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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 丹沢 オツボ沢

丹沢 オツボ沢

日程  :2013年6月17日
メンバー:S氏、私
天気  :晴れ
コース&タイム:
寄大橋7:50→9:08コシバ沢→9:20ツルハシ尾根分岐→(ツルハシ尾根)→10:18鍋割り峠→(鉄砲沢下降)→12:10林道→12:20オツボ沢入渓→12:40大滝→(大滝の上の二俣でミスコースして右に入ったがすぐ源流状になり尾根に逃げる)→15:00稜線登山道→15:08雨山峠15:20→15:45ツルハシ尾根分岐→15:50コシバ沢→17:00寄大橋。
 ※ツルハシ尾根の名称は通称です
鉄砲&オツボの軌跡
赤い線はGPSの軌跡ですがGPSの調子が悪くときどき電源が落ちて軌跡が取れなかったところは淡い赤線で手書きした。また緑は計画時に設定したコース。

記録
DSCN0976.jpg
 鍋割り峠に通じるコシバ沢出合にある看板。昔は生活道としてかなり立派な峠越えの道らしく要所に立派な石垣が残っているが殆どは崩れ落ちて木々が生い茂っている。
我々は雨山峠への道を進みます。

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約10分ほど杉林の中のジグザグ道を登ると通称ツルハシ尾根の取り付きになります。この看板から杉林の中の仕事道をジグザクに登ります。あと稜線の登山道まで標高差で50m位のところから右に向かうかすか踏跡にハイってしまいました。その結果鍋割り峠まで稜線の登山道と並行に斜面のブッシュの中を歩くことになりました。(地形図参照)もちろん現場ではそれを知らなかったのですが地図読みをみくびった結果です。反省反省。

鍋割り峠ではヘロヘロで休むのに精一杯。写真を撮り忘れました。

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玄倉川に落ちる鉄砲沢を下ります。

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懸垂で下る滝もあります。

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小さな沢ですが磨かれた花崗岩とその上を滑る水、木漏れ日がまぶしいです。

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水が増えてきました。クライムダウンする滝も。

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滝壺に飛び降ります。

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愛用のストックは滝下に投げておいて、ここは慎重に。

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流木にかけたロープで堰堤を懸垂で下ります。
ロープが流木の裂け目に食い込むと回収できなくなるのでこんなときは要注意。

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鉄砲沢の下降に2時間掛かりました。林道から鉄砲沢を見たところです。
小さいながらも鉄砲沢は綺麗で楽しい沢です。

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オツボ沢出合を通る林道の下にある沢水用のトンネルです。(この上に林道があります)
どんな豪雨の増水でもこの小さなトンネルで間に合うほどオツボ沢は小さいと言うことなのでしょう。
林道からの入渓はとても急で滑り落ちるとダメージが大きいので出来るだけ懸垂などロープを使った方がよいと思います。

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出合から見たオツボ沢です。鉄砲沢に比べるとかなり貧相です。可愛そうに・・・

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小さな滝がありました。水が少ないので苔むしています。

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水は透明だけど赤みを帯びています。鉄分が混じっているのでしょうか? あるいは植物のタンニンでしょうか??

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狭いゴルジェになってきました。

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更に狭く。

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ゴルジェのドン詰まり。左の水が落ちている方が大滝です。
さてどこを登るか? このチムニー状の右の壁を相棒が試登したがスタンスはあるもののヌルヌルで乗るのは無理。
では正面のクラックに挟まった石を手がかりに・・・狭すぎて無理そう・・・
ということでショルダーで左の岩に取り付くことにしました。私はオジケ付いて踏み台を選んだけれど・・重かった!! 相棒は左手が小さいながらもカチに届いたのでヌルヌルの外傾スタンスをだましダマシ登りました。

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15mほど右上の立ち木を支点にしてロープを貰い、セカンドの自分は両足を突っ張って正面のルンゼに這い上がりました。確保されている安心感から出来たのです。

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2P目も相棒がリード。階段状ではあるけどこの色を見てください。ヌルヌルでアクアステルスの摩擦係数(フリクション)はゼロ、なんとかフリクションが効く狭い流水の中を花魁歩きで行きます。
それにしても白い花崗岩のはずがこの色。いやらしいな~。

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10m先きに大きな岩が乗っていたのでそれに2本のシュリンゲを繋いで支点を作っているところです。ツルツルの岩の上なので作業は大変です。

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最後の落ち口までは私がリードさせてもらいました。しかしフリクションが効くのは水がジャアジャア流れているところだけで岩は丸くて手がかりが少なく中々踏み出す勇気が出ません。しかし下ることも出来ないのでイチバチの蛮勇気持ちで水を頭から被りながら流芯を”鯉の滝登り”ではなく”うなぎの遡上”のようにボディーフリクション?で何とか落ち口にたどり着きました。
サイトで過去の記録を見ると「階段状で快適に登った」とあるのですが・・・どうして私たちはこんなに怖かったのだろう?・・・と二人で検討した結果、「多分、年齢の問題だ」ということに落ち着きました。ちなみに65と69です。ドヤ!(三浦さんには適わないけど)

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気を取り直して。

この上の二俣で予定では左でしたが右の方が僅かに水が多かったので間違えてしまいました。

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右はすぐに源流になったので早々に尾根に逃げました。
が、この尾根が凄いこと、灌木が密生していて必死にヤブコギ、ところどころにこのような細くザラザラの急なところも出てきました。とは言っても詰めの急な花崗岩のザレよりは益しと自分を慰めながら頑張って稜線の登山道に達し、雨山峠を経由して下山しました。

他の友達とオツボ沢にもう一度来る約束をしているけど気が重いな~・・・と言いながら頭の中で乾いた時期を狙って、カムとハーケンを持って、1.5m位のシュリンゲを準備して・・・などと作戦を考えている自分に気がついて背筋が寒くなりました。

ヒル
車に戻って回りに人影がなかったので一糸まとわぬ裸になってヒルチェック。
右足の膝の内側に1匹発見。相棒が塩をかけてくれたらポロリと落ちた。出血はなく間に合った!
ヒルはバーナーで火あぶりの刑に処した・・・ということにしますが・・・塩で小さくなって見付からなくなってしまった。
そのあとで身に着けていたものを隈なく探したがヒルは発見させなかった。
1日たった現在、昨日は食いつかれた痕跡はなかったのに直径1cmの赤い斑点になっている。
ちなみに相棒は何の対策もしていないのに被害なし。この差は偶然か別になにか理由があるのか?ヒル達に聞いて見ないと分からない。

対策。
①足に100円ショップで買った膝までの女性用ナイロンストッキングを履きその上に①ヤマヒルファイターを満遍なく吹き付けた。ストッキングは目が細かいのでヒルが進入できず、進入を諦めたヒルがストッキングを登ってくるのを防ぐため忌避剤をかけたけど・・ヒルはストッキングの上の皮膚についていた・・ということはストッキングは見事に進入を食い止めたが忌避剤をかけたストッキングを這い登ってしまった可能性が高い。忌避剤が効かないのか、腰まで水に入ったので忌避剤が流れてなくなってしまったのか?
今回はn=1の結果なので更にnを増やさないと忌避剤の効果や使い方は分からないけど・・・もうイヤだ~~!


end
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[ 2013/06/18 08:13 ] 沢登り | TB(0) | CM(3)
沢登りの楽しさが凝縮されてます!!
コースの選び方が、やはりマニアックですね。コースを理解するまでに時間がかかってしまいました。鍋割峠までのルートもVルートだったのですね。凄いな~。 歩く意外にも往復の時間予測も初心者には、難しいですね。沢登りを楽しむためには、色々な事を経験して覚えなければいけませんね。 だからこそ、面白いのでしょうが。

鉄砲沢のクライムダウンは、ハラハラドキドキしながら読ませていただきました。滝壺に飛び込んでしますのですか!! 写真も良いシャッターチャンスで捉えていて、「怖さ」よりも「楽しさ」が伝わってきます。 童心に返ったようで楽しいのでしょうね。 でも、沢下りはとっても難しそうです。

オツボ沢は難しそうですが、鉄砲沢は沢登りであれば、初心者にも巻き道利用でチャレンジできそうに感じました。 
[ 2013/06/22 07:27 ] [ 編集 ]
オツボ沢
オツボ沢に行くと聞いたときは玄倉からと勝手に思っていましたが、寄からでしたか~ヒルに襲われた場所はそのあたりですかね?玄倉方面とは思いたくないですね。でも最近は玄倉でも出る話は聞きますが・・

鉄砲沢はuconさんに連れていってもらったことがあり、きれいでしたね。
なつかしいです。沢の2本をやろうとしたのですね。

オツボ沢はみかんさんの言うように大滝が登れず、少し下って3ピッチの巻きで落ち口に出たのに小雨もあり、意気地がなくて諦めました。なのでリベンジしたいな~と思っているのですが・・

そうでしたか~ヌメヌメでしたか~大変でしたね。私たちが見たときはそれほどヌメヌメには見えなかったのですが・・(下部の右の壁はヌメヌメでした)スタスタ登ったという記録は岩が乾いているときですよ、きっと。私もそのような記録を見て行かれるかな、と思ったので。時期を考える必要がありますね。
ヒルも場所と時期を選ぶ必要ありですね。
[ 2013/06/20 09:10 ] [ 編集 ]
それは私達です^^/
uconさん、他の友達とは私達(ikuko、みかん)のことですね。
覚えていて頂きありがとうございます(^▽^)/

69歳と65歳は凄いです♪
〇〇歳と57歳は大滝の取り付きで敗退しました(><)

秘密兵器も持って行きます。楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い致します☆
[ 2013/06/18 13:50 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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