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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 春岳沢

春岳沢

日程  :2015年11月4日
場所  :丹沢 金目川春岳沢
メンバー:ikukoさん、みかんさん、kajikaさん、かとりん、kenさん、ucon
天気  :晴れ
コース&タイム
ヤビツ峠→(柏木林道を下って)→入渓点→髭僧の滝→湧水地(休憩)→(モミジ谷との中間尾根を登る)→
イタズミ尾根登山道→春嶽山→ヤビツ峠
春嶽沢軌跡

記録
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ヤビツ峠のパーキングはウィークデーだというのにすぐ一杯になってしまった。
まあ、紅葉真っ盛りで快晴の天気だからね。

ヤビツ峠から柏木林道を蓑毛に向かって下り、林道(登山道)が春岳沢を超える手前で右岸の踏み跡をたどって髭僧の滝の手前で入渓する。

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髭僧の滝は豊富な水量でとても登る気になれない。なのにがかとりんさんは上下カッパを着て果敢にシャワーの立ち向かった。

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ケンさんもかとりんさんに刺激され、止せばよいのにカッパもきないでチャレンジ。もうビショニショです。

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スミレさんはこの登攀が今回の目的だと言いながら、一旦懸垂で下って登り返します。

後は小滝を楽しみながら越えてゆきます。
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岩の隙間(穴)から水がほとばしり出ています。周りをよく見ると同じようなところがたくさんあって、ここから上には水はありません。
春岳沢の湧水地に到着しました。

ここは春岳沢の下流(金目川水系の人たちの命の元なのです。
恩恵を受けたり、水害に悩まされた下流の自治体が組合をつくって、この湧水が途切れないように植林をして守り育ててきました。
毎年、農家の人たちがここを訪れて自然の大切さを確かめあい、感謝しているのです。

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生まれたばかりの水を少し分けていただいて、コーヒータイム。

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あたたかな陽だまりで適度な間隔を保ってのんびりと憩いのひと時です。

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湧水地から右岸の斜面をトラバースしてモミジ谷との中間尾根に出ました。

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紅葉真っ盛り。

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イタズミ尾根をヤビツ峠に向かって下る途中の右に派生する支尾根に入ります。

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こんもりと小高い丘のような隠れピークの上に春嶽山との看板はありました。
周りは柔らかな雰囲気で春嶽にふさわしい場所なのでそのまま受け入れてしまいそうですが・・・・ここが春嶽山とは思えません。
この看板は一個人が立てたもので信用できません。

実は私は金目川中流の水田地帯の村の生まれで春嶽山を水源とする金目川の水で産湯を使いました。
先ほど湧水地のところでも書きましたが春嶽山は金目側流域の人々のよくも(恵み)悪くも(水害)命の源なのです。
水をもたらしてくれる山として敬ってきたのですが・・・不思議なことに「春嶽山ってどこにあるの?」と聞かれると誰も
答えることができません。あえて答えると「金目川の水源の山」だというのです。
今回は幻の山に会えるというので楽しみにきました。
ところが案内された場所は金目川と相模川(支流の中津川)の分水嶺(イタズミ尾根)の向こう側でした。
だからここに降った雨は絶対に春岳沢に流れ込むことはありません。
イタズミ尾根よりも低いので金目川流域からは見えません。実は私の通った中学校(金旭中学)の校歌に
・・はるたけやまのさみどりに♬♪~・・・と唄われています。
見えない山を称えていたのかと思うと・・・納得できないのです。

山と高原地図にはこの949mピークが春嶽山になっている。
またWikipediaも949mピークを春嶽山としている。
そしてこの立て看板でトドメを刺されてしまいました。

春嶽山 金目川 で検索してみてください。
金目川流域の人々が春嶽山を思う気持ちが沢山出てきます。

たかが山、でも山は地域の人々にとって大切な存在、アイデンティティーとも言えます。
NETで検索した範囲では公的資料でこの949m地点を春嶽(岳)山をしたものは見当たりません。
ほとんどがイタツミ尾根南側の斜面一帯を春嶽(岳)山と言っています。
もしかしたら春嶽(岳)山という名のピークは無いのかもしれません。
あえて言えばこの斜面の最高地点の1170m辺りかもしれません。
確かに蓑毛辺りから見れば1170m地点は山に見えます。
どうも949m地点を春嶽(岳)山と呼んでいるのは登山者だけのように思えます。

end
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[ 2015/11/06 13:20 ] 沢登り | TB(0) | CM(2)
今回は生まれ育った時から親しんできた山、そしてどこにあるかわからない幻?の山、心の山なので大人気なく熱くなってしまいました。
地図や道標も公的機関が責任をもって作ったものならば間違いと言えるかもしれませんが山と高原にしても、Wikipediaにしても、あの立て看板?にしても私的なたわいもないものなので目くじらを立てるほどのこともないかとちょっと恥ずかしい気持ちになってきました。
[ 2015/11/10 12:54 ] [ 編集 ]
春岳沢
uconさんには髭僧の滝を登らせてもらい、感謝します。
また、湧水や春岳山の話も大変興味深かったです。
山の場所の名称は歴史があり、大切ですね。
でも、地図の改定の際にその場所が動いてしまったり、道標をたてる際にも誤ってしまうこともあるようで、困ったものです。
安易に受け入れないよう、そして思い込みをしないよう、気を付けたいと思います。
[ 2015/11/10 09:23 ] [ 編集 ]
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Author:ucon
団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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