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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 世附川本流

世附川本流

日程  :2016年9月22日
場所  :西丹沢 世附川本流(浅瀬~土沢出合)
目的  :渡渉の練習
メンバー:ikukoさん、popoさん、ucon
天気  :雨(一時豪雨?)

記録  :今夏にクワウンナイを予定したが北海道が台風続きで中止した。(予約のフェリがガ往復とも欠航)
 まあ、そんな流れもあってとりあえず水量の多い流れの渡渉を練習しようと世附川本流に出かけた。
 最初から水量が多いのは承知していたが、時々豪雨?的な雨になってしまい、薄濁りの水がゴウゴウと流れている。
 練習には最適かとも思ったが・・・・やっぱりやめました。

 GPSの使い方練習
 条件が悪い場合はGPSの使い方やロープの扱いを勉強しようと予め用意していたのでアッサリ切り替えた。
 今回はpopoさんのサンバーをお座敷にしてお茶しながら「ああじゃないこうじゃない」とGPSを登山に合わせ設定にした。
 3人とも同じ機種(ガーミン etrex30 (ikukoさんとpopoさんは30x))なので話が早い。

             コンパス画面
P9246013.jpg
見方  事前に設定した通過予定ポイント№02の方向は青い矢印で距離は18m、現在地の標高は51mで時刻は15時23分。
     ・・・・・というように見ます。
濃霧や雪が降る雪原、また沢の詰めの深いヤブ漕ぎなどでとても有効な画面です。
手前ミソですが以前GPSのお陰ですくわれた実例をすこし。
GWの飯豊の縦走中、切合小屋に向かう小雪交じりの濃霧(視界は10以下)の中、トレースがない雪原をこの矢印を頼りに
歩いて距離が10mになったとき大きな黒い小屋が突然浮かび上がったときは嬉しかった。
また冬の甲斐駒黒戸尾根の下の急な尾根を雪を掻き分け掻き分け登っているときメンバー全員ヘロヘロ、気持ちも落ち込み「この辺でビバーク・・・」という雰囲気になったとき「小屋まであと150mだよ」と告げたらへたり込みそうになっていたメンバーの足取りが急に元気になったのもこの画面のおかげでした。

            トリップ画面
P9246015.jpg
見方 この画面は現地であまり頻繁には見ませんが以下のように使っています。
・日の入り までの時間。時々現地で確認する程度の利用。
・トリップ移動距離や総上昇距離 山行後に「こんなに歩いたんだ、登ったんだ」とジンマリしたり、記録に使ったり。
・日の出日没時刻  計画時点で出発時刻や歩行時刻、行程を決める場合に参考にします。
。電池残量 予備電池への交換のタイミング
・緯度経度  救助要請をする場合に場所の特定し、これを伝えれば素早く助けてもらえるな・・・と思っていますが
         いままで使ったことはありません。
         友人の例ですが朝日連峰を縦走して以東岳の下りで道を外しビバークし、翌日ヤブ漕いで道に戻ろうとしたが
         単独なので力尽きて警察に携帯で救助要請し、緯度経度を伝えたら1時間後にヘリコプターが来てくれ
         「助かった!」と喜んだがヘリは500mくらい北東のあたりで旋回して帰ってしまった。
         その後数回来てくれたが探しているところは同じで引き返してしまう。
         そのうち警察から「今日は日没で捜索を中止するから明日まで頑張って」と告げられガックリしていたら、捜索隊か
         ら「もう一度だけ行く。今回は目立つものを振って合図してくれ」と言われ、ヤブの中だから上から見えないのだと
         考えテントのフレームに黄色いビニール袋をつけて降ったら相変わらず500m向こうで旋回していたヘリが
         一直線に来てくれ救助してもらった。  ということがありました。
         結局伝えたこちらの緯度経度は役に立たなかったけど500mという近くまで来ていたので見つけてもらえたのだと
         思います。
         ちなみに友人がいた場所とヘリが探していた場所がズレた理由は友人は世界標準の測地系(WGS84)の
         緯度経度、ヘリが積んでいたGPSは日本測地系を使っていたのが原因でした。
         たまたまこの時は日本がそれまで使っていた測地系から世界標準に切り替えた直後だった。
         不幸にして台風通過中に行動してルートを外してしまったが①警察が薄暗くなるまであきらめず何度も捜索に来て
         くれたこと、②友人がGPSで位置を伝えたこと、③携帯が通じたこと、④予備の電池を数組持っていたこと、
         ⑤友人がパニックにならず冷静だったことなどの準備&努力により救助してもらうことができました。

話があらぬ方に行ってしまいましたが登山にはGPSの活用をお薦めいたします。ただGPSを使う前に読図の勉強は必須です。 
最近はスマフォがGPSにとってかわっているとの話も聞くのでそれもいつか検証してみたいと思っています。 

ロープの投げ降ろし
 沢登りで滝をリードして、後続を確保をするためロープを下に投げ降ろすことがあります。
 でもこれがなかなか難しくい・
 ①途中で絡まってしまったり、②木の枝に引っ掛かってしまったり、③相手まで届かなかったり、 ④やり直そうと思って
 手繰り寄せたら途中で引っ掛かってニッチもサッチもゆかなくなったり・・・ベテランでも上手くできないのです。
 その結果大事な時間を浪費したり、ひいては危険を招いたりしてしまいます。
 そこで小雨になったときに外に出て駐車場で皆で練習しました。
 設定は10m向こうにいる相手にロープを投げる。使うロープは8mm30m。
 <練習前の状況> 全部をまるいて相手に投げた。結果は途中でロープが絡まって団子になり届かず、引き寄せて
  やり直すのだが絡まったロープをほどくのにとても時間がかかってしまった。
 <練習後>スムーズに相手に届くようになった。
  ・・・・・・具体的には動画で説明します(popoさんが動画作成中。乞うご期待)・・・・

このあと三保駐在所に立ち寄って
駐在さんから山の情報を教えていただいた。
ここの駐在さんは20年も三保に勤務する西丹沢の安全登山に勢力されていられる人です。
私たちが根掘り葉掘り質問しても丁寧に2時間をかけて高齢者沢屋に捜索救助の実例や、西丹沢の古い地名、そして道路や林道をはずれ、実際に沢に入って危険個所のパトロールや点検や整備のご苦労などを教えていただきました。
その中でとても参考になったのは登山計画書の内容と扱いです。
まず内容は捜索する場合に必要な情報が書いてあること。
つまり①どんな人が何人、②どこに、③どういう状況でいるかがわかる情報が必要です。
次に扱いは計画書は捜索救助に着手するときあればよい、あえて事前に出さなくても捜索や救助要請するときに出してほしい
とのことでした。もちろん事前に提出が条例などで義務付けられている山域はそれに従がう。

玄倉林道の車両規制
駐在所を出て最近車両通行規制がされたと聞く玄倉林道のゲートに行きました。
P9226008.jpg
・車両とは自動車だけでなく自転車も含まれると思います。
 もちろん歩くのはOKです。
・そして「予告なく施錠する」という看板もあります。

P9226010.jpg
確かに鎖がありましたがフックで掛けられていて施錠はされていません。

うわさによると車両規制のきっかけは地元からの要望だそうです。
さらにいうと特に夏場にキャンパーが押しかけて路上駐車やゴミを散らかして帰るなどで地元に大きな負担をかけていることのようです。(もちろん神奈川県のHPによると規制の理由は「林道は普通の道路のような保安設備が整っていないから」となっています)
ところで今まで規制されていたゲートはどうなったのだろう? 夏場だけしまっていた小川谷林道の入り口の様子は?
以上の情報から○○を読み解くのは各自の責任でお願いいたします。

end
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[ 2016/09/24 09:21 ] 沢登り | TB(0) | CM(0)
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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