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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 入川・大荒川沢

入川・大荒川沢

日程  :2014年7月25~27日
場所  :奥秩父 入川本流・大滝沢・大荒川沢
メンバー:千石さん、ヤビツさん、ucon
歩行距離:約35km
天気  :晴れ
主な装備:アクアステルス、チェーンアイゼン、バイル、8mm30mロープ、8mm15mロープ、   
ルート&タイム:
25日 自宅⇒雁坂トンネル料金所パーキング(車中泊)
26日 料金所⇒(車で移動)⇒入川観光釣り場4:50→5:15旧軌道分岐→6:22赤沢谷出合(入渓)→
     11:00大滝沢出合→16:19小荒川沢出合(泊)
27日 泊地5:50→10:03三俣→12:30稜線(登山道)→13:20雁坂嶺→14:03雁坂峠→16:16林道→
    16:59料金所(デポ車回収)
大荒川沢軌跡

記録
今回は入川本流・大滝沢・大荒川沢とほぼ直線で繋ぐ長いコースで下山の処理がポイントだったが車を2台使って下山地にデポしたのでアプローチは比較的スムースに運ぶことができた。
それでも62、70、72歳のパーティーには長大で天気に恵まれたことで何とか明るいうちに予定をこなすことが出来た。
そして疲労感を増しスピードを遅らせた大きな要因は最初から最後まで沢全体がヌメヌメで足の置き場も無いような岩が大きく影響していると思います。アクアステルスではなくフェルトなら少しは益しだったかも知れない(でもやって見なくちゃ分からないけど)
巻きの泥斜面だけでなくチェーンアイゼンを岩の上でも使うことで助かる面も多かった。そして小さなバイル(カービングフォックス)も巻きで活躍した。

<25日>
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前夜泊(車中)は暑さを凌ぐため標高の高い雁坂トンネル料金所(標高1200m)のパーキングにした。
お陰で自宅よりもよく眠れました。

<26日>
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夜明け前に入川観光釣り場に移動する。この駐車場は釣り客以外は1日500円で管理人がいない場合は料金ポストに備え付けの専用の封筒で入れることになっている。我々は沢中泊なので2日分1000円を支払った。

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観光釣り場の先にゲートがある。

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林道から旧森林軌道の道が分かれる。

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直ぐに小さなゲートがある。ゲートがある方が旧森林軌道跡の十文字峠に続く登山道。右は林道。

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ところどころに線路が残っている。

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右が十文字峠に続く道。左はすぐ先の赤沢川出合で行き止まり。

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右から入川本流に注ぐ赤沢川。

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赤沢川を渡って左に見える入川本流に入渓する。

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水量はまあまあ平水か?

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腰まで浸かって。。。季節は土用なので気持ちいい。

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乾いた岩以外はヌルヌルだった。水の底にある石までヌルヌルで滑って転ばないようにするのに余計なエネルギーを消耗する。

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この沢も倒木で進路を塞がれることが多かった。


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えーと!?この滝は・・・・思い出せない?記憶に無いです。イヨイヨ始まってしまったかな?
よく考えれば一目見てこりゃダメだと巻いちゃったから頭に残らないのかも知れない。そういうことにしておきます。

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トロ場の中に巨大な流木が立ちふさがっている。木の右側は深くて流れがあるので無理。
岩と木に手をかけて突破を試みるが・・・
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一旦退却して作戦の練り直しです。
再挑戦は意地で何とか越えたけど、岩と木の間に挟まってしまうのが怖かったです。
後で考えたのはバイルを持っているのでそれを木に打ち込めば難なく越えられたはずです。

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写っていないけどロープを付けてヌメヌメを登ります。落ちても怪我はないけど溺れると困るから。

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楽しいです。

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小さいけどツルツル。巻きます。

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ここの突破が今回の最難関でした。
乾いていれば手も使わずにスタコラですがヌメヌメと濡れていてフリクションはゼロ。
1回目はアクアステルスのみで立ち向かったが ツル!ズルズルと滑り落ちてしまいました。危うく流れにドボンしそうだったけど釣師が張ったらしい細引きに掴まってセープ。
2回目はチェーンアイゼンを付けて最チャレンジするもやはりツル!ズルズルでした。
そして3回目に何とか突破できました。
今回はタワシを持って行かなかったけどあると便利だろうと思います。タワシが無ければタオルや軍手でもいいからとにかくヌルヌルを削り採って岩を磨いて・・・・と後でいろいろ考えました。

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これも当然巻きです。

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こういうところは安心です。けど岩はツルツルなので決して岩の上を歩いてはいけません。1mでも落ちたら痛いから。
岩の間の一番低い所を選んで歩くのがコツです。一番低いところからは絶対落ちる心配はありません。

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ミズが一杯ありました。

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小荒川沢出合の200m手前のチョックストーンのある滝。

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1段目を登らずに首だけ出してその先をルーファイしているところです。
1段目は何とか登れるが2段目が自分には無理!。結局1段目の手前から左を巻くことにしました。

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右岸の泥ルンゼを登っているところ。
30mロープで2ピッチ登ってトラバースして滝上に降りました。泥斜面ではチェーンアイゼンとバイルが活躍してくれました。
ところが1段目の上辺りから立派なトレースになりました。多分1段目を登れば2段目は小さく負けたのでしょう。手を抜いたためにアルバイトしてしまったようです。反省!

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左から小荒川沢が滝になって流れ込んできました。やっと泊予定地に着きました。

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大荒川沢側の右岸に適地があります。

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こっちにツエルトを張って、焚火はここにしましょう・・・

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お茶を沸かして、ご飯を炊いて

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夜は静かに更けてゆきました。

27日
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さあ、出発です。

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ヌメヌメなので恐々。

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大荒川沢に入ると水量はグンと減ります。もう腰より上の瀞は・・・ないハズ・・・

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瀞の泳ぎは無いけど倒木の処理も大変です。

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取り付くシマなし。右を巻きます。

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谷も開けて癒し系の景色。

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と、思ったらなにやら険悪そうな滝が!

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滝は傍に行って見なけりゃルートは見付からない! オッ!奥は斜瀑だ!あの左ならもしかしたら登れるかも?

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「登れるよ~」と笛を吹いて待たせてあった仲間を呼びます。

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一見、険悪そうですが階段状です。

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これはどうしよう? 近くに行かなきゃ始まらない。

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多少シブキはかかったけど流水の右側が登れました。念のためロープを使いました。

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あとは楽勝・・と思っていたら

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人の通過を阻むストレーナーが。

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源流っぽくなってきたら虫が出てきました。何匹吸い込んだことか? 堪らず防虫ネットをつけました。なんか河童みたいです。

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水も消えてガラガラを登ります。

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標高1980mくらいから林の中の斜面を登ります。手こずるような藪はありません。

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モミの幼木の間に消え入りそうな踏み跡がありました。すぐ上は稜線です。

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やっと登山道にでました。後は雁坂嶺を越え、雁坂峠から下るだけ。

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雁坂嶺

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雁坂峠

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やっと雁坂トンネル横のパーキングに着きました。
デポ車がありがたいです。

今回は還暦・喜寿パーティーには長かったかな~。疲れました。
山行も足掛け3日かかったけどこの記録も休み休み3日かかりました。

end
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[ 2014/07/29 08:20 ] 沢登り | TB(0) | CM(0)
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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