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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 虎毛沢

虎毛沢

日程  :2014年9月11~15日
メンバー:ヤビツさん、ucon
天気  :毎日晴れ時々雨
主な装備:沢靴(アクアステルス)、ロープ8mm30m1本、8mm15m1本、チェーンアイゼン
     ・下流部ではアクアステルスのフリクションがバッチリ効いたが虎毛沢の二俣以上は崩れ落ちた土砂と巨大な
      倒木で沢が埋まっており倒れた木の幹の上やドロ斜面を歩くときはチェーンアイゼンを付けると滑らず
      有効だった。
      また滝もヌメッテいて苔も生えているのでチェーンアイゼンのまま登ったがガッシリ効いて安心だった。
     ・欲しかったもの
      捨て縄:赤湯又左の下りは時々出てくる滝を降りるのは意外と厳しく捨て縄が数本あれば安心して懸垂でき
      ると感じた。もちろん捨て縄を掛ける潅木や笹竹は雪国特有の下を向いて生えているのでフレンチで巻きつけ
      ないと効かない。(後で分ったが通常のルートでは無かったらしい?)
コース&タイム
      1日目 国道からの入り口に車をデポ6:20→7:00湯乃又温泉跡→7:25ガニ沢出合→9:26稜線→
           9:58赤湯又沢左俣下降点→13:16右又出合→13:55地熱地点(泊)  歩行20km
      2日目 地熱地点6:15→7;58虎毛沢合流点→11:45標高700m地点の左岸台地(泊)  歩行9.1km
      3日目 標高700m地点5:57→6:22二俣→9:58稜線登山道(荷物をデポ)→10:50虎毛山11:06→
           11:47荷物デポ地→13:25赤倉沢の橋→14:04林道終点(虎毛山登山口)→14:34マダゴ沢合流点
           →(通りがかりの車に便乗)→14:43車デポ地点   歩行12.5km
      虎毛沢軌跡
      
記録
11日 
約9時間掛かって日暮れ前に現地に到着し、登山口や下山地、車のデポ場所などを見て回った。
12日
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国道(R108 鬼首道路)から湯ノ又温泉跡に向う林道に100m入ったところに車をデポ

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林道車止め。 ここが赤松岳登山口で計画書投函ポストがある。

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地元の小学校5年生の女の子が命名した(と説明がある)橋。ときめき・・・・青春だな~

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ガニ沢出合。高松岳方面には林道を離れてガニ沢沿いの登山道に入ります。

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登山道はガニ沢に沿って右に渡ったり、また左にと絡んでいるのでむしろガニ沢を歩いた方が良いかもしれない。
多分殆どはこのような岩床の沢のようだ。
但し登山道は途中から左の尾根に上がるので見落とさないように。(沢を詰めても問題ないとの記録もあるが)

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尾根の途中で。

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稜線の縦走路に到着しました。
左に行くと高松山。右に行くと虎毛山に続いています。
赤湯又沢左俣の下降点へは右に行きました。

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稜線の縦走路。2、3年前に刈り払いされているようで分りやすく歩き易い。

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我々が選んだ1033mP北側の鞍部の下降点。このヤブに突っ込みました。
この記録を書いているときに改めて地形図を眺めたら、更に尾根を南に進んで1056mPの少し手前辺りから左俣に入った
方が楽で速いような気がします。(我々が下った沢は小さな滝がいくつかあって厳しかったので多分そうだと思います)

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ともあれ我々が取ったルートはヤブを10mくらい漕ぐとこのような沢形に出ます。

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しばらくでこんな岩床になり水も出てきました。

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こんな急なところもあって竹や草に掴まって降りました。怖かったです。

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苔の生えた残置捨て縄で懸垂したりして。

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調べた記録にこんなところは無かったのでヤッパリ違うルートを選んだようです。

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モルタルで固めたような沢床。

(この間、厳しいトラバースなどがあって写真は撮れなかった)

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右俣の出合を過ぎてしばらく下ると
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やっと温泉地に到着。

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ボコボコと熱湯が湧き出ています。

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熱くない地面を探して早速ツエルトを張ります。
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お茶して今日はノンビリです。

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夜は静かに更けて行きました。・・・と言っても19時には夢の中だけど・・・・ヤッパリ地熱が上がってきて暑くて暑くて。

13日
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夜、少し雨が降ったけど夜中には星や月が出ていて、朝は晴れ上がっていました。朝食の仕度です。

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さあ、出発です。

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赤湯又沢を15分ほど下ると右の斜面から湯気が吹き出ています。

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河原の水溜りは丁度よい湯加減。

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赤湯又沢はこんな感じで滝はありません。

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オッ!滝だ!・・と思ったらそこは虎毛沢との合流点でした。

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右の虎毛沢との境のリッジを数メートル登ると
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虎毛沢に歩いて降りられました。

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広々とした虎毛沢。今日は水は少なそうです。
魚影はかなり濃いです。

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河原歩きに飽きたころ小さな滝が出てきました。

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大きな釜を持った小さな滝が続きます。

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小滝ばかりで左右をヘツッて行きます。

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腰まであるところも。

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青い縞模様が美しい。

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左の岩がヌメッていたのでチェーンアイゼンを付けて登りました。ガシガシ効いて快適です。

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有名な赤い亀甲模様です。これが虎毛の由来らしいけど・・う~~ん。。どうかな?
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これなら何となく虎毛を連想出来なくも無い。

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標高700m。泊予定地も近いぞ。

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標高700mの左岸台地の林の中にツエルトを張りました。

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今夜は
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炊き込みご飯!男の山料理、(まあまあ)上手にできました。

14日
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爽やかな朝です。

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忘れ物は無いか!サッ!行くぞ! 今日も元気です。

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この先が二俣です。

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右俣に入ります。

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倒木が多くなってきました。
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滝の上部だけ?が顔を出しています。ヌメッているのでアイゼン着用。

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標高850m付近は土砂で沢が埋まっています。

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どこを通れば・・・
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さしもの倒木・土砂崩れ帯もそろそろ終わりか?

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黒光する滝が出てきました。右から巻きました。

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これは右の草付きを。

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見た目は簡単そうだけど足はズルズル定まらず、摑めるのは草だけ。で厳しく「エイヤ!」で越えました。おお怖!

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稜線も近いのに涸れ滝が続きます。

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いよいよ沢形も消えかかり、ヤブに突入。

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ヤブです。身に付けている物がヤブに奪われないように注意です。

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標高1230m、ザックをデポして虎毛山頂に行きます。

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山頂付近は秋でした。

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相棒もご機嫌です。

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山頂に到着。

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秋の花 リンドウ

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これは?

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サテ、下りましょう。

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荷物を回収して。

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林道まで下りました。

(途中から通りがかりの車に乗せていただいてデポしたところまで送っていただきました。ラッキー! 大助かりです。)

デポ車に戻って、風呂に入いり3日分の沢の匂いを流し帰路につきました。

東北道国見SAで車中泊。

15日 帰宅
4時に目が覚め、東北道をひた走って10時に帰り着きました。

感想
どうも赤湯又沢左俣の降り口をミスったようだが全体的に癒しの沢旅でした。
赤湯又の温泉は熱くて熱くて足湯も出来なかった! また地熱があって寝ているとホカホカを通り越して暑すぎ。
山ってこんな思わぬ落とし穴があるのを始めて知りました。
秘湯好みの人はそこから15分下った河原にちょっと土木工事すればよい露天風呂が出来そうなのでそちらがお薦めです。

虎毛沢右又の真新しい土砂と倒木には閉口しました。多分この下に楽しい滝があったのかもしれません。

沢を抜けた虎毛山登山道はメインだけあって登山者も多く、また刈り払いなど整備されています。


end
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[ 2014/09/16 05:57 ] 沢登り | TB(0) | CM(0)
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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