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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > ユイバシ沢左俣(丹沢)

ユイバシ沢左俣(丹沢)

日程  :2013年4月13日
メンバー:みかんさん、私
天気  :晴れ
装備  ;ロープ8mm30m2本、ハーケン、ハンマー、バイル、チェーンアイゼン(有効だった)、カム2(出番なし)、他登攀道具
コース&タイム:
西丹沢自然教室7:05→ツツジ新道→8:10林道切り通→8:34ユイバシ沢橋(入渓)9:02→10:00二俣→(左股遡行)→13:40小笄→13:52→14:46P1125m→15:28林道切り通→16:10西丹沢自然教室
ユイバシ沢左俣

記録
丹沢の桧洞丸から西に伸びる主稜線上に大笄・小笄(オオコウゲ・ココウゲ)というピークがある。
このピークの南斜面は高度差500mの非常に急峻な地形で丹沢には珍しい。
ここに数本の沢が食い込んでおり、以前から気になっていたので今回は一番下流側の沢に入ることにした。
結果は稜線下200mのところから非常に急峻なルンゼであたかも谷川岳一ノ倉のルンゼを思わせるもので丹沢としては珍しい場所でした。来る前に想像していたとおりで満足満足です。
サイトで検索するとマシラさんの記録が出てきます。しかし現地を見た様子ではマシラさんの記録は右俣のようです。また人間の痕跡(踏み後やハーケン、ロープ、ゴミなど)は見られませんでした。
登攀?は岩とガレのミックスで少し怖い思いもしました。

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朝の光が差し込む爽やかな西丹沢自然教室の駐車場

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先ずは桧洞に向かうツツジ新道を登ります。登攀用具を入れたザックは10kg強、泥壁を想定して軽ピッケルまで持っているので・・重たいな~

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道端に青いスミレと白いスミレが咲いていました。

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新緑が眩しい。

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途中から道を外れて左の緩やかな尾根に乗ります。

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新緑が爽やかな綺麗な林のなかを緩やかに登ります。

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855mのピークに着きました。

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855mピークから20mくらい下るとこの先に林道が尾根を横切っています。

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一般車は通行できない林道をしばらく進みます。

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道路脇にツツジが咲いていました。

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どうも種類が違うような気がします。

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入渓地点に着きました。装備を着けます。
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ユイバシ沢の入り口です。5つの堰堤があるのでかなり荒れた感じです。

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さて、入渓。右の倒木のブッシュの中をもがきながら超えました。

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2番目の堰堤。どっちがいいかな?

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右の岩を数メートル登って越えました。
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3番目の堰堤です。これも右から越えました。

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3番目の堰堤の手前で左から小沢が小さな滝で流れ込んできます。

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4番目の堰堤です。奥に5番目の堰堤が見えます。両方とも右から越えました。

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5番目の堰堤を越え、少しゴーロ(堰堤が溜めた川原)があり滑滝が始まります。

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振り返ったところ。

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次第に滝が立ってきました。

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そろそろロープを準備しておこう。アレ! こんがらかっちゃった!

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胸くらいまで浸かれば滝に取り付けそうだけど・・・冷たそう・・・

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左をヘツルことにしました。

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落ち葉を払いながら・・・落ちても滝壺だから気は楽です。

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また滑が続きます。

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アクアステルスがバッチリと決まります。

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二俣に着きました。水流は1:5くらいで左が圧倒的に少ないです。

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左俣に入って少しゴーロを歩きます。

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ヌメヌメの滝が出てきました。やれば登れそうだったけど怖いので右をアンザイレンで巻きました。

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この滝は左側から簡単に越えます。

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またゴーロ帯です。

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後ろを振り返ると丹沢湖方面の山々が見えます。

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更にザレを登るとルンゼの入り口が見えて着ました。

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ルンゼ入り口の滝です。登れそうですが自信がなく左のルンゼを1ピッチ登って中間尾根から懸垂で下りることにしました。

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左のルンゼはグズグズで当てにしていた灌木は根が半分岩から剥がれてグラグラ、シュリンゲを巻いてランニングは取ったけど落ちたら抜けること間違いない。必死に這い上がりました。
登る方も確保する方も余裕がなく懸垂まで写真は取れなかった。今回の中でこの巻きが一番大変でした。

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木に懸垂用ロープをセットして一安心です。本当は根元にセットするのですが竹が邪魔してこうなりました。良い子は真似しないでね。

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懸垂したところから見た上部の様子。もし無理そうなら懸垂のロープをまた登って退却する積りでいたがどうやら行けそうなので懸垂ロープは回収。退路を断った感じです。

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ルンゼ内のゴーロを登ると奥壁?と呼べるようなところに行き着きます。

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30m位のチムニー。ハーケンも3枚持っているので何とか・・と思ったけど30mロープでは無理そう。アッサリ諦めて左のルンゼにルートを取りました。(地形図に線引きした予定のルートはどうやら左のルンゼらしい)

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岩の下で記念写真をハイ!パチリ。

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振り返ると谷川岳一ノ倉4ルンゼから滝沢スラブを見たような感じがしました。(かなりこじつけているけど)

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イザ、左のルンゼ(ガレ?)に突入。

この先でロープ使用。写真を撮りたかったけど余裕なし。

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みかんさんも頑張っています。

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触ればガラガラと崩れる岩と砂利が詰まったルンゼが稜線に突き上げている。地形図では左に小笄があるハズ。

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ルンゼは諦めて左のスズダケの尾根に逃げることにしました。

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久々に猛烈なヤブコギです。

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ようやく緩やかになってきました。「助かった~!」

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あの上が小笄です。

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登山道に出ました。

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一休みしてから急峻な尾根を下って帰ります。

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ゆるやかなブナの尾根まできました。

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朝、通った林道に下ります。

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西丹沢自然教室の前にある山神さまに無事下山のお礼をしました。

緊張したけど地形図を見て思い描いていたとおりだったので満足です。
次はユイバシ右俣、その次はカル沢辺りをやりたいです。

ササダニ
 小笄からの下りで「この辺りはササダニ」が多い・・」と話題が出てふと腕を見ると灰色の2mmくらいのゴミが
 2つ。一つはツツーと飛び降りて逃げた。まだ半信半疑で残った1つをジッと見つめると沢山の足がモゾモゾ
 と動いていたので思わず払い落としました。「我慢して写真を撮ればいいのに!」と同行者。・・・
 最近ダニが媒介するウィルスで死亡すると報道されている。おおコワ! 東丹沢はヒル、西丹沢はダニ・・
 どうすればいいのだろう? もっともオイラもダニと呼ばれることが多いけど。

同行者の記録 

end
関連記事
[ 2013/04/18 18:43 ] 沢登り | TB(0) | CM(3)
いつかご一緒に
ヤビツさん、コメントをありがとうございます。
山はそして沢は楽しいですね。
機会がありましたら是非ご一緒させてください。
楽しみにお待ちしています。
私のアドレス:ucon3@mg.scn-net.ne.jp
[ 2013/04/20 17:10 ] [ 編集 ]
凄い沢ですね!!
いつも楽しく読ませていただいております。 沢歩き初心者です。 凄い沢ですね。 沢登りというよりも岩登りのようですね。 西丹沢とは思えない光景に驚きました。 私もいつの日か、こんな場所を歩けるようになりたく思います。
[ 2013/04/19 23:29 ] [ 編集 ]
久々ですね♪(^▽^)/
エッ!?
イエイエ、モザイクのお腹のことではありません^^/
厳しい沢のことです。

まだまだ沢始めと思っていたら、
とんでもなく恐ろしい厳しい沢でした!怖ッ!!

私は何度かロープを要求。
落ちれば何十メートルも真っ逆さま。ただ事では済みません。
リードしたuconさん、凄すぎます・・

みなさま、決してお勧めの沢ではありません・・
師匠、山神さま、ありがとうございました☆
[ 2013/04/19 12:22 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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