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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 登山教室 > 地図読み山行

地図読み山行

日程  :2013年11月15日
場所  :丹沢 世付川 悪沢周辺
メンバー:千石さん、田中さん、ヤビツさん、ikukoさん、みかんさん、ucon
装備  :地形図、コンバス。
コース&タイム
浅瀬7:05→7:35大又沢出合→8:22悪沢出合→9:50導水路→11:55稜線→13:21林道→13:35浅瀬
悪沢読図
課題は3つの部分に分けました。
①林道:浅瀬から悪沢出合までの林道を辿る。
②沢の遡行:A点から稜線上のB点まで沢通しに行く。最後の詰めは危険回避のため左の尾根に逃げた。
③尾根:B点からC点まで尾根通しに下山する。

記録
PB151456.jpg
出発する前に突然左の赤いカッパの講師役が「みなさん、集まってくださ~い!さて、個々は何処でしょう。理由を添えて私に一人づつ説明してくださ~い」メンバー「エッ!!」と言っているところ。

全員説明できたところで講師役「じゃんけんしてください、負けた人は〇〇地点までの道順を地形図を見ながら説明してください」一番先に負けた人「え~と・・エート・・・ここからあっちへ行きます」講師役「ダメ、説明になっていません」・・・とすったもんだしてやっと「広い河原の左岸を山裾に沿って左に湾曲しながら約400m進むと右から大きな沢(大又沢)が合流してくるのでその沢の橋を渡ると林道が右と左に分かれ、右に進み・・・・」の説明で出来てやっと出発です。

PB151457.jpg
綺麗に紅葉した中を地形図片手に歩きます。この時点では青空が見えていました。
歩きながら講師役が「さっきの道順の説明に”右の急斜面から落石が予想されるので注意”などもあるともっといいね・・・などブツブツつぶやいているのが聞こえます。

P1160199.jpg
夕日の滝。

P1160201.jpg
地図読みとは関係ないけど3年前の豪雨で林道はズタズタになっていました。
ここは土砂で林道が埋まっています。

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岩石も

P1160204.jpg
ここは大きく抉られています。

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林道の擁護壁もこのように。

P1160206.jpg
右岸に移ると完全に埋まっていて通るのも危険な状態です。特に上からの落石が怖いです。

PB151473.jpg
やっと悪沢出合ついて世付川を渡ります。水量はかなり多かった。
(以前はここに小さな吊り橋があったような気がするけど・・・痕跡もないので記憶違いかも知れません)

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入渓してすぐの標高450mで左岸から流入する沢はこの滝で出合っていました。
入渓前の読みでは「この沢に引き込まれないように注意」でしたがこれでは引き込まれようがありません。
改めて地形図を見ると事前に滝の予想もある程度出来ることが分かりました。不覚です!

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傷口も生々しい崩落の跡に紅葉が似合っています??

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これが今回の沢で一番大きな滝?でした。

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地形図に記載されている標高510mを横切る導水路(管)です。どうやら逆サイホンで横切っています。
地図読みでは「自然は変化が早いが人口物は変化が遅いので目印になる」と言われていますが確かに!

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導水路の少し上流にある取水口。この沢の水もここから取水して導水路に合流させ水力発電に使っていたのだと思いますが今は壊れています。
それにしてもこの程度の水量まで発電に利用していた往時の努力が涙ぐましく感じました。
今の原発事故と原発の是非と遥かにかけ離れた電力依存レベルでの日本人の生き様のようなものを感じました。
こうやって爪に火をともすような生き様にもどる時期かも知れません。日本としてではなく人類として。

P1160223.jpg
二俣で地形図とコンパスを使ってルートを確認する仲間達。

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さて、ここは何処だ!そしてどっちに行けば!

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稜線に上がって今度は尾根の地図読みをしながら下ります。雨がビショビショと降っています。

PB151505.jpg
やっと浅瀬に帰ってきました。

成果
出発前よりも雨という悪条件の中で始めてのルートを予定通り走破でき、参加者は二周りくらい大きくなることが出来ました。
今日、経験した技術と培った心構えで今後の山行がより安全で楽しいものになると思います。
そしてこれを山を愛する多くの人に知ってもらうように努力して行きたいとも思いました。(小さな親切大きなお世話かも知れないけど)


end
関連記事
[ 2013/11/16 11:18 ] 登山教室 | TB(0) | CM(5)
雨でも楽しかった講習会
Uconさん、

今回も有難うございました。 
地図読みの大切さは誰でも理解していても、なかなかマスターする機会はありません。読図教本で独学で学んでもほとんど実践できません。 今回教えていただいたポイントを今後実際に活用していきたいと思います。

[ 2013/11/17 16:12 ] [ 編集 ]
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[ 2013/11/16 23:18 ] [ 編集 ]
現在地を知る
読図講習会をありがとうございました。
「地形図に載っている自分のルートの情報を文字のように読みとる」ことを行いながらの行動は、距離感を養ったり、地形を良く見ることにつながり、現在地を知ることに有意義なことがよくわかりました。
あとは実践で培っていくことですね。

この講習会のための準備他、雨の場合はどうするかなど、きめ細かい配慮をしてくださり感謝します。

[ 2013/11/16 23:13 ] [ 編集 ]
次元が違う思いでした!
uconさん、今回も有意義な講習をありがとうございましたm(_)m
真っ新な何も記入されていない地形図を渡された時は、本当にびっくりしました。
これで果たして現在地や進行方向が判るのだろうか・・
でもしっかり追って行けば案外判るものだと実感しました。

uconさんの域に達するのは遥か彼方・・いやいや到底無理。
でもいつか私も地形図を見た時、山(尾根)と谷の凸凹が立体的に見えるようになりたいです(^^)
[ 2013/11/16 21:50 ] [ 編集 ]
ありがとうございました
今回も天気が悪かったですが、大変勉強になる講習会でした。

読図の奥ぶかさを学ぶと同時に喜びも学びました。

冬は少し読図山行を取り入れて自分の山仲間にこの喜びを伝えたいと思いました
[ 2013/11/16 18:59 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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