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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 登山教室 > 山NETクイズ⑤

山NETクイズ⑤

テーマ :滑落したリード者の救出
設定  :
先輩に「沢に行こう」と誘われ喜んで着いてきました。
23m位の滝で先輩から「リードするから確保して」と指示されましたが確保はフリークライミングで慣れているので気軽にやりました。
ところが先輩があと2,3、で抜けるところで滑って落ちてしまいました。
幸い途中4本のハーケンにランニングビレーしていたので下のイラストのようにグランドフォールを食い止めることが出来ました。
「ヤッパリ普段からフリーでやっているからだ」とニンマリしていたら先輩がぶら下ったまま「腕を打って使えないので降ろしてくれ」と言われ「OK」と答えたのも束の間、ビレーしていた私の手元に残っているロープは5mしかないことに気がついて真っ青!!!
aaa0001.jpg
青の線は30mロープで4箇所のシッカリしたハーケンにランニングを取ってあります。
またビレー者の手が届く位置にはシッカリした木が1本あります。
*イラストnoビレー者の格好が誤解されそう?ですがロープは腰のハーネスに接続されてます.


問題
ビレーしているのは”あなた!”です。さて、どうします??
先輩とあなたの生還はあなたの働きにかかっています。

再発防止
大抵の岩登り・沢登りにはこの危険が常にあります。どのように対応したら良いでしょうか。

他の装備
シュリンゲやカラビナなど登攀装備はあり、30mロープをもう1本あなたが持っています。

頑張ってください。それとも沢登止める?         
    
end
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[ 2013/12/17 13:53 ] 登山教室 | TB(0) | CM(4)
続きの2案です
2案)
①1案の②までは同じです。
②30mロープを支点または立木等にフィックスする。選ぶ支点によってはバックアップもとる。
③デージーチェーンを自分のハーネスに固定して60cm位(腕を伸ばして手がとど行く長さ)の所に環付カラビナを掛ける。シュリンゲでの代用も可です。
④環付カラビナの掛けたところからデージーチェーンを折り返し、自分のハーネスに着いた長さから20cm短い所に要救助者用の環付カラビナを付ける。余った分はブラブラでいい。デージーチェーンにカラビナを掛ける時は縫い付けられた輪側ではなく本線側に掛けるように注意する。理由は輪側に掛けると縫い目が切れた(解けた)時にカラビナが外れてしまう可能性があるから。
⑤懸垂用のロープに下降器を高めの所に付けて、③と④で作った状態のシュリンゲを環付カラビナに掛けた状態で下降器に掛ける。
⑥ロープをハーネスループに掛けたカラビナと⑤のカラビナに掛けたカラビナに順に掛けて折り返しをする。
⑦ロープにマッシャーを作り、ハーネスの足ループに掛けたカラビナに掛けてバックアップを取る。
⑧安全を確認したらリード者の元に下りる。
 リード者より下に下りすぎると、デージーチェーンに掛けた環付カラビナをリード者のハーネスループに掛けられなくなるので注意する。カラビナ対カラビナはダメ、必ずハーネスループに掛けること。
⑨リード者に環付カラビナを掛けたら、ロープを仮固定する。
⑩右利きなら左手側にリード者の頭が来るように手で支えながら右手で要救助者に着いているロープをナイフで切断する。この時、ナイフでロープやスリング、リード者等に歯が向かない様に最新の注意をする。また、確保者とリード者の位置が離れすぎているとロープを切断した時にリード者の落下距離が長くなってショックが大きく危ないので注意する。
⑪ロープの切断が終わったら、仮固定を解いて静かに下りる。
⑫1案の⑧~⑩と同じです。
※この方法は日ごろ練習をして熟知しておかないとリスクが大きいと思います。また、装備にナイフを持参しているのも前提です。
※ハーケン等に負担を掛けないように考えてみましたが他に良い案が出ることを期待しています。

1案のロアーダウンで下すときには、特に女性が重い男性を下すときなどは折り返しをして確保すると楽に下せると思います。
[ 2013/12/27 11:38 ] [ 編集 ]
2案考えてみました。
1案はリード者の片手が使える状態であることと、ロープを滝の落ち口からリード者の元へおろせる場合のみです。

2案は1案の条件が満たされていない場合です。

※両案とも、文が長くなりますのでビレー者が自己脱出、仮固定等のロープワークが出来る想定で書きます。

1案)
①ビレー者はリード者の状況を確認後、自己脱出してそばの立ち木にロープを固定する。
②ビレー者はもう1本の30mロープを持って、滝を巻き落ち口に行く。
③上で確保用の支点(出来るだけリード者が見えるところに作ること)を作り、半マストをセットする。リード者の元に末端をエイト結びにし環付カラビナをセットしたロープを垂らす。リード者の元にロープの末端が届いたら確保用の半マストを仮固定する。この時は念のためにバックアップもとる。
④ビレー者は③のカラビナを自分のビレーループに掛ける。
⑤確保者は④の状態を確認したうえで、確保用の仮固定を解除し確保体制に入る。この時、ビレー者に落下のショックが掛からないようにロープはしっかり張った状態にしておくことが大事です。
⑥リード者は自分が登ってきた時に付いているロープを注意を払いながら切断して体重を④のロープに移す。⑤の状態でロープが張られていないと切断した時に落下のショックがあります。
⑦確保者はリード者に声を掛け、様子を見ながら静かにロアーダウンで下す。
⑧リード者が無事に下りたことを確認したら、ロープを外してもらいロープを引き上げます。途中に引っ掛かるものがありそうだったら末端のエイト結びの個所を切断してもらった方がいいかもしれません。ロープは巻の下りで使用するかもしれないので必ず手元にあった方がいいと思います。また、急を要し、そのあとの下り等で30mロープ1本で間に合うことが確実に分かっている場合はフィックスロープを残置にして懸垂で下りれば時短できます。
⑨確保者はロープを持って巻いたルートで下りる。
⑩切断されたロープは下から引けば抜けます。
※作業を行う際もセルフは忘れないこと。

2案は次のコメントに書きます。
[ 2013/12/27 10:33 ] [ 編集 ]
考え直しました
『考え直し』
「無理やり通す」なんてアホナ事を言ってしまいました。バタフライが通過できるビナもない。

1人作業で確保器はATCガイドとする。確保者はATCの仮固定。そのまま最初のランニング地点(A点)迄移動。A点よりセルフ。A点にビナ追加。A点より荷重側に芯抜き5φ1.2mスリングでフレンチ。締める。仮固定されたATCはA点に近接していると思うのでATCをA点より出来るだけ離す目的でフレンチをできる限り引き寄せる。追加ビナに接続。フレンチの利きを再確認。ハーネスよりATCを外す。A点にもう1個ビナ追加。ATCを逆にセット。緩んでいるロープをセット。ロックビナを掛ける。リリース用の紐をつける。当初地点に移動。立ち木に支点を取る(B点)。余丁ロープに30mをバタフライで結ぶ。B点に30mを通す。接続のこぶは通過させておく。B点にビナ追加。こぶの直下に芯抜き5φ0.6mスリングでフレンチ。ビナに接続。バックアップで直列に芯抜き5φ0.6mスリングでブリッジブルージック。ビナに接続。2ヶ所とも荷重が掛かっていないので十分に締める。A点に戻りリリース紐をハーネスに結びフレンチを少し緩める。じわじわとリリースする。荷重がB点に移動したらB点に移動。B点再確認。A点ランニングとATC解除回収。B点下流側にA点の時と同じようにATCセット。バックマンで登り必要ランニングを解除回収。バックマンで下降。B点に移動。バックアップのブルージック解除。フレンチ少し緩める。荷重をATCに移動させリードを下す。文字では何とでも書けるがランニングを外す作業も前傾していれば壁からはがされる心配もある。90度迄と思う。皆さんもっと簡単な案をお願いします。
[ 2013/12/18 09:11 ] [ 編集 ]
経験したくない
課題。30mロープ1本で登攀中20m地点で墜落。最後の支点より5m下がっている。地上には5m余丁あり。手元には30mロープと副資材がある。手の届く距離に支点となる立ち木あり。リードは負傷している。無事に下す方法。

確保者はセルフビレーをとってないようなので墜落の瞬間最初のランニングまでビレーヤーが登る(登らされる)。その位置で確保器仮固定。フレンチで張っているロープを最初のランニングに固定。確保器回収。降りて立ち木に長めのスリング+ビナ。ロープ延長。立ち木スリングに通す。15m下せばよいのだから(又は均等にランニングが取ってあればスパン4m。既に4m上がっているとして11m)今のランニングを15m(又は11m)分外す。立ち木ランニングの下に確保器セット。ロープ一杯に張ってフレンチ。最初のランニングまで登る。フレンチを緩めながらロープを送る。下のフレンチに荷重がかかったら最初のランニングとフレンチを回収。下に戻る。フレンチを緩めながらロープを送る。立ち木ランニングにこぶが来たら姿勢移動で無理やり通す。後はその位置で送っていく。
下せると思うんだけれど複雑だな。勿論やったことはありません。

確保者はセルフビレーをとってないようなので確保器を仮固定しても5mも落ちたショックで体は上に引っ張られている。確保者の体重が軽いとどうしようもない。上までは行かないが足が地上を離れる(経験済み)。何とか地上にいても立ち木に支点を取って自分が抜けるまでリードの体重とロープ抵抗に総て勝てる体力が必要と思うので最初の位置での救助は不可能と思います。

23mの滝に30mロープで下降はあっても登るのは良くない。やむを得なければ救助を前提として確保者はセルフビレーを取るべきだと思う。
[ 2013/12/17 17:25 ] [ 編集 ]
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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