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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > その他 > 田子倉湖

田子倉湖

日程  :2014年6月17、18日
場所  :田子倉湖
内容  :カヌー&釣り&キャンプ
メンバー:単独
天気  :17日は晴れ、18日は雨のち曇り
漕行距離:17日 19.5km、18日  17.5km、  合計  37km
軌跡&タイム
<17日>
只見沢橋8:40→9:37あいよしの滝→11:19大熊沢→12:24ばいうち沢→13:02島太郎沢(上陸しキャンプ)
<18日>
島太郎沢5:40→6:07いよと沢→7:33赤柴沢→7:49大巻沢→8:45岡沢→8:56白沢→10:38只見沢橋
田子倉軌跡
赤線:往路  ピンク線:帰路

記録
去年の同じ時期にこの上流の奥只見湖でカヌーツーリングし、湖に落ち込む大スラブと雪渓がまるでフィヨルド(行ったことはないけど)のように感じ、今年は湖面の標高がやく230m低い田子倉湖に行ってみた。
奥只見は約2週間早かったがウグイ釣師が多くにぎやかだったが田子倉湖はモータボートを一回見ただけで人けの無い落ち着いたツーリングを楽しめた。

<17日>
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浅草岳登山口の駐車場でファルトカヤックを組み立て、積み込む荷物も防水バックにパッキングして準備は完了。
自分で担いで歩くわけではないので装備は少し贅沢になっている。

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漕ぎ出して振り返ると浅草岳がデーンと控え、見送っているかのようだった。

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右手(左岸)にあいよしの滝が見える。20mくらいの直瀑だった。

往路はいつものことだがとにかく先ず目的地に着かないと落ち着かない。岬ごとの曲り角から次の岬の先端を目指して一直線に最短距離を選んで漕ぎ進んだ、スピードは早足ていどでユックリ目の自転車よりは遅い。
カヌーツーリングで困るのはトイレである。どうしても腰から下は濡れて冷えるし、おまけに私は〇〇肥大で頻尿だ。山道ならどうってこと無いが(ゴメン)カヌーではその度に上陸しなくてはならない。ところが山間のダム湖の場合は急峻な斜面に水面があるので上陸する場所が無い。小さな沢などの河口に場所を何とか見つけてやるしかない。そして水底は急激に深くなるので乗り降りも大変である。・・・というわけで途中数回トイレ上陸をして目的地の大熊沢河口に急いだ。

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大熊沢河口の手前は流木が水面を埋めていた。薄いところを選んで砕氷船のようにユックリ進む。

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ガーン! 河口には大きなスノーブリッジが!

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雪渓の下を覗くと滝が見える。ある程度予想したようにここは元ゴルジェなのだ。これでは怖くて上陸できない。予め設定しておいた第二候補地に向うことにする。

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なんとなくさっきよりも流木が増えたような・・・・ もし上陸できたとしても夜もっと沢山の流木が風に吹き寄せられ水面を埋めてしまったらカヌーは突破できず、かといって歩いて稜線を辿ることも不可能なのでここに閉じ込められてしまうのだ。流木も怖い!

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第二候補のばいうち沢に行ってみると、、こんな感じでとても上陸できないし、してもキャンプできない。
直ぐに第三候補地目指して漕ぎ出す。しかし次第に気持ちが暗くなってきた。drもどうしても上陸できなければ出発点にもどれば言いだけ、近くの沢に入ればいいか!と気持ちを切り替える。

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第三候補地の島太郎沢河口が見えてきた。オッ! 柔らかそうな草地と河原が見える。助かった~

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早速上陸してツエルトを張る。

ツエルトを張ってから釣りに出掛ける。(カメラを忘れてしまった)
水が冷たくてなかなか当たりが無い。それでも300mくらい上流に行くと釣れるが小さいのばかり。5匹くらいリリースする。
左からの枝沢に入ると直ぐに雪渓が現われた。これはダメかな?と思っているとやっと20cmのイワナがかかったのでキープする。私は1日1匹と決めているが明日の分も釣れるときに釣っておこうと本流に戻って釣りあがるとまた直ぐに雪渓が出てきてしまった。がそのすぐ下のザラ背で銀色の魚体がかかり水中をはしる。あげてみると20cmくらいのヤマメだった。これをキープして今回の釣は終了する。
それにしても標高500mなのに沢には雪渓がギッシリ詰まっていた。

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焚火でご飯を炊きながら魚を塩焼きにする。イワナは今夜、ヤマメは明日の朝食べたが美味かった!!!

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晩飯も終わり、することもないので日没と一緒に寝ようとすると雲行きが怪しくなってきた。一応念のためブルーシートで自作したフライを被せた。

目をつぶったら(途中で2回ほどトイレに起きたが)ぐっすりと眠れました。山って心身ともに健康的だな~

<18日>
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雨に煙る田子倉湖。

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本降りになるとイヤなので昨晩の残りのご飯と魚で朝食をすませ帰途に着く。
幸いに雨は上がって霧がたなびくようになってきた。

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右岸に立派な道があった。昔の登山道だろうか?それにしても刈り払いも出来た立派な道で赤テープも立派だ?ナンだろう?
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しばらく行くとまた立派な道? 地形図を出してみて分った! この上の尾根に送電線の鉄塔があるのでおそらくその巡視道だろう。ここまでボートできてここから上陸して点検に行くための道だと確信して謎は解けた。スッキリ!

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しばらく行くと真っ白な岩が? そういえば去年奥只見湖でも同じような岩を見た。
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岩をよく見ると水に溶けたような肌をしている。群馬の二子山で似た雰囲気の岩をみた。多分(絶対)これは石灰岩だ。
こんな山奥に石灰岩が・・・どうして? 石灰岩は南の暖かい海でサンゴが積み重なり出来た岩だ。ということはここは南からプレートに載って移動してきたのだろうか? 
伊豆半島や丹沢山塊はフィリピン海プレートに乗っかってはるばる南から移動してきてユーラシアプレートと北アメリカプレートに衝突して出来たと言われる。
その証拠が天城山の植生や丹沢白石峠あたりの石灰岩(大理石)だといわれていた。でもここは北アメリカプレートのはず、ヤッパリ南から来たのだろうか? 秩父の武甲さんも石灰岩の山でセメントの原料になっている・・・・などとたわいもないことを考えながらの漕行も楽しい。

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朝凪の湖面はトロ~ンとして波一つない。

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おや? 湖面を霧が流れている。

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霧の中に入ると寒い。霧が流れてくる方に進むと「ありました。大きな雪渓が」
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なおも近付くと雪渓の上や下から霧が湖面に吹き出ていた。
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隣の沢を見たら沢の上の方から霧が流れ下って湖面を走っていた。雪渓で冷やされた空気が重くなり霧を作って流れ下っている現象のようだ。なんだか新しい発見をしたようでいい気分だ。

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今回は水の上なので花を見かけないが岸辺にはしろいガクアジサイのような花があった。
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水面に粉のような白い線がありました。よく見たら小さな花びらでした。
岩から水が流れ落ちて周りの水面を引き寄せ不思議な模様を作っていました。

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岡沢出合にあった船。どうやら鉄塔巡視中のようです。

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白沢の河口は滝になっています。

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トイレ上陸中

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フト!見上げると岩壁の上の方にピンクの花が?・・・よくよく見るとヒメサユリでビックリ!
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更に見回すと白いゆりもありピンクとシロのコラボレーション。あとで調べたらササユリとのことです。
このゆり達の予期せぬ出現は今回のハイライトでした。

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タニウツギも有りました。
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ヤマツツジ

花々を堪能して出発点に戻ります。

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湖岸を走る磐越西線の鉄橋。
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出発点が見えてきました。お疲れ様。

上陸後カヌーを乾かしてから次の目的に米山に向いました。

今回は第一目的地の大熊沢に上陸できなかったけどイワナ、ヤマメ、ヒメサユリと充分に堪能できたカヌーツーリングでした。

end
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[ 2014/06/21 15:07 ] その他 | TB(0) | CM(2)
こちらこそ感謝
去年は片貝ノ池、今年は大熊沢(島太郎に変更したけど)へカヌーで入ったのはmt-samさんの記録を参考にさせていただきました。
それを発展させてカヌー&登山を時々やっています。
楽しいです。
ありがとうございます。
[ 2014/07/04 07:10 ] [ 編集 ]
ありがたし♪
情報サンクスです。

早速行ってきました。
岩魚食いてぇ~
[ 2014/07/03 16:20 ] [ 編集 ]
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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