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”霧(kiri)”

自分で楽しんだ登山の記録を思い出しながらもう一度楽しんで書いています。 このブログを見ていただいた人に山や自然に興味をもっていただき、そして好きになって頂ければとてもうれしいです。 更にコメントをいただけるとなおうれしいです。コメントは山行名をクリックすると一番下に投稿欄が出ます。
”霧(kiri)” TOP > 沢登り > 巳ノ戸谷(奥多摩)

巳ノ戸谷(奥多摩)

日程  :2012年8月24日
場所  :奥多摩 日原川 巳ノ戸谷
メンバー:みかんさん、イッチャン、Yamaya
コース&タイム:八丁橋のゲート8:50→9:00降り口→8:05出合→10:50大畑窪→13:15→蛸口窪→14:40孫七窪→15:00五平窪出合(終了点)→(山道を下山)→17:00吊り橋→17:15林道→17:35ゲート
巳ノ戸谷軌跡

記録
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八丁橋先のゲート前に車をデポする。
林道の落石防止ネットの設置や路肩補強工事のため昨年の夏(8月2日は通れたけど)あたりから通行できない。
いつものことだが看板にはすぐ終わるように書いてあるが終わったためしがない。そこで係員がいたので「いつ終わるのですか?」と聞いたら「9月までだよ。でも延長するかも知れない」とのこと。
大雲取谷や唐松谷方面に行く場合は往復で3時間近く余計に林道を歩くことを計算に入れたほうが良い。
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ゲートから10分くらいでガードワイアーの切れ目がある。両方に赤い印がある。
下を覗くと踏み跡が。
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踏み跡はシッカリしているが急なので滑らないよう慎重に。
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降り立ったところは巳ノ戸谷出合の30m下流。
岩はクログロ&テカテカしている。案の定湿ってテカテカしているところはツルツル。乾いているところや水の中は滑り難い。沢2回目のイッチャンはスッテンコロリン・ボチャン!とやっていた。
「川原や岩のあるところは岩の上ではなく、なるべく低いところを歩いてください。転び難いし、コロンでも落ちないのでダメージが小さいから」とアドバイスする。
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巳ノ戸谷の出合(合流点)。流木があってわかり難いが右が日原川本流、左が巳ノ戸谷。
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苔むした巳ノ戸谷へと入って行く。
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岩はテカテカ・ヌメヌメ・ツルツル
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すぐに現れました。巳ノ戸谷大滝15m。ほとんど直瀑で直登は無理。
ここは少し戻って右から(左岸)を巻く人が多い。天邪鬼な私は左から巻くことを検討中。左は右よりかなり高いな・・・と思いつつ。
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左のルンゼに取り付く。
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30mロープ3ピッチで沢に下りたち滝の落ち口方向見ると「アレ~左岸には立派な道があった。しかも石垣まで」・・・・。やっぱり素直に左岸(右)を巻けばよかった!
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しばらく平凡な渓相が続きます。
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忌山の悪罵(イヤマのアクバ)の入り口です。
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いくつかの滝をシャワーを浴びながら越えて行きます。
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3m、4m、8m滝が連続している。
3mは右の水の中を、4mは右の草付きバンドから超えます。
4mと8mの滝壺は深く、下の滝の落ち口付近だけが浅い。
この4mを登ってしまうと次の8mは厳しいぞ。もしダメだったらどうやって撤退するか・・・でもこんなときのためにハーケンを数本隠し持っているので安心です。
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4m滝を登ると下からは見えない右の岩陰にハーケンが2本あり、シュリンゲが下がっていた。
どうやらこれで懸垂して撤退した人もいるようで一安心。
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8m滝の右はツルツル。ルートは左で途中に3本のハーケンにシュリンゲが下がっている。
2本目まで登ったがその上の外傾した小さなテラス状がツルツルしていて、ホールドも弱く乗りあがる勇気がでない。下は深い滝つぼだし・・・単独で越えている人もいるのだから・・・と思うがヤッパリ怖い。
悔しいがロープをシュリンゲに通して降りてしまった。ここでウジウジとかなりの時間を浪費してしまった。
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4m滝を撤退する。立っていられるのは落ち口の土手状の狭い岩の上だけ。
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左のルンゼから巻きです。
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忌山の悪場最後の6m滝。ガイドブックによると以前はこの流木が左にあって登り易かったらしいが木が右に移動してしまい登りにくくなったとのこと。
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左壁を登ります。途中にハーケンが1本あったけど手が届かず1本打ち足してしまいました。
(自分で打ったのは残置せずシッカリ回収させていただきました。悪しからず)
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登れもしないのに一チョ前にチャレンジを装うものだからドンドン時間を浪費して忌山の悪場を抜けたら13時を過ぎていた。
「アッ! この沢の下りは山道が不明瞭で時間が掛かるのだ、モタモタして暗くなったら最悪だ!急がなくっちゃ!」と思い出す。
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登れそうだな~ と見ていると「時間がないから巻きましょ!」とメンバーに言われてしまった。
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悔しいけど(内心ホッ!)右から巻きました。
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ここも右から巻いちゃいました。
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孫七窪出合
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ドンドン巻きます。
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五平窪。ほとんどの人がここで終了します。
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さあ、これからが本番。不明瞭な山道を探さなくっちゃ。
丁度五平窪出合の10mくらい下流の左岸(向かい側)の斜面に程度のよいワイヤーが斜面に垂れ下がっていました。これに掴まって登ります。
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30mくらい登るとかすかな踏み跡があったのでそれを伝って斜面のトラバースを始める。
あとで思ったのだがワイヤーはもっと続いていたのでそれを辿ればもっとよい踏み跡があったのかもしれない。
もっと良いのは孫七窪と五平窪出合の丁度中間の右に緩やかに登る涸れ沢があるのでここを70mくらい登れば明瞭な道に出られる・・・ようだ。
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しばらく急斜面をトラバースしていると20mくらい上の斜面に1本の腺が横切っている感じ。
そこまで登ってみるとこの道があった。
今は使われていないが所々石垣などもあり、シッカリした道だった。
この道は登山道ではない。昔、五平窪辺りにワサビ田があり、そこまで通じていた作業道(農道?)だったのかもしれない。
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一箇所崩れた沢により道が無くなっていた。ここはアンザイレンして渡った。
私たちはチェーンアイゼンを付けていたので比較的簡単だったがない場合はかなり怖そうだった。
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ブナの若木の優しい林。
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道が二俣になっている。下の方が幾分シッカリしていたのでそちらに進む。正解だった。
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朽ちた小屋の残骸。荷継ぎ小屋あるいは雨宿りなどの避難小屋だったのかも知れない。
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尾根を回り込むと右斜め後ろに下る道の二俣になる。良く見ていないと真っ直ぐの道が立派なので通り越してしまいそうだ。・・・その先がどうなっているか知らない。
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ジグザグに下って日原川に着いた。あそこに1本橋が掛かっている。エッツ!アレを渡るのか?マサカ!
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すこし上流に立派な吊り橋がありました。
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吊り橋を渡って急な斜面に付けられた道をジグザグにのぼってやっと林道にでました。
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やく20分でゲートに着いた。もう歩かなくていいのだ!

最近、尾根でもハイキングでも沢でも、とにかく山の中を歩いていると身体も心も調子いい。家でダラダラしているよりよっぽど気持ちよい。なんだか幸せを感じる今日この頃です。

  関連記録:みかんさんのブログ

終わり



関連記事
[ 2012/08/25 17:07 ] 沢登り | TB(0) | CM(1)
厳しいけど、素敵な谷でしたね☆
yamayaさん、今回もご一緒させて頂きありがとうございました^^/
巳ノ戸谷は以前から懐いていた通りの厳しい谷でした。
でも緑深く心洗われ、難しい反面、登れる滝も多く、心から堪能させて頂きました。
一つ不満は私の写真が一枚も無いこと。せめて一枚くらい・・・

と思っていたら、いつの間にか写真が追加されていました。
確かカメラが変で、何も映っていなかったと言っていた筈だけど・・
[ 2012/08/25 22:34 ] [ 編集 ]
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団塊世代前の自称”昔の山男”です。仕事に追いまくられている間は山どころではなかったけど、定年を機に青春を懐かしんでまた登り始めました。これからドンドン友達を増やして、青春を取り戻そうと目論んでいます。・・が、2年前に変人(片腎(腎臓を1コ切除))になってしまいましたので、ガンガンは無理だよな~~・・分かってはいるけど・・おまけに性格も悪いしな~
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