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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
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会津丸山岳/メルガマタ沢

日程  :2013年9月26~29日
メンバー:ucon単独
天気  :晴れ(全日程とも快晴)
装備  :
     ・8mm15mロープ2本(古い30mを半分に切ったもの)。結果、懸垂で3箇所は長さが足りなかっ
     たので2回に分けるとか、できるだけ下に支点を作るなどの工夫が必要だった。しかし7,8m前後
     の滝が多いので15mは使い易かった。もし二人以上のパーティーなら20~30mの8mmロープ2
     本が良いと思う。
     ・チェーンアイゼン。今回は巻くことが多かったのでドロの草付きにとても有効(効率的で安全)
     だった。
ルート&タイム
26日 奥只見ダムサイトで車中泊
27日 ダム駐車場5:27→6:18トンネル→6:48南沢出合→7:11仕入れ沢出合→9:08袖沢のコル→9:37メルガマタ沢→11:03三角点沢→11:45BC(平沢手前の標高1040m地点)
28日 BC5:36→9:00200m滑滝→10:53稜線→11:23丸山岳11:39→11:56下降点→(往路下降)→13:1420n滑滝→16:08BC
29日 BC7:00→7:48三角点沢出合→8:47小沢出合→9:57袖沢のコル→10:22(仮称)懸垂滝11:18→12:39仕入れ沢出合→13:14南沢13:24→13:54トンネル→14:47ダム駐車場
会津丸山

記録

ダムサイト
ダムサイトの地図です。

27日
DSCN2232.jpg
左の道が袖沢林道入り口です。右奥がダムサイト広場でトイレや売店、遊覧船乗船場などがあります。

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入り口から数十メートルでゲートがあります。ゲートの左右にも柵が延びているので避けて通るのは無理のようです。結局正面を力技で・・・・

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舗装された林道を緩やかに下りて行き、途中で右折して只見川の橋を渡ります。
奥只見ダムが高々と聳えています。3ヶ月前はあの高さの水面をカヌーで漕いでいたかと思うと何となく不思議な感じがします。

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林道は橋を渡って右岸に続いていますが2011年7月の集中豪雨でズタズタに壊れ今は面影だけです。
不思議なのはダムのすぐ下なので激流が流れた・・・とは思いにくいですがもしかしたら目一杯放水したのかもしれません。

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只見川本流と袖沢の間の尾根をトンネルで潜ります。向こう側が袖沢。

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袖沢の対岸の河原にサルの群れがいました。私の姿を見ると群れはサッと林の中に入り、ボスザルがおもむろに出てきて私を睨み付けていました。観光地の野生ザルと違って本物の野生を感じました。それにしてもリーダーは群れのメンバーを守るために身体を張るのだな・・・・人もサルも同じだな・・・・

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仕入れ沢出合に着きました。この袖沢本流を渡渉しなければなりません。今日はかなり水が少ないようですがそれでも場所を選ばないと流されそうな水勢です。雪解けや梅雨の時期はもっと凄くて渡るのは難しそうですがその時期のメルガマタ遡行も厳しいのでヤッパリ敵期は今なのでしょう。
ここで渡渉の薀蓄を一つ:多少深くても緩やかな流れを選んで上流から下流に向って斜めに半分流されるような感じで渡ります。決して流れに逆らってはいけません。この方法だと腹くらいの深さでもプカリプカリと渡れますので試してみてください。ストックがあるとバランス取りできて安全です。

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仕入れ沢です。このようにかなり貧相な沢です。入り口だけでなく奥に入ってもヤッパリ貧相でした。

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標高950mくらいでこの5m滝が出てきます。ルートは7,8m手前の右斜面に踏み跡があります。

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その踏み跡です。少し登ると小さな尾根上になり、高さで80mくらい登ってブッシュを左に行くと尾根に乗って袖沢のコルに出ます。この辺りは踏み跡が薄いので目を更にする必要があります。赤テもところどころにあったけどこれも一所懸命探さないとみつかりません。正に人跡未踏?の山地に入った漢字でした。
コルから北側に斜面を下ると小さな沢になり、2m位の滝が一つあるが30分も下るとメルガマタ沢に合流します。

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その小沢がメルガマタ沢に合流する5m滝。懸垂で下りました。
滝はホールド、スタンスが豊富で簡単ですがヌメッテいたので帰りは空身で登ってロープをフィックスしてから再度荷物を背負って登り返しました。

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平沢出合手前(標高1040m前後)の右岸にツエルトを張りました。
水面より1m高い砂利の平坦地で増水には弱いですが天気を考えて決定・・・というより他に無かった。
ツエルトを張る場所は大きなイタドリの林になっていたので鋸で刈り払い、ツエルトを張り、2泊分の薪を集めました。

DSCN2258.jpg
天場の前の流れ。

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天場の前の流れに仕掛けを入れるとググーとイワナが懸かる。25cm前後と小ぶりなので2匹をおかずにキープ。
ちなみに仕掛けは提灯エさ釣りで餌はブドウ虫です。

DSCN2260.jpg
ご飯を炊きながらイワナを塩焼きにする。

28日
4時に起きて焚火で食事を作り5:30に丸山岳山頂目指して遡行を開始する。
7,8mの滝が次々に出てくる。
簡単に登れるのは直登したが手強そうなのは安全を見て躊躇なく小さく巻いた。

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20mの滑滝。これが最後の滝だった。
滑なので登れそうだがヌメッテいて怖いので水流右のクマザサにつかまって登った。

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20m滑滝を越えると滝は無くなり、急なゴーロを本流を選んで詰め上がり、いよいよヤブに突入する。

DSCN2269.jpg
ヤブと格闘しながら「稜線に出れば草原だ」と思っていたらさにあらず。山頂辺りは確かに草原だがそこまではビッシリと笹薮でおまけにナナカマドが混じっているので始末に悪い。
何度引き換えそうかと思ったことか。でも山頂までは僅か250mなので頑張りました。

DSCN2274.jpg
ヤブを抜けると山頂だった。山頂の向うは広々とした草原・・・逆ならいいのに!

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山頂には小さな池とうが二つ。

DSCN2271.jpg
なにはともあれ自分撮り。

帰りはGPSの軌跡を頼りにヤブを漕ぎ、滝は無理せず懸垂で戻りました。

振り返って
・もしかしたら今シーズンの初踏破?
 林道を離れてからは新しい人の歩いた(泊まった)痕跡が見られなかったのでもしかしたら今シーズン初かも
 しれない。 そういえばイワナも純真で仕掛けを落とせば疑うことなく食いついてくる。
・グレード
 単独ではチョッと滝の直登や巻き、ヤブ、ルーファイと厳しく感じた行程でした。

end
関連記事
[ 2013/09/30 22:26 ] 沢登り | TB(0) | CM(4)
丸山岳
メルガ股はご一緒できなくて残念でした。
今では人気の丸山岳も、2年前の集中豪雨による林道や谷が影響を受けたこともあるのかな~メルガ股は痕跡がありませんでしたか・・
私には憧れの丸山岳はまた遠のいてしまいそうです。
頂上の、池糖がある写真がありませんが・・
帰宅後はロボット歩きするほどのお疲れだったとか~その代償を払っても行かれて良かったですね。
[ 2013/10/07 10:25 ] [ 編集 ]
お疲れ様でした~☆
やっと藪を漕いで行った山頂はとっても素敵な風景ですね♪
もちろん池塘の傍で、一杯のコーヒーなどを飲んだのですか^^
河原の傍のテントサイトも、とてもいい雰囲気ですね。焚火が良く似合います。
イワナはさぞ美味しかったでしょう(^▽^)/
最高のお天気の中、素敵な遡行 羨ましい!
何度も出かけているからこそ出合える風景ですね。
お疲れ様でした~☆
[ 2013/10/03 09:10 ] [ 編集 ]
ブドウ虫
mt-samさん、いらっしゃい。
袖沢で会った釣り師は11年/7月水害で居なくなったって嘆いていました。けどメルガマタはウジャウジャです。
餌はブドウ虫。
丸山から帰った2泊目もテンバ前で1匹釣って塩焼き。
今回は合計3匹を3匹のブドウ虫でgetしましたよ。
でも尺が居ない!
※カラビナはmt-samさんの技を盗みました。
[ 2013/10/02 21:23 ] [ 編集 ]
祝イワナ♫
水害イワナcome back のようね!
めでたしめでたし♫
ところで餌は?
[ 2013/10/02 20:31 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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