爪先のクランポンが下に突き出たためです。
実は斜面を登るときヒールアップをあげる効果は踵が上がってふくらはごが楽になることと、もっと大事なのは下に突き出たクランポンが雪面にガッチリ食い込んでくれるのです。

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斜め前の下から見たところです。ヒールアップは下げてあります。

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ヒールアップをあげるとクランポンがガッ!と下に突き出ています。

ということでマアマアの出来と思っていますが実際に使ってみるとどうなるか?
明日(4/25)富士山の登山道(車道)が5合目行けるようになるので試して見ようと思っています。
結果はここで報告します。

これを履いて行きたい残雪の山(候補)
・乗鞍岳(山中テント泊)
・早池峰(山中テント泊)
・鳥海山
・栗駒山(須川温泉から)
本当のところGWに行きたいのは立山から黒部源流の分水嶺を回って扇沢に降りるコース・・・だけど私の体力では無理そうなので我慢します。

end
[ 2014/04/24 12:39 ] 道具 | TB(0) | CM(1)

空木岳

日程  :2014年4月14~17日
メンバー:単独
天気  :晴れ
総歩行距離:約24.8km(BCまでの上り8.1km、アタック10km、BCからの下り6.7km)
ルート&タイム
1日目:林道車止ゲート5:55→7:21林道終点→9:15池山小屋→11:25BC(P2080m)
2日目:BC5:30→6:41小地獄通過7:16→8:14P2415m→9:00P2528m→9:50駒石→10:35駒峰ヒュッテ→
    0:55空木山頂11:12→11:40駒石→12:20P2528m→14:05小地獄14:56→16:14BC
3日目:BC6:35→7:42池山小屋→8:50林道終点→9:46ゲート

①先ず全体のイメージ
空木軌跡1
これでは分り難いので上下に分割して見ました。

②下部(登山口~BC)
空木軌跡下部

③上部(BC~山頂)
空木軌跡上部

③更にシツコイですが大地獄、子地獄の核心部を拡大しました。
空木軌跡核心部

記録
<15日>
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林道のゲート手前100mの右側にある広場(ロータリー)に駐車。

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冬季閉鎖のゲート。  この辺りは標高約1020m。スキー場の下から登るよりも100m稼いだ。
雪は日陰に僅かにある程度だった。

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林道を約1.5km歩いて尾根を回り込むところに尾根伝いに登るショートカットの踏み跡がありここから登った。
後で分ったことだが廻りこんで林道を100m強進むとスキー場から登ってくる登山道が交差するのでそこから林道を離れて尾根に取り付いても良い。

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遠回りしてきた林道と交差するがそのまま尾根の踏み跡をショートカットする。
ここで標高は1215m。以前は更に標高1360m辺りまで林道を車で登ったところが池山尾根の登山口だったようだが崩落のため現在はここが事実上の登山口になっている。ちなみにここから登る場合の駐車場は左に500m行ったところにあるらしい。

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これが現在の事実上の登山口。

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また林道にでました。この林道を回りこむと広場がありそこが終点。
(念のため再度言いますが林道の途中が崩落していてここまでは車で上がって来られません)

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回り込むとすぐこんなに立派な広場があります。登山口はこのまま進んだ広場の先端にあります。

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東屋もあります。

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トイレもあります。 このトイレの裏にある踏み跡を登ると遠回りしている登山道(遊歩道)をショートカットできます。(下りに使いました)

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本来の登山道(遊歩道)入り口。登りにはここからまじめに歩きました。

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標高1500mで池山への登山道とそのまま池山小屋にゆく遊歩道の分かれ道。
結局はどちらでも池山小屋に行けるが遊歩道を行った方が巻いているので楽です。
道標には池山ルートは「急峻」と書いてありました。

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右は池山山頂へ、左は遊歩道経由の登山道です。私はもちろん楽な遊歩道に進みました。

遊歩道に入ると直ぐに雪が出てきて、暖かいので腐っていてツボ足だと踏み抜くのでスノーシューを履きました。
踏み抜きは一切なく快適です。

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池山近くの水場。以前この辺りが整備された頃に引かれた水場らしい。冷たい美味しい水がコンコンと出ていた。

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池山小屋。これは新しい小屋で昔はもっと下にあったようだ。現在国土地理院の地形図に記載されている池山小屋は古い方でもう建物は無いかも知れない。
ダケカンの林の中に建つ瀟洒なつくりで後ろに木曽駒や宝剣が見える。
外観からは二階があるように見えるが中に入ってみると2階はなかった。
小屋の前にも水場があり水が樋から出ていた。

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ダケカンの中の急斜面に付けられた遊歩道(もちろん雪の下なので痕跡を辿る)を登っていると右手に木曾駒から熊沢岳への稜線が綺麗に見えていた。

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尾根の左側に大きなガレ場があった。マゼ薙ぎと言うらしい。

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更に100m登ってBC設営予定地(P2080m)に到着。
時間はまだ昼。時間的にはもう少し先まで行けそうだが体力気力はもうヘロヘロで無理!幸い無風でポカポカと暖かいので早速テントを張ってなにもすることなくノンビリ過ごす。

<16日>
5:30にBCを出発。しばらく樹林の中のアップダウンを進むが尾根が次第に細くなって来る。

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雪の下に階段が見える。どうやらこの辺りが大地獄のようだ。

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キレット状に架かる橋。雪が手すりよりも高く積もっているところは怖かった。

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前方にガガとした嶺が見える。どうやらあの辺りが迷い尾根か?・・・ということはその手前が小地獄?

小地獄
先週末に登山者があったらしくトレースが残っていたのでそれを辿って行ったら小地獄の直登ルートに導かれた。
ラッキーと思う間もなく急峻なルンゼに雪が詰まったところに出る。ルンゼを見下ろすと下の方まで急な雪面。もしここで滑ったら止まらないな・・・と思うと迂闊に取り付けない。単独で安全に越えるには?と必死に検討。結局持っている15m8mmロープを2本繋いでところどころに有る木にビレーしながら尺取虫のように雪面を登った。まだ7時なので雪は締まっているのでそれほど苦労なくルンゼを斜めに越えて小尾根の雪稜にたどり着く。その尾根の先は再び急峻なルンゼの最上部でここも左斜め上にトラバース気味に登る。ここは一部雪が解けていてザラザラの砂がバンド上になっていたのでロープ無しで越えられた。
・・・という事で越えることに頭が一杯で写真を撮る余裕はありませんでした。・・・

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迷い尾根の頭から見た空木岳。

迷い尾根からP2415mまでは比較的広く、日も当たるので雪も腐り始め、スノーシューを使った。

P2415mからは再び尾根が細りアイゼンに履き替えてアップダウンを丁寧に越えて行く。P1170452.jpg
P2528mからの景色。

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右に木曾駒・宝剣から檜尾岳への稜線が見える。

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空木が大分近付いてきました。

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ゴロゴロという音でフト左を見ると写真の真ん中の白いところを大量のデプリがユックリ動いていた。

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駒石。

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駒峰ヒュッテ

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ヒュッテから見上げる山頂。

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ゼイゼイハアハアと1歩1歩足を運んでいたらイキナリ山頂に出た。

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何は無くても先ず証拠写真をハイ!パチリ

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山頂から北を眺める。木曾駒です。

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南を眺める。南駒ケ岳です。

下りはスイスイ、あわよくばテントを撤収して今日中に下山・・・などと甘い考えで下ったが小地獄で捕まってしまった。来るときはまだ雪が締まっていたが帰りはグズグズでピッケルも決まらず、スタンスも崩れる始末、結局ロープで途中の木を使いながら小刻みに6回の懸垂で通過した。懸垂とは言えグズグズの雪の斜面を斜めに降りるのはかなり辛かった。お陰で下りも写真どころではなかった。
もし、雪の時期に行かれる場合は7mmでいいので20mが2本あるとかなり楽になると思います。30m2本なら2ピッチで通過できるかもしれません。

てな訳で今日中の撤収など思いもよらず、BCに着いたのは日も大分傾いてヘロヘロでした。

<3日目>
テントを撤収し、「朝だから雪も締まっているだろう」とアイゼンで踏み出したら膝までズボッ。スノーシューに履き替え快適に下りました。


参考
ここ2年くらい暖めていた雪のアルプスへ単独で登る計画でした。本当は3月を狙っていたけどグズグズしている内に4月になってしまい、GWになっては意味がないので最後のチャンスでした。
元気な人なら日帰りで、また普通でも1泊2日で可能なルートを私は2泊3日掛けました。BCまでの往復は比較的楽だったけど中日のアタックは技術的にも体力的にもかなり苦労しました。
今回登頂できたのは天候に恵まれた事、数日前のトレースが残っていたことに加えて以下の2つの装備が大きかったと感じています。
①スノーシュー
 残雪期に入って締まった雪も気温が上がると腐ってアイゼンでは踏み抜いてしまい労多くして行程は進みません。
 そこでワカンかスノーシューの登場ですがワカンは効果が薄く、スノーシューは雪の上は良いが雪岩稜や雪の無い
 ところは担がねばならず重い。
 そこで今回使ったのはMSRのジュニア用のシフトというモデル。両足で1.1kgと比較的軽い。腐った雪の上で
 は踏み抜くこともなく絶大な性能を発揮しました。
 欲を言えばヒールアップを装備すれば登坂時のグリップも増し、アキレス腱への負担も軽減できるだろうと思う。
 ちょっと褒めすぎかも知れないがおそらくワカンとは次元の違う残雪期のアイテムになる。
②メスナーテント
 日帰りできず、また小屋も無い山にはテントが必要になる。(雪洞も利用できるけど、雪の量が必要)
 MO社のダブルウォールテントも持っているが小さくて居住性が極端に悪く、また結露に弱くこれを雪の中で使う
 気になれなかった。
 そこで思い切ってニッピンのメスナーsarasaraEVO(1,2人用)を購入した。
 今回は天気が良かったがテントの中で炊事をしても結露することはなく、また室内の高さもあるので比較的快適に
 中での生活が出来た。

end
[ 2014/04/19 10:08 ] 積雪期 | TB(0) | CM(0)

椿沢

日程  :2014年4月11,12日
場所  :道志川椿沢
メンバー:単独
天気  :晴れ
コース&タイム
ヤケハギ尾根取り付き6:10→8:43前大室山→8:56椿沢下降点→(椿沢下降)→10:50林道→11:15P
椿沢
椿沢上部の青い旗印2本の間には標高差300m長さ600m強の立派な雪渓が残っていた。

記録
今回は今年(2014)の3月9日にヤケハギ、大室山北尾根をスノーシューで周回したとき破風口付近の稜線から不注意で雪の谷間に滑り落としてしまったストックを回収するのが目的だった。
結果は?

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約1ヶ月で雪もスッカリ無くなったヤケハギ尾根取り付き近くの道路脇(前回と同じ場所)にP

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道路の1段上にあるテニスコートの脇から林に入ってゆく。もちろん道や踏み跡はない。
このテニスコートは前回は雪原だった。

P1170383.jpg
ヒノキの植林と雑木林の境目をひたすら登る。
このヒノキのお陰で家に帰ってから花粉症で寝込んでしまった。

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やっと雑木林だけになりホッ!
大室山が大きく見える。

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林の中のちょっとした窪みの雪は残っていた。(標高1200m)
尾根でこうだから沢にはさぞかし大量の雪が?

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ツルシキミ  殺風景な林に彩りを添えている。実は可愛いが実だけでなく根から茎、葉まで有毒です。従って鹿も食べないので丹沢にはかなりはびこっています。(教訓:何事も可愛いいからといって迂闊に手を出さないように・・・)

唐突ですが麓の道志村は桜、桃、杏、レンギョ、ヤマブキなどなど桃源郷のような美しさでした。

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前大室山に到着。

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一応今回の最高地点なのでハイ!ポーズ!

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破風口への稜線。
ストック(杖)を落としたのは何処だっけ・・・・・と慎重に歩を進める。

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何となく見覚えあるぞ! ここに雪を載せて見ると
DSC04955.jpg
こうなる! 間違いない「ここだ!」。ここからスウーっと椿沢側の雪の斜面を滑り落ちて見えなくなったのだ。
一応沢装備を身につけて、落ちていったストックの気持ちになってガラガラの急斜面を目を凝らしながら降ります。

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あった~! 道から約100m下にありました。お気に入りのストックなので嬉しかった~。

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ストックにめぐり合ったところから雪渓になりました。

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P1170419.jpg
クレバス?もあります。

結局この雪渓は標高1300m~1000mまで長さ600m強ありました。
今回はシッカリと雪渓を想定してチェーンアイゼンと小型スノーシュー(雪が腐ったときに使用)を持参したけど午前中でもあり、北斜面なので雪は締まっていてアイゼンだけでスタスタと歩くことが出来ました。

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下調べでは滝など無い沢ですがこんな滝がありました。でも左岸が広い緩やかな斜面なので意識していないと見過ごしてしまいます。

P1170423.jpg
林道にでました。

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大室山北尾根の取り付き。前回はここに降りてきました。

今回はグロス(休みなども含む全体)で5時間の歩きでした。
目的のストックも回収できたし、標高差800mの無トレースルートなので満足の行く山行でした。
そしてこの時期の丹沢で長さ600mの雪渓に出会えたことは初めての経験で思い出の山行になりました。

end
[ 2014/04/13 11:23 ] 沢登り | TB(0) | CM(2)

新しい会を立ち上げました。

新しい会を立ち上げました。
名前は  山岳会”山NET” です。
趣旨はホームページやブログで山の楽しさを発信している人が連携すれば個々の活動より発信力が高まるのではないかとの期待と、会員相互の情報交換や知識・技術の向上、そして時には呼びかけあって一歩先の山をより安全に楽しもうとの目論みです。
役員はHPのオペレーターのみとし、会長やリーダーなどは置かないことにしました。
また会費もありません。
そして義務もありません。そのかわり権利もありません。
規約は最低限を設けましたのでHPで確認してください。
先ずはHPを見てください。

 山岳会”山NET”

山岳会としてはヨチヨチ歩き出したばかり、皆さんのお知恵を借りて成長したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

end
[ 2014/04/11 19:20 ] その他 | TB(0) | CM(0)

赤岳

日程  :2014年4月7日
場所  :八ヶ岳赤岳
メンバー:単独
天気  :晴れ
ルート&タイム
(6日)赤岳山荘P9:15 →(南沢)→ 12:28行者小屋
(7日)行者小屋5:45 → 7:20地蔵尾根階段付近(撤退)→ 7:50行者小屋9:10 →(南沢)→ 11:20赤岳山荘P
赤岳

記録
リベンジ成らず!    

(6日)
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赤岳山荘のPに車を停める。ここまでは雪道だったが車が退いた跡に雪は無かった。多分雪は夕べ降ったものだろう。

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行者小屋前にテントを張る。
このテントは数日前に購入したメスナーのsarasaraEVOというニッピンのモデル。(34000円)
実は以前もこれを使っていたがもう単独で雪山に行くことは無いだろうと友人に譲って自分はモンベルの軽い2ウォールのテントを買った。しかしヤッパリ日帰りできない雪山へ行きたくなって気に入っていた同じモデルを買いなおした。
使いかってはすこぶる良くてヤッパリテントはこれに限る。

余談ですが
行者小屋に到着してテントを張ろうとしていたら文三郎新道から一人の単独登山者が降りてきて「文三郎の上部で他の単独登山者が滑落した。自分はこれから赤岳鉱泉に通報するので現場に行ってやって欲しい」と頼まれた。
私と前後して上がってきてテントを張ろうとしていた3人パーティーの人達と4人でロープやスコップなど救助に使えそうな荷物を持って現場に向った。
文三郎の階段付近まで登ると上から6人の人が降りて来て、その中に一人疲れ気味の人がいたので聞くと通りかかりに滑落者を見つけたので収容してきたとのこと。滑落したと思われる人は自分で歩いているのでどうやら怪我は無いらしい。また私たちに出来ることももうなさそうなのでこの件は終了と判断しテン場に戻った。この頃からかなりの雪が降り始めた。

(7日)
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雪煙舞う赤岳
P1170341.jpg
同じく阿弥陀岳も雪煙。

地蔵尾根の樹林帯を出るとイキナリ猛烈な風に吹かれる。時々巻き上げられた雪で視界が無くなった。また稜線は上記の写真のようにゴウゴウと雪煙が舞っている。これでは稜線に出ても歩けないだろう。
また昨夜の雪でトレースは消え、階段は手すりの杭の頭がところどころ僅かに見える程度で急な雪壁と化しており、怖じ気付いてしまった。
他に登山者は居ないのでここで滑落しても誰も発見してくれない・・・・・などと撤退するには持って来いの好条件。
即座に「止めた!!」自分で自分に宣言した。(本当はヨレヨレで山頂まで行けそうもなかったのです)
決めたからには長居は無用と嬉々としてテン場に駆け下りる。
テン場は日が当たり風もなくポカポカと居心地よい。
コーヒーを飲みながらユックリ景色と下れる安心感を楽しんで今回のリベンジ山行は終わりました。

後日談
帰って聞いたところによると7日は高山では風速27mの風が吹き荒れたとのこと。ヤッパリ行かないでよかったと
言い訳のダメ押しです。

end
[ 2014/04/08 13:18 ] 積雪期 | TB(0) | CM(0)

お花見

日程  :2014年4月2日
場所  :神奈川県足柄上郡松田町松田庶子 最明寺史跡公園
メンバー:ucon、他1
コース
最明寺
 標高550mの山腹の小さな平坦地にあります。舗装道路があり、国道246号線から車で行けます。
 今回私たちは車で行って弁当を食べただけですが小さいながらも花一杯の風景に満足しました。

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白い花は”ハナプラム” その向うに紫の”モクレン”があります。

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無粋な大きなタイヤは何のために?

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まだ花が咲いていない木が沢山ありました。
多分枝垂れ桜や八重桜だと思います。

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[ 2014/04/03 10:53 ] ハイキング | TB(0) | CM(0)

広沢寺(クライミング)

日程  :2014年4月1日
場所  :広沢寺天狗岩
メンバー:みどりさん、みかんさん、ucon
天気  :晴れ
地形図 :
広沢寺
広沢寺温泉の駐車場から舗装された林道を約900m歩くと川の向う(左岸)に岩場が見えます。

記録
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広沢寺温泉横の広い駐車場。車の前の土手の上にももう1面あります。
以前は仮設トイレだったけどつい最近立派なトイレも出来ました。地元の人やクライミング関係の人の努力の結果だと推察され、感謝です。綺麗に使わせて頂きましょう。

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駐車場から岩場までは舗装された林道を約1km弱歩きます。途中に1箇所分かれ道があるけどここは左。鹿柵のゲートがありますが扉に鍵はかかっていません。このゲートから先へは地元や作業など関係者以外は入ってはいけません。

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程なく沢の対岸に岩場(天狗岩)が見えます。標高差は約45m。林道からみると垂直に見えますが現場に行けば適度な傾斜の壁です。

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沢を渡って基部に向います。

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直ぐに基部です。これは一番高さのある中央部で45mあります。今日は雨から2日目なので一部濡れています。
(でも日が照ればドンドン乾くので心配ありません)

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右は20m位の傾斜のゆるいフェースです。ボールドも豊富なので朝一のウォーミングアップやロープワークの練習に最適です。

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広沢寺初お目見えのみどりさんがイキナリリードしてくれました。

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私はチャッカリとトップロープで。

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中央フェースに張ったロープをアッセンダーで登るみどりさん。

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みかんさんも登って降りてきました。

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私もオッカナビックリ登ります。いつになってもフェースは体が空中に出るので怖いです。

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ロープを2本張ってみかんさん(左)とみどりさん(右)がランデブーしています。

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クラックルートを登ります。ここの1mが核心部です。よいしょット。

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みどりさんもトライ。

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ロープ回収のため登る私と下るみどりさんはすれ違い。
みどりさんは右利きだから普段は右向きで懸垂していましたが左向きでも出来るようにとアドバイスしたら早速チャレンジしています。が!「やり難い!」と文句タラタラでした。本当は状況に応じてどちらでも出来るのがベストです。
スイッチが苦手な人は下降器とハーネスの間に短いシュリンゲをかますとやりやすいです。

※今回誘われて「ヒルがそろそろ出てくるのでイヤだな~」と恐々来たけど幸いヒルは居なかった。ホッ!!

※久々だな~と思って記録を見たら前回来たのは2009年11月でした。4年以上来てなかったので何となく懐かしい感じです。余談ですが4年前は腎臓癌手術の順番を待っているときで、懐かしく、そして今また同じところを登っていることに感謝感謝です。


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[ 2014/04/02 08:40 ] トレーニング | TB(0) | CM(1)
プロフィール

ucon

Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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