FC2ブログ

”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 東ゼン

東ゼン

日程  :2013年9月9,10日
メンバー:(L)みかん、ikuko、ucon  (敬称略)
主な装備:8.2mm50mロープ 大滝高巻きに使用
       8mm15mロープ  その他の滝は全部15mを使用。この沢は30mくらいが使いやすいと思います。
        8mm40mロープ  撤退用に持参したが未使用。
        アクアステルス  茶色のヌメリが多く滑り易かったが総合的にはフェルトより良い。
        チェーンアイゼン 巻きなど草付きには抜群の威力を発揮した。
       ハーケン      大滝手前の滝で念のため2枚使用し回収した。   
       その他使わなかった装備 カム×2、3段アブミ×1、沢バイル、8mm40mロープ
コース&タイム
林道ゲート4:53→(林道)→5:18登山道入り口→6:17大根下ろし沢(入渓)6:40→7:50西ゼン出合→10:37大滝下→(高巻き)→12:42大滝落ち口→14:53滝場終了→15:12稜線
稜線17:20→17:55平標→(平標新道)→20:43大根下ろし沢20:57→22:12林道→22:40ゲート
higasi ルート
右岸を丸く歩いているのが大滝の高巻き。

記録
9日19時頃に林道のゲート前に到着して車中泊

DSC01770.jpg
まだ暗い内に出発する。

DSC01783.jpg
延長された新しい橋で仙の倉谷を渡る。渡った右側に登山道入り口がある。

DSC01786.jpg
登山道入り口

DSCN1932.jpg
装備を着けて大根下ろし沢に入るとナメが出始める。

DSCN1933.jpg
小さなナメを越えてゆくと次第に足が岩に馴染みます。

DSCN1935.jpg
苔の上に水が15cmくらい被っています。この苔は通常水面下には生育しないので長かった秋雨前線の雨で水量が多いのが分かります。

DSCN1936.jpg
西ゼン、東ゼン二俣下の滝です。右側を越えます。

DSCN1937.jpg
右が西ゼン、左が東ゼンです。

DSCN1939.jpg
東ゼンに入ってゆきます。

DSCN1941.jpg

DSCN1942.jpg
奥に見えるスラブが中ゼンです。

DSCN1943.jpg
ここも右側から

DSCN1945.jpg
草付きを滑らないように。

DSCN1946.jpg
広い滑床を快適?に進みます。

DSCN1949.jpg
中ゼン出合下の滝。遠くから見ると小さなナメですが近付くと下部が立っていて豪快です。左の草付き交じりを登ります。

DSCN1950.jpg
中ゼンの大スラブ。写真は下から撮っているので傾斜が緩いようですが実際はかなり立っていて圧倒的な迫力です。

DSCN1953.jpg
大滝手前の15m滝。右側の斜めバンドから微妙なフリクションで登ります。このバンドで念のためハーケンを2枚打ちました。(回収しました)

DSCN1954.jpg
60m大滝です。圧倒的に聳えています。(朝日でまぶしい)

DSCN1956.jpg
やはり水量が多く、斜上ルートは水流になっていました。
リーダーは一言「これは無理、巻き!」。「エッ!・・・ドコ?・・撤退の間違いでは・・・」

DSCN1957.jpg
見定めた巻きルートは左(右岸)の草付きスラブを登って大滝左のルンゼの落ち口から中間尾根を越えて大滝上段の落ち口に・・・との目論み。やって見なくちゃ分からない。

DSC01862.jpg
スラブの中の草付きを登る私。チェーンアイゼンが効いているので楽勝です。

DSC00696a.jpg
上の場面を下から撮った写真です。

DSCN1966.jpg
2P目から見た大滝の下段。

DSCN1970.jpg
4P目でルンゼの落ち口に達しました。

DSCN1969.jpg
ルンゼを見上げたところ。リーダーが引くロープはルンゼを渡って中間尾根に取り付いて大滝側に回り込んでいました。

DSCN1971.jpg
中間尾根を回りこんでから斜めに1P下って大滝上段の落ち口に下りました。全部で50mロープ(実質使うのは40m)で5Pでした。途中シャクナゲのブッシュを潜るのが大変だったけど意外とスムースだった。

DSCN1973.jpg
大滝の上からゴーロになります。遠くに目指す稜線が見えます。標高差はまだ600mあります。

DSCN1974.jpg
左から入る三の字沢が見えます。

DSC00714.jpg
左が三の字沢、右が本流でここから滝場が始まります。

DSC00741.jpg
もう、疲れたよ~!

DSCN1977.jpg
ガイドブックでは10mだけど・・・もっとありそうな気がします。

DSCN1980.jpg
20m滝が見えてきました。

DSC00735.jpg
20m滝は右の草付きの凹角から巻きます。

DSCN1983.jpg
その上にまた・・もうお腹一杯なので右の草付きから越えました。

DSCN1987.jpg
まだ、ナメ床が続きます。

DSCN1989.jpg
水量が多いので岸辺の笹につかまって、ヨイショ!

DSCN1991.jpg

DSC00750.jpg
やっと水が細くなってきました。 でも稜線は遠いな~

DSCN1996.jpg
オヤマリンドウが励ましてくれます。

DSCN1997.jpg
??ユリの赤い実も元気付けてくれます。

DSC00766.jpg
やっと広い稜線上にでましたが路はまだ見えません。リーダーはスタスタと先を行きます。
この笹の中にコケモモが鈴なりで甘酸っぱい味が新鮮でした。

DSC01921.jpg
「登山道は未だか~~!」

DSCN2001.jpg
5時12分、登山道にでました。ホッ! 道ってありがたいな~

DSC01925.jpg
夕闇迫る平標山頂から長い新道に入ります。

この路はあまり人が通らないのか?両側から丈の低い笹に覆われて足元が見えず、安心のためチェーンアイゼンを着けました。
標高1700m辺りでヘッデンを点灯しましたが、この辺りからシッカリ刈り払いされていてとても歩きやすくなりました。

午後10時40分、「もう無理!ビバークだ~」と思ったころ林道ゲートの車にたどり着きました。
そして神奈川県に帰り着いたのは明け方でした。

end
関連記事
[ 2013/09/12 10:10 ] 沢登り | TB(0) | CM(3)
お疲れ様です!
18時間近い山行時間、超ロングコースですね。開放感のある綺麗な沢で、拝見しているとウットリしてきます。60mの大滝での三人の写真は、逆光の朝日がスケール感の在る出来栄えとなってます。高巻きや詰めを含めて、体力も必要ですね。とても魅力的な沢であることが、良く伝わってきます。
[ 2013/09/13 07:35 ] [ 編集 ]
上越の谷
スケールの大きな谷は小さな人間を呑み込むような迫力がありましたね。
私は場違いな場所にいるような錯覚に陥りそうでした。
その中uconさんは、大きな谷に自分たちが存在することで胸いっぱいになるような遡行を支えてくれました。
東ゼン~素晴らしかったですね♪
リーダーのみかんさんとuconさんに感謝!です♪
[ 2013/09/12 20:24 ] [ 編集 ]
ありがとうございました☆(^∇^)/☆
昨年の西ゼンも素晴らしかったけど、お天気に恵まれた今回の東ゼンも
雄大で本当に素晴らしい谷でしたね♪
uconさんのナイスアドバイスのお蔭で、無事遡行出来たことを心より感謝致します☆
本当にありがとうございましたm(_)m
また機会があれば是非再び・・(^^)/
[ 2013/09/12 20:18 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

プロフィール

ucon

Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
PCアドレス
ucon3@mg.scn-net.ne.jp
携帯アドレス
ucon-no-higuma@ezweb.ne.jp

ようこそ”霧(kiri)”へ
ご訪問いただいた回数
また来てください。