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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 山ノ神渡沢(丹沢)

山ノ神渡沢(丹沢)

日程  :2012年11月10日
メンバー:ikukoさん、みかんさん、私
天気  :晴れ
装備  :9mm50mロープ2本
     シューズはikukoさん、みかんさんはアクアステルス(沢シューズ)。私はクライミングシューズ。
コース&タイム 
 寄大橋7:15→7:25登山道入り口→8:15山ノ神渡沢出合→8:50大滝14:50→15:00出合→15:40寄大橋

山ノ神渡沢軌跡

記録
 今回は私が高校生のころ(50年前)山岳部の岩登りの練習ゲレンデとして使っていた山ノ神渡沢(やまのかんどのさわ)の大滝にみかんさんとikukoさんに付き合ってもらって出掛けました。
その頃は、滝(沢)の周りは伐採され、植えられた小さな桧が草原の中にあったように記憶しています。今回行ってみると桧は50数年ものの林を作っていて、対岸の清兵衛の崖や本流のイイハシの滝は見えなくなっていました。
それでも何とか昔の記憶と勘で大滝までたどり着けました。

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寄大橋を渡ったところの駐車場。10台は置ける。
50年前は渋沢駅から大倉、中山峠を越え歩いてきました。

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寄大橋横の寒桜?。毎年この時期に咲く。

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キャンプ場のモミジが色づきはじめていた。
高校生のころ、この辺りにBCを作って寄の山や沢を歩き回ったっけ。

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ノンビリ歩いて山ノ神渡沢出合に到着。左から流れ込む小さな流れです。普通に歩いていると殆どの人は目にも止めない小沢です。
対岸のヤブの中には清兵衛ノ沢の出合があるはず?

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出合から沢の奥を見たところ。すぐこの向こうに2段70m(下段25m、上段45m)の大滝があるのです。
でもそこに行くまでに3~7m暗いのボロボロの滝を越えなければなりません。
私たちは出合でハーネスを着けて左岸尾根を登って大滝の中断テラスに出ることにしました。私たちはたまたま運よく中断テラスに行きましたが、樹林で沢がよく見えないのでピンポイントでテラスを目指すルーファイはかなり難しいです。むしろ右岸尾根の方が沢が良く見える?と思います。沢に下りるには懸垂が必要ですが。

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左岸尾根から中断テラスへ急な斜面をトラバースしました。

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中断テラスに到着。右の壁が45mの大滝下部。すぐ左に下段の25m滝があります。両方とも滝と言っても通常は水がない涸滝です。

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まず、下段から登ることにして懸垂で下りました。下りているのはikukoさんです。

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続いて私も下りて、上にいるみかんさんの確保で登り返します。
が、下部の5mはボロボロでホールドに触ると剥がれてしまい上から確保されたいるのに怖くて登れません。
ヘッピリ腰です。

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しからば、雨が降ると水流に洗われる硬そうな右側へ・・・。岩はシッカリ硬いのですが被っていて登れません。
この後も右に行ったり左に行ったりウロウロしたけどヤッパリダメ!
そうこうしていると、痺れを切らせたikukoさんに「私に代わって!」と言われ、思わず「ホッ!」
代わったikukoさんは微妙なバランスで登って行ってしまいました。

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上でikukoさんと交代したみかんさんが下りてきて、「私の登り方を良く見て!」と言ってまたスイスイと登って行きました。

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井戸の底のような暗く寒い滝の下に一人取り残されたミジメな気持ち・・・分かっていただけますか?
みかんさんが登りきると上から「ハイ、いらっしゃい!」の声。女神様が天から呼んでくれたように聞こえました。
ここにいても生還できる道はないので意を決して手足をバタバタさせて何とか・・・

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落ち口にたどりつき、ふたりの顔を見て「助かった~~」

3時間ぶりに中断テラスに3人揃ってお昼。
もう帰りたいな。。。と思っていたら、女性2人が「さっ!今度は上段よ。行こ!」といわれシブシブ腰を上げる。

IMGP3674.jpg
上段45m。垂直にそそり立っています。凄いな~。
紅顔(厚顔ではない)の美少年だった平塚高校山岳部の面々は登山靴やスニーカーでここを登っていたのが嘘のようです。でも懐かしい。

勿論、上段45mは直登など思いもよらず、左の尾根からみかんさんリード、2Pで巻きました。

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上段落ち口の紅葉。

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上段の上にも涸滝が続いていました。

早速懸垂で下りて登攀開始です。
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まず、ikukoさんが見本を見せてくれました。
上段も下部は脆いように見えたが意外に固かった。
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次がyamayaです。ビビリまくった私が言うのも変ですがホールド、スタンスも以外にあり、快適に登れました。(勿論上から確保されているからです)
ところどころに錆びたハーケンがあって、懐かしさに涙がホロリ。

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最後にみかんさんがニコニコと上機嫌で登って来ました。

このあと3回の懸垂で出合に戻り、無事に青春回想山行を終えました。

今回はビビリまくりになってしまいました。当分、立直れそうもありません。

同行者のブログ
 みかんさん

ikukoさん

end
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[ 2012/11/11 07:34 ] 沢登り | TB(0) | CM(1)
私が小学生だったころ~
yamayaさんはこの壁を登っていたのですね~その時代の空気もあったでしょう~若いときの熱気が想像されます。
青春回想山行にご一緒できてうれしいです~
25m棚、45m棚とも「登ってみる?」とyamayaさんに言われてチャレンジしたし、アドバイスの声もかけてもらいました~のですよ~知らない人が聞いたら本気にするでしょ(^.^)/
また、懸垂下降で私がトラブルを起こしたときはyamayaさんの上からの声で自分を取り戻せて事なきを得ました。感謝します。
今回も学びがいっぱいでした~ありがとうございます☆

[ 2012/11/12 20:49 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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