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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 道具 > ポリゴンネスト12×8

ポリゴンネスト12×8

新しいもの好きな私はファイントラックが開発した羽毛に替わる新素材のシュラフを購入した。
新素材とは薄いシートを皺くちゃにしたものでこれを何枚も重ねて羽毛の替わりに使用している。
売り言葉は”濡れても保温性を保つ”である。
スペック
 商品名      :ポリゴンネスト®12×8
 使用可能下限温度 :-14℃
 サイズ      :身長185cmまで 
 収納サイズ   :Φ20cm×35cm
 重量       :960g
 素材       :表:ナイロン100% 裏:ナイロン100% 中間層:ファインポリゴン(ポリエステル100%)
 原産国      :日本

先ずは写真です。
P1160700.jpg
購入した実物。かなりシワくちゃで安っぽいですがむやみに切れなければ軽量化のためなら問題にはなりません。
FAG0524-PO.jpg
ファイントラックのサイトに掲載されている写真。
アレー!形は似ているけど う~ん、かなり違うように見えます。写真の撮り方や私の目やイメージの差だろうか???
ボリューム満点の見本を見て注文し涎を垂らして待っていたステーキが出されてみたら薄くてバサバサの物だったときのような感じがしました。それにしてもどうしてこんなに違って見えるのだろうか。マサカ絵では? 又は望遠で撮れば奥行きが縮んでボリュームが出るのかも知れません。質感は修正(化粧)したのかな?

一瞬、返品しようかと思ったけど要は見た目ではなく機能です。これは試さなければ分らない!ということでこれから
試して行こうと返品は一先ず思いとどまりました。
それにしても”濡れても暖かい”はどうやって試せばいいのだろう。単独評価ではなく比較評価しないとダメだし・・

先ずは現在使用しているものと比較してみます。
P1160703.jpg
左は今まで10年使っていたPAINEの重さ1060gのもの。右がポリゴンネスト12×8です。
確かに現在使っているものより重量は100g軽いが嵩高は若干あるように見えます。

これから山行時に大事な機能となる以下の要素を試して行きたいと思います。
そして結果が出次第ここに掲載いたします。(順不動で多分時間がかかります)
①使いやすさ(出入りし易さ)・・・狭いテントの中では重要です)
②快適性(蒸れないか)・・・・・・暖かくても朝起きたらビッショリでは。
③暖かさ(乾燥時)・・・・・・・・羽毛でも濡れは頑張ればある程度防げるけどヤッパリ暖かくなくちゃ!
④暖かさ(湿潤時)・・・・・・・・羽毛は濡れたらお仕舞いだけどポリゴンネストが売り言葉通りか?
⑤重さ(軽量性)・・・・・・・・・他の機能を勘案した時の評価は。
⑥収納時の大きさ(コンパクト)・・・シュラフだけでザックが一杯では困ります。

途中経過報告(1月27日)
とりあえず夕べ屋内(暖房なし)で使って見ました。使用環境は窓を全開にして外気を流れ込むようにした。夕べ(1/26)は風があり、寒くて耐えられず2時頃に窓をしめた。このときの温度は2℃。風は来なくなったが寒くて眠れず4時頃にギブアップ。このときの温度は0℃であった。
服装は冬山と同じで薄い羽毛服と羽毛のテントシューズを履いた。
①使い安さ :<出入り>口は広がらないタイプで狭く入れない。ファスナーはサイドにあり、かなり閉めづらい。
         いろいろ試した結果、先ず足先から腰まで入り座った状態で頭に被ってファスナーを閉めたらス
         ムーズに閉められた。但しファスナーの引き紐が持ち難いので紐を継ぎ足して持ちやすくした。
         <フファスナーの止めが甘い>ファスナー自体に止め機構はなく、シュラフ本体に開き止めがあ
         る。開き止めは磁石で自動的にくっ付くようになっていて手間要らずで大変便りです。現行使用品
         はベルクロだが磁石は横に引くと簡単に外れてしまい、その結果ファスナーが開いてしまう。
         寝返りを打つと開いてしまうことがあるので注意。私はスースーと寒いので目が覚めたら20cm
         くらい開いていた。緊急脱出時には助かりますがこれでは無いのと同じですね。
②快適性(蒸れ):蒸れや結露は無くサラサラしていて快適だでした。通気性、透湿性はあるようです。
③暖かさ(乾燥時:0℃で寒くて寝られずギブアップしました。(自分では寒さには我慢強いと自負しているが)
④暖かさ(湿潤時):未検証
⑤重さ(軽量性):1010g/(袋込み)でした。まあまあスペック通りです。
         ちなみに今使っている羽毛のシュラフを同じ袋に入れて量ったら1060gでした。
⑥収納時の大きさ(コンパクト):先ず袋に入れて写真を撮ったので見てください。
P1160710.jpg
右がポリゴンネスト12×8です。左は大きさ比較用に車内泊に使っている化繊シュラフです。両方とも手でギュウギュウに押し込んでこれ以上の圧縮は無理です。寸法は直径20cm長さ36cmでほぼスペックとおりです。体積にすると
約11Lです。
P1160711.jpg
参考に今使っている羽毛のシュラフを同じ袋にギュウギュウと詰めて見ました。(左は比較用の化繊シュラフです)
寸法は太さは同じ20cm、長さは21.5cmと約6割です。体積は約6.6Lとポリゴンの60%です。
私は泊まりの雪山では60Lのザックを使うのでこの4L強は大きいのです。
とは言っても今まではここで比較に使っている羽毛シュラフと夏用羽毛シュラフ、シュラフカバーを組み合わせてい
るので暖かさを基準にして総合して比較する必要がありますが。  

検証知立ですが返品しました。
ここまで検討して来ましたが販売店に返品の可否を問い合わせたところ「OK」とのことで本日(1月27日)返品
しました。濡れと保温力について検証したい気持ちもありましたが高価(46,200円)でもあり止むを得ませんでした。
ただ新しい技術や製品に取り組むメーカーの姿勢は応援したいと思います。
しかしながら登山用品でもあり、カタログ等から受けるイメージだけで厳冬の山に使うと場合によっては危険を伴う
かも知れないのでこの記事は残させていただきます。

end
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[ 2014/01/26 18:59 ] 道具 | TB(0) | CM(2)
参考になりました。
検索でたどり着きました。購入を考えていましたので大変参考になりました。やっぱりダウンかなぁ。。
[ 2015/04/30 19:00 ] [ 編集 ]
う~ん。微妙ですね!
遂に購入されたのですね。写真との違いにびっくりです。

1月18-19日に御嶽山の2200m付近でテント泊しました。
事前にダウン450g+300g+シュラフカバーとダウン450g+ポリゴンネスト2×2+シュラフカバーを比べてみました。夜に窓を開けた室内で試してみましたが(室温測らず)、ダウン2枚重ねの方が暖かい気がして、結局ダウンを2枚とシュラフカバーを持って行きました。
当日は雪が降り続いていましたが風はなく、4~5人用のテントに4人でしたので、端に寝ていても暑いぐらいでした。2月も御嶽に行きますので、どうしようかと思っていましたが、ユーコンさんの記事を見て、やっぱりダウン2枚重ねかな・・・と、思いました。
[ 2014/01/27 14:18 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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