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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > その他 > 片貝ノ池

片貝ノ池

日程  :2013年6月8~10日
メンバー:単独
コース&タイム:
(9日) 銀山平8:05→(カヌー)→10:17片貝ノ池上陸地点に一旦上がって様子を見てBC設営に向う10:32→10:43片貝沢流れ込みに上陸後BC設営12:15→再度片貝ノ池にカヌーで出掛ける→13:05上陸→お色はヤブコギ→14:00片貝ノ池14:05→往路とは別のルート→14:20湖岸→14:30上陸地点→14:40BC
(10日)BC撤収7:25→10:37只見川流れ込み→14:07銀山平
銀山湖軌跡
 カヌーの軌跡。帰りに折角なのでカヌーで銀山湖をクルージングしました。

片貝ノ池軌跡
片貝ノ池への軌跡
 ・湖の軌跡は上陸地点を探してウロウロしたものです。
 ・上陸後左のルートを通って池に向いました。アチコチに10m以上の大きな窪地があり、ヤブが酷くてとても
  大変でした。
 ・右のルートか帰りです。歩き易いところを選んで銀山湖まで戻ったらどうやらこれが使われているルートの
  ようでヤブもなくところどころ踏み後も見られてスンナリと戻れました。


記録
DSCN0745.jpg
先ず銀山平に行く前に銀山湖を支えている奥只見ダム(堰堤)を確認する。
巨大なコンクリートの壁だった。
ダムサイトには何箇所か広大な駐車場や丸山スキー場などがある。

DSCN0751.jpg
銀山平に行き、カヌーを組み立て、キャンプ装備などを積み込む。
コクピットの前と後ろにかなりの荷物を積むことが出来ます。
パドルは船体に細引きでつなぎました。万一手から離してしまい、バドルが無くなったら帆の無い帆船、スクリュウがない汽船と同じで漂流してしまうからです。

DSCN0753.jpg
朝もやが立ち込める湖面を12km先の片貝沢流れ込みに向って進んでゆきます。

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右手には雪が残る荒沢岳(1968m)が見えます。

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後ろを振り返ると越後駒ケ岳(2002m)が見えます。

DSCN0766.jpg
右手前方に平左衛門山(1363m)が見えてきました。あの大きなスラブの麓に幻の池”片貝ノ池”があるハズです。

BC設営予定の片貝沢流れ込みに行く前に片貝ノ池に寄ろうと一旦上陸するが足ごしらえがビーチサンダルなのでヤブ漕ぎが出来ず、やはりBCを設営してから沢シューズに履き替えて出直すことに変更し、またカヌーに乗って片貝沢流れ込みに向います。

DSCN0770.jpg
流れ込みが見えてきました。

DSCN0772.jpg
なにやらゴミの平地があります。

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近づくと大小の流木が風に吹き寄せられて水面を覆っていたのです。
これではカヌーを接岸することができません。

DSCN0776.jpg
仕方なく100mほど手前の右岸に上陸して荷物を3回に分けて運びました。カヌーは陸に上げて雨が降っても水が溜まらないように底を上にして置きます。
もちろん風に飛ばされてカヌーが無くなると孤島に取り残されたも同然、ロビンソンクルーソ状態になるので木にシッカリと繋いでおきます。

DSCN0801.jpg
BCを設営しました。

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あらめてカヌーで片貝ノ池上陸地点に向かい、上陸してやはりカヌーは陸に引き上げておきます。

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往路は猛烈なヤブを跨いだり、潜ったり、右に行ったり、左に行ったり、10mも深さのある窪地に下りたり登ったり、もがいてもがいて1時間掛けてやっと片貝ノ池にたどり着きました。
そこはスラブに囲まれた静かな、かなり大きな池でした。

帰りもあのヤブを・・・とウンザリしながら直線で500m先の湖岸目指して楽なところを選んで歩いたらヤブ漕ぎなしに14分で湖岸に到達しました。2/3は雪渓だったが雪の無いところには薄っすらと踏み後がありました。でも着いたところは上陸してカヌーがあるところから西へ約100mの地点だったので湖岸の斜面をトラバースしてカヌーに戻りました。

以下の写真はヤブ漕ぎの無いルートです。チャレンジする人は参考にしてください。
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うっすらと踏み跡があります。
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BCに戻るカヌーから見た片貝ノ池方面。あのスラブの麓に池があります。

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BCに戻って早速焚火です。

DSCN0812.jpg
ご飯を炊いているところです。結局おこげになりましたがこれはこれで美味しかったです。

参考に片貝ノ池上陸地点を写真で説明します。
DSCN0834.jpg
このスラブがある尾根の向こう側に池はあります。
スラブの右下の大きな木の根元辺りに上陸してスラブと林の境目を右上に登って森の中に入ってゆきます。

DSCN0836.jpg
近づいて見たところです。スラブと森の間を行きます。近づくと踏み跡になっています。

DSCN0839.jpg
上陸する場所。狭いですがこれもでよいほうです。

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池は岩の下辺りです。森が低くなっているところを行こうとすると猛烈なヤブと格闘することになります。

DSCN0849.jpg
しつこいですがもう一枚。楽な踏み跡があるルートはあのスラブの右端に上陸してください。

10日

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10日はBCを撤収して銀山平に戻るだけなのでのんびりと湖岸を回って帰ります。

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ネッシー・・じゃなくて銀山湖だからギッシーが出た!と思ったら巨大な流木でした。

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海に落ち込む氷河のような雪渓です。行ったことはないけどノルウェーのフィヨルドに似ているかも??

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水面に写るツツジ

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巨大なスラブ

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雪渓の下から勢いよく靄が噴出していました。

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はるか遠くに双耳峰の燧ケ岳が見えました。

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銀山湖最奥の乗船場。丁度定期便がいました。

以下の3枚はゴムボートの釣り人にお願いして撮ってもらった写真です。
DSCN0889.jpg

DSCN0892.jpg

DSCN0893.jpg
船体の中の前と後ろに荷物を積んでいます。

新技術を習得しました。(いまさらながらですが)
川で接岸するときは水底にパドルを突いて船体を横に動かしますが、ダム湖なので急激に落ち込んでいるためとても深いので横付けするのに悩みましたが、パドルを魯のように使うと横移動できることがわかりました。

DSCN0894.jpg

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DSCN0908.jpg
狭い航路を通って向こうに浮いている流木を砕氷船のように押して通りました。

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反対側から

DSCN0914.jpg
雪渓だ! ??でも雪の上に木が?

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近くに寄ってみたら真っ白な岩でした。

DSCN0917.jpg
水の中まで続いています(当たり前か?)

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水中写真。多分この真っ白な石は大理石です。もしかしたらアンモナイトの化石が見付かるかも?

DSCN0922.jpg
銀山平の乗船場。大きな遊覧船がいました。

DSCN0923.jpg
ダムサイトに向って出航してゆく遊覧船。
このような大きな船がカヌーの近くを通るとその波でカヌーは木の葉のようになって横波を受けると転覆してしまいます。怖いです。

DSCN0925.jpg
25kmの航海をしてやっと銀山平に帰ってきました。 
 
end
関連記事
[ 2013/06/08 13:18 ] その他 | TB(0) | CM(7)
自然に溶け込みました。
加藤さん
秋はこれに紅葉ときのことイワナとウグイと川エビが追加されます??。楽しみにしていてください。またお友達にも声を掛けてくださいね。楽しみです。

ikukoさんへ
偵察はメルガマタ&会津丸山の準備です。林道への入り口は確認できました。沢中2泊(BC方式)でのんびり山行を想定しています。こっちも楽しみです。

地図読みで「隠れピーク」というのがありますが今回は「隠れ窪地」というのがあるのを始めて知りました。ブッシュや地形を読んでどう効率的に目的地に行くか苦労した分幻の池には感動しました。
やはり氷河ですか?ブッシュの中で次々に現われる窪地や土手を越えながらヒマラヤの氷河のモレーンに似ているなと思っていました。地形図では沢ですが水が流れる沢ではなかったのです。そして多分雪解けで大量に水が流れ込んでいるはずですが出口がないのです。だから取り付き(上陸地点)が見付からなかった。多分モレーンの下を流れているのですね。

今回は静水のツーリングでしたがカヌーでの川下りは沢登りと共通しているように思います。荒瀬の通過は滝を越えるのと同じ。ルートを観察して自分の力量で通過できるか判断し、ダメなら巻き(川原をカヌーを担いで)などですね。また今回は単独なので転覆して時の対応を考えながらコース取りやその他の動作をしています。
まあ、自然との交流ですから沢登りもカヌーも基本は同じだと思います。
[ 2013/06/13 06:44 ] [ 編集 ]
銀山湖
銀山湖ではゆったりとした感じがいいですね~uconさんのカヌー姿も様になっていますよ~ツーリングは沢登りの読みと似たようなところがあるように思いますがどうでしょう~
片貝ノ池探索は大変だったぶん出会えたときは嬉しかったでしょう~ロマンチックですね☆ここは氷河の侵食でできたらしいですね~それもロマンをかき立てられますね。

奥只見ダムの「確認」って、もしかしてメルガ股へのアプローチ確認かな?楽しみにしてますよ♪
[ 2013/06/12 22:51 ] [ 編集 ]
素晴らしいカヌー旅ですね。秋はこれにキノコをプラスですね。自分は釣りはできないのでよろしくお願いします。秋の方が水温が下がり食いつきがいいかもしれませんね
[ 2013/06/12 22:19 ] [ 編集 ]
山菜はまだ
samさん、久しぶりです。
samさんに刺激されて片貝ノ池に行って来ましたよ。
銀山湖は標高が750mと高いので山菜はまだなかったです。
今週末の明神沢は???う~ん???
未丈は雪があるのでアイゼンをシッカリと・・お薦めします。
[ 2013/06/12 21:05 ] [ 編集 ]
融雪
ようやく雪も溶けましたか?
山菜は・・・・
[ 2013/06/12 20:21 ] [ 編集 ]
聞いて下さるな。
片貝沢でイワナにチャレンジしたけどボウズ(釣れなかったってことです)
ならば!と湖に戻ってウグイに挑戦したけど・・ボウズ。
こんなことならメザシでも持ってきて焚火で焼けばよかった!と思いました。
[ 2013/06/12 07:14 ] [ 編集 ]
素晴らしい!!
uconさん、とっても綺麗な写真ですね。
泳げない私はカヌーなど考えも及びませんが、本当に素敵な世界ですね(⌒⌒)
多趣味のuconさんが羨ましいです。

ところで魚は釣れなかったのですか?
[ 2013/06/12 06:12 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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